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自然な日本語に添削していただけないでしょうか。(「君の好きな色は変わらず淡い淡い紫でしたね」)

 日本語を勉強中の中国人です。文章力をつけたいので、作文の練習をしています。次の作文を自然な日本語に添削していただけないでしょうか。   「君の好きな色は変わらず淡い淡い紫でしたね」  先日、中村雅俊さんの「時」という曲に偶然出会った。以来、その中の「君の好きな色は変わらず淡い淡い紫でしたね」という歌詞は脳裏を離れない。  ある箱をあけた。静かにしまっているあるものを取り出した。それは昔、私の一番好きな色、淡い紫の髪留めだ。学生時代の彼が初めてくれたプレゼントだった。当時、彼の照れそうな顔はいまでもよく覚えている。私は髪留めを眺めながら、昔の自分に会ったような気がした。  また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

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  • hakobulu
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回答No.4

1、 > 先日、中村雅俊さんの「時」という曲に偶然出会った。 → 先日、中村雅俊さんの「時」という曲を【初めて聞く機会があった】。 : 間違いではありませんが、このように表現することもよくあります。 2、 >以来、その中の「君の好きな色は変わらず淡い淡い紫でしたね」という歌詞は脳裏を離れない。 →以来、その中の「君の好きな色は変わらず淡い淡い紫でしたね」という歌詞【が】【頭を】離れない。 →以来、その中の「君の好きな色は変わらず淡い淡い紫でしたね」という歌詞【が】脳裏【に焼きついて】離れない。 : a. 『「君の好きな色は変わらず淡い淡い紫でしたね」という歌詞』について述べるのが主眼、というよりは、 「離れない」ということを述べるのが主眼の文である。 と捉えるのが自然です。 『「君の好きな色は変わらず淡い淡い紫でしたね」という歌詞』は、 その主眼の対象を特定するために用いられるので「が」を使うほうが自然です。 b. 「脳裏」は「頭の中 / 心の中」という意味なので、「脳裏をよぎる」「脳裏に焼きつく」という定型句でよく使われます。 「脳裏を離れない」という表現はあまり使われません。 「脳裏に焼きついて離れない」でも良いのですが、やや大げさな印象になります。 肩の力を抜いて「頭を離れない」とするのが最も自然でしょう。 3、 > ある箱をあけた。静かにしまっているあるものを取り出した。それは昔、私の一番好きな色、淡い紫の髪留めだ。 →【 私のかつて一番好きだった色が淡い紫だ。 ある箱の中に大事にしまっている髪留めも淡い紫色をしている。  久しぶりに取り出して眺めてみた。】 : a. 「(ある箱を)あけた」という動作が、前の「(歌詞が頭を)離れない」という状況に続く文としては唐突なので、違和感を与える構成になっています。 「私には大事にしているひとつの箱がある。 歌を聴いた後、その箱をあけてみた。静かにしまっているあるものを取り出した。」 などという流れであれば自然です。 しかし、これでも「淡い紫色」との関連がなかなか登場しないので、やや「まだるっこしい印象」を与えてしまいます。 なるべく原文に沿って添削したいのですが、ここは順序も含めて大幅に手を加えたほうが良いと判断しました。 b. 「静かにしまっている」は違和感が残ります。また、 「しまっていた」と過去形にするほうが良いでしょう。 「大事にしまっていた」 「密かにしまっていた」 など。 c. 読点を付けた「それは昔、」は、(たぶん)副詞的用法になるので、「~だった」「~していた」「~であった」などといった表現に掛かる必要があります。 「それは昔、私の一番好きな色だった」など。 4、 >学生時代の彼が初めてくれたプレゼントだった。 →学生時代の彼が初めてくれた【プレゼントだ】。 : この時点で読者は「髪飾りを目の前にしている気分」になっていますから、現在形のほうが自然です。 5、 >当時、彼の照れそうな顔はいまでもよく覚えている。 →当時【の】彼の【照れくさそうな】顔はいまでもよく覚えている。 : a. 読点を付けた「当時、」は、(たぶん)副詞的用法になるので、「~だった」「~していた」「~であった」などといった表現に掛かる必要があります。 「当時、彼は照れくさそうな顔をしていた」など。 b. 「照れくさい」という形容詞があります。http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn/134278/m1u/%E7%85%A7%E3%82%8C%E8%87%AD%E3%81%84/ 6、 >私は髪留めを眺めながら、昔の自分に会ったような気がした。 →私は髪留めを眺めながら、昔の自分に【出会った】ような気がした。 : 間違いではありませんが、 http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn/131295/m1u/%E5%87%BA%E4%BC%9A%E3%81%86/ 「出会う」のほうが偶然性のニュアンスが強くなるので、このシチュエーションでは「会う」ではなく「出会う」のほうが適切でしょう。 7、<要注意点> 「歌詞は」 「静かにしまっている」 「それは昔、~」 「当時、~」 自然度:45% 8、<まとめ>  先日、中村雅俊さんの「時」という曲を初めて聞く機会があった。 以来、その中の「君の好きな色は変わらず淡い淡い紫でしたね」という歌詞が頭を離れない。  私のかつて一番好きだった色が淡い紫だ。 ある箱の中に大事にしまっている髪留めも淡い紫色をしている。  久しぶりに取り出して眺めてみた。 学生時代の彼が初めてくれたプレゼントだ。 当時の彼の照れくさそうな顔はいまでもよく覚えている。 私は髪留めを眺めながら、昔の自分に出会ったような気がした。  

