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綺麗な日本語に添削していただけないでしょうか

 私は中国人で日本語を勉強しています。文章を書く能力を伸ばしたいと思い、作文の練習をしています。一匹の猫が屋根の上を歩いている姿を見ました。屋根にちょっと高い台があり、猫はその台に登りました。この場面を綺麗な日本語で書きたいのですが、教えていただけないでしょうか。疑問に感じた箇所を後ろに補足させていただきました。  「屋根で歩いている白猫は足を緩める。猫は背中を丸め、身を踊らして、白い弧線を描き、さらに高い台に上がる。」 1.「あがる」と「のぼる」のニュアンスを教えてください。 2.入れられるふさわしい擬態語をご存知であれば、ぜひ教えてください。  また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ大変助かります。よろしくお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • Parismadam
  • ベストアンサー率65% (2756/4211)
回答No.7

こんにちは。この前のご質問にも回答していますので、そちらもご参照下さい。 ご質問1: <この場面を綺麗な日本語で書きたいのですが> 以下の点に注意されるといいでしょう。 1.「屋根で歩いている」: (1)格助詞は「で」ではなく「を」になります。 (2)これは、「歩く」という動作が意志的で発動的な動作なので、場所となる対象を明確に「を」で示すのです。 例: 「道を歩く」(O)「道で歩く」(X) (3)従って訂正例は 「屋根を歩いている」 となります。 2.「足を緩める」。: 「緩める」という動詞を使われるのであれば「歩を緩める」とします。これは「歩く速度を落とす」意味で使われます。 3.「身を踊らして」: (1)送り仮名は「躍らせて」が正しい用法です。 (2)他にも 「身を翻して(ひるがえして)」 なども俊敏なニュアンスが出ます。 4.「白い弧線を描き」: 「線」はない方が描写的です。 5.「さらに高い台に上がる。」: 前文から、猫の身軽で俊敏な動作が感じられますから、「台に上がる」は「飛び乗る」などの方が、「リズミカルな動き」が出せます。 ご質問2: <1.「あがる」と「のぼる」のニュアンスを教えてください。> 1.「あがる」: (1)物が低い所から高い所に移る意味です。 (2)「移動」にポイントがあります。 (3)移動だけに焦点がある場合もあり、それが「のぼる」と異なります。 例: 「腕があがる」(O) 「腕がのぼる」(X) 2.「のぼる」: (1)その物全体が高い所に達する意味です。 例: 「坂をのぼる」 「山にのぼる」 (2)「到達」にポイントがあります。 (3)また、高い方、高い所に「行く」という意味で「進行」に焦点がある場合もあります。 例: 「川をのぼる」(川上の方に行く) 3.ご質問文の「猫が高い台にOOる」の場合は、猫が「低い場所から高い場所に移る」ということになりますから、「上がる」が相応しいのです。 ただ、上記の回答の通り、ここでは敏捷な動きを出すために 「飛び乗る」 などの方が適切だと思われます。 ご質問3: <2.入れられるふさわしい擬態語をご存知であれば、ぜひ教えてください。> それを踏まえて訂正例は以下のようになります。 また、ここでは叙述的(描写的)過去形(Narative past)の方が、写実性が出て個人的にはしっくりくると思いますので、それで描写してみます。 例1: 「屋根を歩いていた白猫はその歩を緩めた。彼は背中を丸め、ひょいと身を踊らせて、白い弧を描き、高台に飛び乗った。」 例2: 「屋根を歩いていた白猫は足を止め、背中を丸めたかと思うと、さっと身を翻して(ひるがえして)、白い弧を空(くう)に描き、高台へと飛び移った。」 例3: 「屋根を忍び足で歩いていた白猫は、突然歩を止めたかと思うと、さっと背中を丸め、ひらりと身を踊らせて、白い弧を空に描きながら、高台へと飛び移った。」 ご質問4: <また、質問文に不自然な表現がありましたら> 「入れられるふさわしい擬態語」 意味は十分通じますが、もっとこなれた表現なら 「この場面・情景にふさわしい擬態語」 とするといいでしょう。 それでけです。それ以外はいつもながら完璧です。 小説を書かれているのでしょうか。日本でお好きな小説家がおられますか?小説など、大体は換骨堕胎な作品が多いですから、お好きな小説家の作品を読まれて、自分なりの表現の参考にされるといいと思いますよ。頑張って下さい。 以上ご参考までに。

1mizuumi
質問者

お礼

 お礼が大変遅くなりまして申し訳ありませんでした。いろいろな書き方を紹介していただきありがとうございます。小説はまだたくさん読んでいません。好きな日本の作家にたくさんめぐりたいと思います。本当にありがとうございました。がんばります。

その他の回答 (6)

