• ベストアンサー

俳句の簡単な意訳をお願いします。

「口真似の師のかげふまず小節季候」 絵師、豊原国周が師である三代豊国が亡くなった際に読んだ句です。 なんだかいい雰囲気の句だなと思うのですが、 何分国語能力がないもので、いまいち訳が掴めません。ぜひ意訳をお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • hakobulu
  • ベストアンサー率46% (1655/3578)
回答No.2

「節季候」は門付け芸人のことのようですね。 口真似の芸で家々を回り生活の糧にする人たちがいたのでしょう。 その芸人の弟子なのか子供なのか、小さな節季候が後を付いて歩いている。 師の影を踏まないのは師に対する礼儀ですが、門付け芸人というのは一種の乞食という見方もできたようで、そのような身分の芸人でもきちんとした礼儀を持っている。 という光景に、師に対する自分自身の気持ちを重ね合わせて表現しているように解釈しました。 豊原国周は相当奔放で型破りな人間だったようです。 妻を40人も替えたり、宵越しの金は持たないというようなは破天荒な生活ぶりが wiki に書かれています。 おそらく本人もそのように評価されているという世間の目は承知していたように思います。 世間からはまともな生き方をしているとは思われていないであろう自分ではあるが、同じような評価をされているだろう小節季候でさえきちんと師に対する礼を知っているのと同じように、師匠に対する尊敬の念だけは、亡くなった後も変わらず持ち続けている。 といったようなことかなと感じました。  

yuyu0328
質問者

補足

回答ありがとうございます! 「節季候」の意味が解らなかったので、わかりやすい説明も含め大変参考になりました。 直接的な意味だけでなく、二重の意味がかかっているところが味わい深いですね。

その他の回答 (1)

noname#85833
noname#85833
回答No.1

俳句は素人ですが、私もいい雰囲気に感じました。 「小節季候の口真似をしてみたが、やっぱり師匠には負けるわい」 師匠は小節季候の口真似が得意で上手で滑稽だったのでは、と思います。 自分もやってみたが、師匠のように上手くいかなかったという、ホロリとした感じにとりましたがどうでしょうか。 小節季候については、次のURLを参考にしました。 http://daidogei.at.webry.info/200801/article_4.html

yuyu0328
質問者

お礼

回答ありがとうございました! 「節季候」というものが大道芸人だったとは… ここの意味がとくに解らなかったので、大変参考になりました。 お門違いな解釈をしてしまわなくてよかったです。 URLも有難うございました!

関連するQ&A