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自然な日本語に添削していただけないでしょうか。(目玉焼き)
日本語を勉強中の中国人です。作文の練習をしていますが、自分の書いたものに自信がなく、自然な日本語に添削していただけないでしょうか。 「目玉焼きには特別の( )がある。回り【が】焦げている、真中の黄身【が】流れているの【は】好き。回り【は】白っぽく、真中の黄身【は】固まっている目玉焼きを見ると、どうしても「うーん・・・」と思ってしまって食欲が出てこない。」 特に、次のような点で疑問に感じています。 1.( )の中の単語は思いつけません。「要求」、「執着」などは全部いまいちで不満足です。 2.【は】と【が】は難しいです。 3.出来れば、回りが焦げている、真中の黄身が流れている目玉焼きに使える生き生きした表現(たとえば、擬態語など)も教えてください。 また、質問文に不自然なところがありましたら、それも指摘していただければ大変ありがたいです。よろしくお願いいたします。
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1.目玉焼きには、特別な思い入れがある。目玉焼きの黄身は柔らかめで、箸で突つけばとろりと流れてくようなのが好きだ。白身はしっかりと焼けていて縁がカリカリに焦げているぐらいのがいい。目玉焼きの黄身が、固まりになるほど焼けていて、白身は普通に白々(しらじら)とただ固まっているだけのような目玉焼きを見ると、どうしても、違和感を感じて食欲が出てこない。
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- gekkamuka
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No.9の月下無可です。 補足問い その1.これは「一番結構」=最も望ましい目玉焼として褒めています。ただ、この「差し水」を間違えるとひどいことになりますが…。 日本の料理書(沢崎梅子「家庭料理 肉・たまご篇」婦人の友社)から抜粋します。 1)フライパン鍋を空焚きし、一度火からおろし、玉子を割り落としてまた鍋を火にかける。 2)鍋を回しながら一分間ほど焼く。 3)白身が白くなってきたら「小匙一杯位の水を玉子のまわりに流す」 4)こうすると、鍋と玉子の間に水が入ってゆくので白身が真っ白に焼ける。また皿に移すときに玉子が動きやすい。 5)「黄身の上を白く曇ったように焼きたい時は、水を入れたらすぐ蓋をして、黄身が半熟になるまで弱火にかけて焼きます」 6)「焼き上がりに塩をパラパラ振りますが、心なく塩を振ると黄身の上にかかって、お皿に盛ってからポツポツの斑点ができるので、塩は白身の上だけに振る方がよいと思います」 その2.「わたしりゅう」 私なりの流儀=仕方であり、いわゆる「自己流」のことです。 大リーガーのイチローが「俺流(おれりゅう)」とよく言います。 「わたしなり」は漢字なら「私形/私態」なのでしょうが、少し表現を変えれば、もちろん「わたしなり」でも「…風」とか「…調」といった言い回しでもかまわないと思います。 3.「何てったって」 何と言っても→何と言ったって→何てったって→ナンたって→ナンつったって。 「他の一切の判断を排して、その事柄を強調する気持を表わす」(小学館「国語大辞典」) 小泉今日子のヒット曲「なんてったってアイドル」の言い方を少々意識したものです。 http://www.jvcmusic.co.jp/-/Discography/A000330/VIDL-10185.html その4.「しろ・きいろ」 黄身と白身のツートンカラーを同時に表わしたかったものです。「はくおうしょく」とか「おうはくしょく」とすると黄色と白色の混じった中間色を指す感じになります。これは書き方がまずかったのですが、何よりその両者の「境界」部の状態に触れたかったわけです。 格助詞のこと、分かっていただけたようで幸いです。 この文章で一番言いたい事=「目玉焼き<が>好き」を核にして、それに修飾を増やすたびに「てをには」や接続詞を付け足して、その都度に文章の流れ方を見直す、そしてそれを何度も繰り返すという方法をお試しください。