回答No.6

> 入れられるふさわしい擬態語をご存知であれば、ぜひ教えてください。 この件に関してお答えするのを忘れていました。 前回添削した文ではオーソドックスに「さっと」と書きましたが、軽快で素早い猫の動作を表現する言葉としては「ひらりと」などがお勧めです。猫が軽やかに宙を舞う様子が目に浮かぶ表現です。 他には「ぴょんと」や、sanoriさんがお書きになっている「ひょいと」もいいと思います。これは長年音信不通だった家族が「ひょいと帰ってきた」のように突然の出来事を表現する場合によく使われます。この他にも色々ありますが、この種の表現はあまり奇をてらうとギクシャクした印象になるので、程々に留めた方がいいと思います。 「身を踊らして」 sanori さんがおっしゃる通りですね。私も今気付きました ( ^^; 正しくは「躍らせて」です。一応文法上の説明を補足します。 「躍ら・せ・て」 「せ」は使役の助動詞「せる」の連用形で、これは五段動詞・サ変動詞の未然形に付きます。「て」は接続助詞です。 ちなみに‥ 「日本語を勉強してくれて、うれしいです」 これは敬語表現として適切ではありません。偉い人が下の人を見下している感があります。 ・・・ と、下記のご質問でどなたかがおっしゃっていました (笑) 「私は日本語を勉強している(勉強中の)中国人です」は自然な日本語だと思われますか http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4179496.html?ans_count_asc=0

1mizuumi
質問者

お礼

 お礼が大変遅くなりまして申し訳ありませんでした。たくさんの擬態語を紹介していただきありがとうございます。大変参考になりました。本当にありがとうございました。

  • sanori
  • ベストアンサー率48% (5664/11798)
回答No.5

こんばんは。またお会いしましたね。(笑) 日本語を勉強してくれて、うれしいです。 >>>屋根で歩いている白猫は  → 屋根の上を歩いている白猫は    (「上で」でも正しいのですが、この場合は「上を」が普通です。理屈ではなく習慣です。「平野を流れる川」と同様です。) >>>身を踊らして、    (送りがなと漢字の両方が間違っています)  → 身を躍らせて >>> 1.「あがる」と「のぼる」のニュアンスを教えてください。 「あがる」は、ある場所から、それより高い場所へ(単に)移動すること。 「のぼる」は、ある場所から、それより高い場所へ徐々に移動すること。 というような感じです。 >>> 2.入れられるふさわしい擬態語をご存知であれば、ぜひ教えてください。 わざと、擬態語を入れすぎの文章にしてみますね。(笑) (普通は、こんなに擬態語の入った文章はありません。) 「ほかほかとした屋根の上をのろのろと歩いている白猫は足をぬくぬくと緩める。猫は背中を丸め、ひょいと身を踊らして、さっと白い弧線を描き、さらに高い台に上がる。」 >>> 質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ大変助かります。 「擬態語をご存知であれば」は、「擬態語をご存知でしたら」とするのが適切です。 さて、 以前の自己紹介に使われていた 「日本語を勉強中の中国人です。」 という書き方は、おやめになってしまったのですか? 前回のご質問に対し、重箱の隅をつつく(じゅうばこのすみをつつく)ような回答があったから、 「私は中国人で日本語を勉強しています。」 に替えられてしまったのだと推察します。 しかし、気にすることはないですよ。 日本人であっても、日本語を正しく理解していない人は、たくさんいます。 話し言葉ではなく、書き言葉であれば、 「日本語を勉強中の中国人です。」 は、とても自然で、かつ、簡潔な自己紹介です。 ぜひ復活させてください。 では、また!

1mizuumi
質問者

お礼

 お礼が大変遅くなりまして申し訳ありませんでした。ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。わかりやすいです。たくさんの擬態語が習得できて嬉しいです。自己紹介文をやめていません。お気遣いありがとうございます。いろいろな言い方にチャレンジしてみたいと思っただけです。大変参考になりました。本当にありがとうございました。

回答No.4

こんにちは、いつもお返事をありがとうございます。 「その猫はしばらく屋根の上を歩いていたが、ふと立ち止まって背中を丸めたかと思うと、次の瞬間さっと白い弧を描いて隣家のより高い屋根に飛び移った」 (1) 「屋根より高い鯉のぼり」ならいざ知らず、「屋根より高い台」などという物を私は想像できません。 (2) 「足を緩め‥」では停止したことにはなりません。その状態からジャンプするのは不自然です。逆にゆっくり歩いていた猫が足を速めて、その勢いで飛ぶことはあるでしょう。1mizuumi さんのお書きになる文は、日本語の表現以前にその辺の観察力が全般に甘いと思います。 > 「あがる」と「のぼる」のニュアンスを教えてください。 状況にもよりますが、少なくともこの文ではどちらでもいいと思います。 以上、ご参考までに。 - 余談 - * このサイトにおける「参考意見」の定義は次の通りです 回答内容に根拠または自信はないが、参考としてほしい時に選択 したがって「ご参考までに」と書いた場合、整合性の観点から「回答に対する自信」の欄で「自信あり」を選択できませんが、一応自信はあります ( ^^

1mizuumi
質問者

お礼

 お礼が大変遅くなりまして申し訳ありませんでした。ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。大変参考になりました。本当にありがとうございました。