awayuki_cn
質問者

お礼

 ご親切に教えていただきありがとうございます。短い文ですが、間違いがいっぱいありますね。ご丁寧に説明してくださり、大変助かりました。とても参考になりました。本当にありがとうございました。頑張ります。

その他の回答 (5)

noname#123390
noname#123390
回答No.6

ANO。2 です。ご質問があったので、簡単にお答えします。 「君の好きな色は変わらず淡い淡い紫でしたね」 この題名から思い浮かべられるこの恋愛の継続時間は、かなり長かったと思われます。  ”変らず”という言葉から、女性の色に対する好みが恋愛期間中ずっと続いていた(一見当たり前のことですが、それを強調しなければならないほどに)長い間変らなかったという想像からです。 それに対して、”そのころの女性”が髪留めに集約されている(今は違う)ところから、恋愛は余り長くは続かなかったのかと想像されます。 ご参考まで。

awayuki_cn
質問者

お礼

 申し訳ありませんが、おっしゃる意味はよくわかりません。特に「”そのころの女性”が髪留めに集約されている(今は違う)」が意味不明です。

  • IXTYS
  • ベストアンサー率30% (965/3197)
回答No.5

「君の好きな色」(#1)  先日、中村雅俊さんの「時」という曲を小耳に挟んだ。(#2) 以来、その曲の一節「君の好きな色は変わらず淡い淡い紫でしたね」が脳裏を離れない。  箱をあけ、秘かに(#3)しまっておいた(#4)あるものを取り出す。それは淡い紫の髪留め。 私の一番好きな色だ。(#5) 学生時代、彼からの初めてのプレゼントだ。 彼のその時の照れ臭さそうな(#6)顔は今でも良く覚えている。 その髪留めを眺めていると、昔の自分に戻った(#7)ような気がした。 (#1)タイトルが少し長いように感じます。 (#2)出会うというのは後になって人生に大きな意味合いを持つ出来ごととなったことを意味しています。 この曲をあなたがどこか大きなイベントで歌うようになるといった関係があれば『出会い』と表現出来ますが、ちょっと聞いたくらいでは使いません。 (#3、4)この箱の中身はあなたと彼の思い出がしまってある大事なもの。 こういうときは『秘かにしまっておいた』が適切な言葉使いです。 (#5)一つの文章で多くのことを言わない方がインパクトがあります。 髪留めを言い、後で好きな色を表現する方が君とが伝わりますね。  (#6)awayukiさんは将来日本語の文章を書いて職業にされるお積もりがおありと拝見します。 もしそうなら、このプレゼントをくれた彼とあなたとの現在における関係もどこかに匂わすくらいの繊細さが必要ですね。 文章には余韻が必要なのです。 これは中国語だろうがフランス語だろうが変わりません。 文章は読み手に何かを期待させるものがなくては意味がありません。 何も期待させない文章は『書くための文章』に過ぎません。 私はあなたが将来、そういう夢を持っておられると信じ、お助けしているのです。 『照れ臭い』がこの場合適切な表現だと思います。 (#7) この場合、会ったとするか戻ったが良いのか。 私は『戻った』にロマンスを感じます。  

awayuki_cn
質問者

お礼

 ご丁寧に教えていただきありがとうございます。いろいろな言い回しとテクニックを習得しました。自然な日本語を話したい、書きたいです。もともと文章で自分の感覚を伝えることが結構好きなので、外国語でそれをするのがさらに面白いと思います。頑張ります。これからもよろしくお願いいたします。