お礼
月下無可さん 再びありがとうございます。問題は全部解決できました。 わざわざ料理書から書き写していただき感謝いたします。新しい表現はいっぱいあり、とても参考になりました。第二段落の意味はやっと分かりました。とても美しい目玉焼きです! 日本らしい感じですね。私も今度このようにチャレンジしてみます。「は」と「が」のアドバイスにも感謝いたします。また文を書いて練習してみます。 本当にありがとうございました。
- gekkamuka
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淡雪さんの好みには共感します。そこで私流に表現してみました。 そりゃ、目玉焼きっていったら、何てったって、まずベースである白身の裏面に焦げ目が付くくらい強火の手早い調理で、だから白身の縁(ふち)などカリカリにまくれかかってる──それなのに真ん中の黄身の部分は未だ半熟でトロリの状態のままというのが何よりです。 しかも、あくまでもほんの軽く足し水で蒸されたおかげで、黄身のまわりに白っぽく淡いベールが掛かったような具合となって、その白黄色の境界のカラザchalazaの部分も隠されてあるようなら、なお一層結構です。 格助詞の考え方は、その文章の全てを同列にとらえて当てはめようとするのではなく、これはという表現として一番言いたい部分から幾層にも入れ子の反対で膨らませながら、場合によっては接続詞なども付け加えて、段々と辛抱強く点検していけば、きっと分かりやすくなると思います。 1.「流れているの【は】好き」→「流れている(という状態)の【が】好き」 2.「真中の黄身【が】流れているの【は】好き」→「真中の黄身【は】流れているの【が】好き」 3.「回り【が】焦げている、真中の黄身【が】流れているの【は】好き」→「周(まわ)り【は】焦げている、真ん中の黄身【は】流れているの【が】好き」→「まわり【が】焦げている【のに】、真ん中の黄身【は】流れ出しそうな(くらい)の【が】好き」 4.「回り【は】白っぽく、真中の黄身【は】固まっている」→「回り【は】白っぽく、【その上/おまけに】真中の黄身【は】固まっている」→「回りの白身【は】まだ半生(はんなま)でキョトキョトして、カラザもはっきり見えるのに、真中の黄身【の方といったら】いかにもパサパサに固まっている」 5.「回り【が】焦げている、真中の黄身【が】流れているの【は】好き。回り【は】白っぽく、真中の黄身【は】固まっている目玉焼き」→「回り【は】(しっかり)焦げている(のに)、真中の黄身【の方は】今にも流れて出しそうなの【が】好き。その逆で、回り【は】白っぽく(=キョトキョト状態でまだ半焼けなのに)、真中の黄身【(方)は】(もはやパサパサな感じに)固まっている目玉焼き【は】…」
お礼
いつもお世話になっております。 すばらしい例文を書いていただき誠にありがとうございます。繰り返して繰り返して読みます。格助詞のお考え方もとても参考になりました。とても丁寧に一つ一つ分析していただき心より感謝いたします。よく理解できるようになりました。
補足
下記の点についてまだすっきりしていないので、ご意見をお聞かせください。 その1. >しかも、あくまでもほんの軽く足し水で蒸されたおかげで、黄身のまわりに白っぽく淡いベールが掛かったような具合となって、その白黄色の境界のカラザchalazaの部分も隠されてあるようなら、なお一層結構です。 せっかくすばらしい例文を作っていただいたのに、私の理解不足で本当に申し訳ありません。この段落で表現されたい状態は「回りは白っぽく、真中の黄身は固まっている目玉焼き」のことなのでしょうか。この段落は誉める意味ですか。それとも軽蔑する意味ですか。「おかげで」、「なお一層結構」は皮肉の表現になるのでしょうか。なんか日本の目玉焼きの作り方と中国の作り方と違うような気がします。日本では、目玉焼きを作るときにお水をかけるのでしょうか。中国では、普通かけません。 もしかして、フライパンで目玉焼きを作っておられるのでしょうか。私はフライパンで目玉焼きを作りません。上手に自分の好みの目玉焼きが作れませんから。目玉焼きを食べたいなら、普通中華なべで作ります。