  • jo-zen
  • ベストアンサー率42% (848/1995)
回答No.3

1.について  「あがる」と「のぼる」は、低いところから高い所に移ることを意味しますが、「のぼる」が「経路に従って」というニュアンスが強いのに対して、「あがる」は「経路」などは関係ない場合でも使われます。   ex)「山にのぼる」「煙がたちのぼる」「階段をのぼる」       山道に従って、一直線に、階段という経路を     「花火があがる」「火の手があがる」「飛びあがる」       一回一回違う結果となるニュアンスがあり、経路に従ってということにはなりません 2.について 創作文を添削するとすれば、 「屋根の上を歩いている白猫は歩みを緩める。それから、猫は背中を丸め、身を踊らせて、白い弧線を描き、さらに高い台に上がる。」 時制が、現在になっていますが、過去にしなくても、状況を説明する場合は間違いではありません。但し、一般的には違和感を持つ人が多いと思いますので、 「屋根の上を歩いていた白猫は歩みを緩めた。それから、猫は背中を丸め、身を踊らせて、白い弧線を描き、さらに高い台に上がった。」 と過去形にした方がいいかもしれません。また、副詞や擬態語などを入れて修辞するとすれば、(※過去形の文で説明します) 「屋根の上を歩いていた白猫は歩みをふと緩めた。それから急に、猫は背中を丸め、さっと身を踊らせて、白い弧線を描き、さらに高い台に上がった。」 などとすればいいかと思います。「足を緩める」には違和感を感じましたので、「歩みを緩める」に変えました。「ふと」=「急に」、「さっと」=「素早く」となります。 3.その他、不自然だと思ったところ 質問のタイトル「綺麗な日本語に」は「自然な日本語に」などとした方がいいと思います。また、場合によっては、「格調高い日本語に」とした方が、質問の意図が強く伝わるように思います。 「疑問に感じた箇所を後ろに補足させていただきました。」という文も意味は汲み取れますが、自然な感じではありません。「私自身、考えてもよくわからなかった点を、創作文の後ろにあげましたので、特にその点について教えていただければ幸いです。」などとした方がいいかと思います。 以上、参考になれば幸いです。

1mizuumi
質問者

お礼

 お礼が大変遅くなりまして申し訳ありませんでした。ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。疑問に思ったところがすっきりしました。質問文の添削にも感謝いたします。これから気をつけます。本当にありがとうございました。

noname#63879
noname#63879
回答No.2

>屋根で歩いている白猫は足を緩める これは白猫が屋根の上を歩くと“必ず”足を緩めるという ニュアンスに取れます もし目にした猫がたまたまそのような行動をとったのを 表現したいのであれば 『屋根を歩いている白猫が足を緩める』 です 屋根を歩いている白猫が足を緩める 背中を丸め その身を踊らすと 白い弧線を描き 一つ高い台へ登った がいいのではと思います あがるは道があるところを上昇した時に用いる のぼるは道が決まっていないところを上昇した時に用いますね 水蒸気などは決められた道があるわけではないのでのぼるになります 山は今では整えられた道があるのであがるがあっていますが そもそも人間に用意されていた道などはなく 道無き道を行っていたところからのぼると今でも使われます 擬態語ですが 白い弧線が見えるということは 残像が連続するほどの速度 ということですから スピード感があるもので シュ シャ サッ スッ などだと思います そしてそれ以上のスピード感を出すのであれば 高い台へ上がる様子を省略しいきなり着地の擬音語を入れると いう書き方もありますよね スタッ などです

1mizuumi
質問者

お礼

 お礼が大変遅くなりまして申し訳ありませんでした。ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。私の文の与えるイメージがよくわかりました。大変参考になりました。本当にありがとうございました。

  • hiyodora
  • ベストアンサー率24% (61/250)
回答No.1

「屋根上を歩いていた白猫がふと足を緩めた(止めた)。次の瞬間、猫は背中を丸めたかと思うと、ふわっと身を踊らして白い弧線を描きながら、上段に上がった」 書かれていた文章は日本人が英語を訳したときのようで(笑)、意味はわかるけどムービー(動画)的でない感じです。例えば小説の文章のように考えると上のような感じかなと思って書いてみました。 1比較をすると上がるの方が重力がない感じもしくは垂直上昇↑、のぼるは、よっこらしょと階段や坂を上がる感じ/。 例:エレベーターはあがる、さがる。成績があがる、さがる。   山や階段はのぼる、おりる。 2擬態語として入れるのは猫の動作に関してですよね、  シャッと・シャーっと・シュッと(すばやい)、すっと・すらっと・するりと(しずかにはやい)、すうっと(無音で普通の早さ)ひらっと(身をひるがえし、おどるように)、どさっと(重くのろい)、ふわっと・ふんわりと(かるい、あまりはやくない)、ずるっと(おもくすべる)等々ですが、この場合はひらっとや(踊るを強調するとき)シュッと(速い弧線を強調するとき)などもいいとおもいます。

1mizuumi
質問者

お礼

 お礼が大変遅くなりまして申し訳ありませんでした。すっきりしました。いろいろな言い方を教えてくださりありがとうございました。大変助かりました。

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