noname#142902
noname#142902
回答No.3

 こんにちは。  私の「感性」で添削していきます。人によって解釈の仕方が違うと思いますので。  △「文章力をつけたい」→「より良い文章を書きたい」  ●「文章力」という単語はほぼ使わないかと思います。ちなみに、国語辞典には載っていませんでした。  ※参考:新明解国語辞典、2005年、1332項、三省堂  △「歌詞は脳裏を」→「歌詞が脳裏を」  ●「は」より「が」の方が「強い」意味を感じます。「は」では「他にも脳裏を離れない歌詞があるの?」と突っ込めます。  △「しまっているあるもの」→「しまっている物」  ●平仮名ばかりで単語の切れ目が分かり辛いです。  △「照れそうな顔」→「照れた顔」or「恥ずかしげな顔」  ●「……そう」は「……」の行為の途中と考えられます。例を挙げます。  ※彼は優勝しそう。……「彼」は「まだ」優勝していない。  ※彼は優勝した。……「彼」は「既に」優勝した。  ●ですので、「照れそう」では「まだ照れていないのか」と解釈できます。  ※文章では「同じ」表現でも、使う単語を変えるとより良いと思います。同じ事を「形を変えて」表現するということです。  ※文章では「読みやすさ」や「発音」も大事です。  ※小説では使う漢字が与える印象まで考えると更に良いです。  では、私なりの文章にしてみます。小説風です。  ●この前、中村雅俊さんの「時」という曲を知った。それからというもの「君の好きな色は変わらず淡い淡い紫でしたね」という歌詞が忘れられない。なぜだろう。  ●その歌詞が気になったのだろうか。ある箱を開けて、思い出の品を取り出した。それは私の髪留めだ。淡い紫が髪によく映える宝物、学生時代に彼がくれた初めての贈り物……。あの頃の、恥ずかしそうな彼の顔は今でも覚えている。私は髪留めを眺めながら、忘れかけていた、あの頃の自分を見つけたような気がした。  私自身勉強になりました。ありがとうございました。

awayuki_cn
質問者

お礼

 早速のご回答ありがとうございます。いろいろなアドバイスを下さり、大変参考になりました。とても助かりました。本当にありがとうございました。

noname#123390
noname#123390
回答No.2

殆ど不自然さのない文章だと思います。これからの私の指摘は、多分個人的な好みに近いかもしれません。 「君の好きな色は変わらず淡い淡い紫でしたね」 これは質問者様の創作ではないのかもしれません。この題名は、二人の交際が短期間のものではなかったということを暗示していますが、その感じと以下の本文の内容が少しずれているのかなというところが気になりました。たいしたことではないのかもしれません。この場合は淡い紫という一点の合致だけで充分でしょう。 <先日、中村雅俊さんの「時」という曲に偶然出会った。以来、その中の「君の好きな色は変わらず淡い淡い紫でしたね」という歌詞が脳裏を離れない。> は でも意味は通り問題はないと思いますが、 が の方が文法的に正しく、それに感じとしてインパクトが強いと思います。 <ある箱をあけた。静かにしまっていたものを取り出した。それは昔、私の一番好きだった色、淡い紫の髪留めだ。学生時代の彼が初めてくれたプレゼントだった。その時の彼の照れくさそうな顔はいまでもよく覚えている。私は髪留めを眺めながら、昔の自分に会ったような気がした。> ある が続きますので、ちょっと気になりました。箱をあけた。静かに締まっていたものを-- でもいいと思います。 昔 すきだった と時制をあわせました。今は好きではないような感じを与えたいのならなおさらです。 照れそうな とは言いません。 ご参考まで。

awayuki_cn
質問者

お礼

 ご親切に教えていただきありがとうございます。大変参考になりました。本当にありがとうございました。

awayuki_cn
質問者

補足

>「君の好きな色は変わらず淡い淡い紫でしたね」 これは質問者様の創作ではないのかもしれません。この題名は、二人の交際が短期間のものではなかったということを暗示していますが、その感じと以下の本文の内容が少しずれているのかなというところが気になりました。たいしたことではないのかもしれません。この場合は淡い紫という一点の合致だけで充分でしょう。  なぜ「その感じと以下の本文の内容が少しずれている」とおっしゃるのでしょうか。「淡い紫という一点の合致」はどういう意味でしょうか。

  • kagiyo
  • ベストアンサー率25% (8/32)
回答No.1

■曲に偶然出会った →「曲に出会う」という表現は、普通は不自然です。ですが質問者様の場合、「時」という曲に特別の思い入れがあるようですので、この場合は自然かもしれません。 ■歌詞は脳裏を離れない →「歌詞が脳裏を離れない」のほうが自然と思います。 ■それは昔、私の一番好きな色、淡い紫の髪留めだ → 「それは昔、私が一番好きだった色、淡い紫色をした髪留めだ」 ■当時、彼の照れそうな顔 → 「当時の、彼が照れていたような顔」または  「当時の、彼が照れていた顔」のほうが自然だと思います ■昔の自分に会ったような気がした。 →「昔の自分をはっきりと思い出していた」 -------------------------------------------------------- 最後の「昔の自分に出会った」について、日本語にはこのような表現はありませんが、「本当に昔の自分を強く鮮明に思い出した」という表現として意味は通じると思います。これが小説などの創作であれば「昔の自分に出会った」は表現方法として優れていると思います。 以上、参考にしてください。

awayuki_cn
質問者

お礼

 早速のご回答ありがとうございます。大変参考になりました。本当にありがとうございました。

awayuki_cn
質問者

補足

>→ 「当時の、彼が照れていたような顔」または  「当時の、彼が照れていた顔」のほうが自然だと思います  全文は何でしょうか。「当時の、彼が照れていたような顔はいまでもよく覚えている」と「当時の、彼が照れていた顔はいまでもよく覚えている」でしょうか。どうも文が通らないような気がします。