中華なべに油を多めに入れます。油を暖めてから、卵を入れます。ちょっと塩をかけて、ひっくり返します。もう一回ひっくり返したら出来上がります。全部強火で作ります。このように作ると、自分の好みの目玉焼きが作れます。「目玉焼き」ではなく、「目玉揚げ」が正しい言い方かもしれません^^。 その2. 「私流」の読み方を教えてください。「わたくしりゅう」でよろしいでしょうか。意味は「私なり」でしょうか。 その3. 「何てったって」の意味を教えてください。 その4. 「白黄色」の読み方を教えてください。 追加質問が多すぎて申し訳ありません。もう一度教えていただければ大変ありがたいです。よろしくお願いいたします。
- tenten525
- ベストアンサー率27% (615/2233)
「目玉焼きには、特別のこだわりがある。周りがちりちりと焦げていて、真ん中の黄身はとろ~りとしていないと駄目だ。周りが白っぽくて真ん中の黄身がしっかり固まってしまっているのは、見ただけで美味しそうと思わないので食欲もわいてこない」 AとBがあるとしたら、 「は」は、Aは好きだ。でも、Bは嫌いだ。比較 「が」は、Aが好きだ。でも、Bも好きだ。同調 Aだけだと、 「は」は、Aは、○○です。一般的な説明。 「が」は、Aが、△△です。強調する時。 『1.( )の中の単語は』ではなく、『1.( )の中の単語が』がより聞きたいことが強調されるので、正しい使い方だと思います。 そうなると、『2.【は】と【が】は難しいです』これも『2.【は】と【が】が難しいです』となります。 でも、意味はちゃんと通じています。 ニュアンスの違いって難しいですね。
お礼
毎度お世話になります。 ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。「ちりちり」、「とろ~りと」、「しっかり固まってしまっている」などの表現はとてもいいですね。覚えておきます。 「が」と「は」の理解しやすいまとめも感謝いたします。とても助かりました。「は」と「が」の難関を乗り越える日はまだまだ遠いですが、たくさん書いて読んでニュアンスが理解できるように頑張ります! 本当にありがとうございました。
- wajyurou
- ベストアンサー率14% (13/89)
特別の(好みor思い入れ)がある(ありますorあるんです)。回りが(パリッと)焦げていて、真ん中の黄身が(やわらかく)流れているのが好き(ですorなんだよ)。回りが白っぽくて、真ん中の黄身が固い目玉焼きを見ると、どうしても「うーん」とうなってしまって食欲が(出てこないorわかない)(よorです)。 「は」は広く一般的に言うときに使います。「が」は限定的に特定して言う時に使うようです。(inとat)の関係に似てます。 「いまいち」は流行ことばなので使わない方が無難です。基本的な「いまひとつ」の言い方の方が正統的です。気になりました。 外国人用の「標準的で簡単な日本語」が必要ですね。 今のままでは、決まりきった法則がはっきりしないから、非常な努力がいりますね。
お礼
ご丁寧に教えていただき誠にありがとうございます。 「は」と「が」の使い分けは、理論的には分かりますが、いざと作文を書くと、どちらにするべきなのかよく悩んでいます。たくさん読まないと、書かないとやはり分からないですね。 「いまひとつ」は「いまいち」の正統的な言い方なのでしたね。「いまいち」はよく見かけるほかに、よく聞くので、つい真似してしまいました。日本の方はきっと正式の場で使う言葉とカジュアルな場でしか使わない言葉と、頭の中で意識しているでしょう。私にはこの意識はありません。指摘していただき大変感謝しております。「いまいち」の使い方に今後気をつけます。カジュアルな場合に限って使うことを心がけます。 本当にありがとうございました。
- nyaon28on
- ベストアンサー率16% (43/263)
僕は目玉焼きには、特別な思い入れがあって、白身(しろみ)は、カリカリに焼けていて、縁(ふち)が、焦げているぐらいが好きなのだ。 それでいて、黄身(きみ)は、とろりと流れるぐらい柔らかめでなくてはならない。そんな僕だから、何のこだわりも無く白身も黄身も固めに焼かれた目玉焼きを見ると、何か別の物を見ているようで、どうも食欲が沸かない。
