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古文で

はじめたばかりでまったくわからないのですが 西の対、もの清げなる様してゐ給へり。 という文章 この ゐ給へり という言葉なんですが 説明のとこに 「ゐる」は座るなので「西の対は」美しい様子をして座っていらっしゃる となる。と書いてあります ゐる というのは元の文章にないのですがどこからきたのでしょうか? 全くわかりません

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  • fumkum
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回答No.3

はじめたばかりでまったくわからないのですが >西の対、もの清げなる様してゐ給へり。 という文章 この ゐ給へり という言葉なんですが 説明のとこに 「ゐる」は座るなので「西の対は」美しい様子をして座っていらっしゃる となる。と書いてあります ゐる というのは元の文章にないのですがどこからきたのでしょうか? 全くわかりません こんばんは。 「ゐ給へり」の「ゐ」は上一段活用の動詞で、「ゐ・ゐ・ゐる・ゐる・ゐれ・ゐよ」と活用します。終止形は「ゐる」なので、意味を説明するときに終止形の「ゐる」で説明しています(辞書は終止形の「ゐる」が見出し語なので)。 文法的に説明すると、「ゐ」は未然形と連用形の形が同じですが、「ゐ給へり」の場合、「ゐ」の下に補助動詞(4段活用)の「給ふ」の已然形の「給へ」がありますので、補助動詞ですが用言が下に来るので「ゐ」は用言に連なるので連用形になります。なお、「り」は完了・存続の助動詞「り」の終止形です。「り」の接続は4段活用の已然形ですので、「給へ」が4段活用の補助動詞なので接続はあっていることになります。 「ゐ給へり」の意味を説明すると、「ゐ(居)-ゐる-」は「座っている」。「給へ(給ふ)」は他の動詞の連用形について尊敬の意味を表し、「お~になる・お~なさる・~てくださる」。「り」は完了と存続の二つの意味がありますが、存続に用いられることが多いので「~ている・~てある」となります。 なお、「西の対」は、「にしのたい」とよみ、寝殿造りで正殿である寝殿の西に作られた別棟の建物を表しますが、そこに住む人間も表します。この場合は西の対に住む人を表しています。 さらに、「もの清げ」は、形容詞のク活用の語幹「もの清(ものきよ)」について形容動詞ナリ活用の語幹をつくる接尾語「げ」がついて、「もの清げなる」という形容動詞ナリ活用の連体形となっています。意味は、元の意味を引き継ぎますので、「もの清し」が「なんとなくきれいである・なんとなく上手である」、「げ」が「~のようだ・~らしく見える」の意味なので、「なんとなくきれいに見える」くらいの意味になります。「様」は「ようす(様子)」。 長い説明になってしまいました。参考までに読んでください。

  • emel56
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回答No.2

ゐる + 給ふ + る = ゐ給へり ですよ。 意味は下の方が仰っている通りです。

回答No.1

ゐ給へ ゐる+給ふ 補助動詞 給ふ その動作主を尊敬する意を表す。お…になる。お…なさる。

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