お礼
再びありがとうございます。文章の構造はとてもはっきりとしていて理解しやすいと思います。「それでいて」の使い方もとても参考になりました。 本当にありがとうございました。
- luyi
- ベストアンサー率38% (5/13)
目玉焼きの好み、私も同じです。目玉焼きはやっぱり、中はとろとろ外はパリパリですよね! 1.「こだわり」 2.現状でも取り立ておかしいとは思いません。 ただ「焦げてい【て】」の方が、流れがいい気がします。 「流れているの【は】好き」は、そういうのが好きなんだ! と力説しているようで、私は好きな表現です。もしこの強調を大切にするのなら、残りは【が】の方が、効果的かもしれません。 「てにをは(と俗に言います)」は難しいですね。日本人でもうまく使えていません。 3.私なら 「目玉焼きには特別のこだわりがある。白身がパリッと焦げていて、黄身は半熟でとろとろとしたものが好きだ。逆に、白身が半熟で黄身が完熟なものを見ると「うーん……」と思ってしまい、食欲が湧かない」 と書くでしょうか。 ただ、日本語が余り上手とは思えない日本人なので、参考程度に捉えてください。 質問文は、下手な日本人よりも上手で、とても分かりやすいと思いました。
お礼
ご丁寧に教えていただき誠にありがとうございます。同じ好みですね~~。 「が」と「は」の使い方でよく悩んでいます。理解しやすい解釈方法でありがとうございます。「とろとろ」、「パリパリ」、「半熟」、「完熟」、「パリッと」などの表現も初めてです。覚えておきます。大変参考になりました。 励ましていただき本当にありがとうございました。日本語はまだまだ下手です。これからも頑張ります!
- toshi_2000
- ベストアンサー率30% (306/1002)
1.「こだわり」でどうでしょう。 2.回り【が】焦げている、真中の黄身【が】流れているの【は】好きですが、回り【が】白っぽく、真中の黄身【が】 としたらどうでしょう。
お礼
ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。「こだわり」という言い方を頂きます。2の埋め方は理解しやすいと思います。とても参考になりました。 本当にありがとうございました。
- love0408
- ベストアンサー率28% (56/199)
「目玉焼きには特別の思い入れがあります。白身がカリカリに焼けていて、目玉が半熟なのがとても好きです。全体がドロドロした焼き具合は見た目が苦手で食欲がそそられないです。」 と言うのはどうでしょうか?
お礼
早速のご返事ありがとうございます。 「カリカリに焼けていて」、「半熟」、「食欲がそそられない」などの表現はいいですね。私の知らない新表現です。大変参考になりました。 本当にありがとうございました。
補足
>全体がドロドロした焼き具合は見た目が苦手で食欲がそそられないです。 「全体がドロドロした焼き具合は」とははっきりと目玉焼きの形になっていないという意味でしょうか。私の表したい「回りは白っぽく、真中の黄身は固まっている」からちょっとずれているような気がします・・・
- fitzandnao
- ベストアンサー率18% (393/2177)
1.こだわりがある。思い入れがある。 2.順に は、が、が、は、が でいいのでは。 3.白身の回りがカリッと焦げていて、真ん中の黄身はトロリと流れるのが好き。 というかんじでどうでしょうか。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 「こだわり」と「思い入れ」はとてもいいですね。とても参考になりました。「カリッと」と「トロリと」も大変助かりました。ただ、「は」と「が」の埋め方は私にはまだ難しいです。 本当にありがとうございました。
お礼
ご丁寧に教えていただき誠にありがとうございます。「箸で突つけばとろりと流れてくような」はなかなかいい感じですね。このような表現が好きです。「縁がカリカリに焦げている」、「白身は普通に白々とただ固まっている」などの表現は全部初めてで覚えておきます。大変参考になりました。 本当にありがとうございました。