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英語の「多義文」(6)

 「誤解(誤伝)の起源」に関心があります。  ある英文(S)の意味(T)が、その前文(A・B)次第で異なる例がありましたら、教えてください。次のように、A→S=T′の場合と、B→S=T″の場合とに分けて、それぞれの英文と訳文とを教えてください。 1.英文A・Sと、訳文T′ 2.英文B・Sと、訳文T″ *英文Sだけは、1においても2においても「文字上は完全に同一の文」とします。また、訳文T′・T″は互に大きく異なれば異なるほど歓迎です。  相変らず変な質問ですみませんが、よろしくお願いします。

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  • cbm51901
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回答No.2

[人生と数学...編] A: My wife and I no longer spend time together.   Whatever happened to our marriage? I ask myself. S: It is, well and truly, broken down. T’: 私と妻が一緒に時間を過ごすことはもう、ない。  私たちの結婚生活は一体どうなってしまったのだろう? 自問自答する。   私たちの結婚は完全に破綻してしまっているのだ。 B: The original equation was extremely complex and unnecessarily  lengthy. But with the help of several mathematical geniuses, we  have arrived at a very elegant formula. S: It is, well and truly, broken down. T”: 元々の数式は非常に複雑でいたずらに長かった。しかし数学の天才   たちのおかげで、私たちはとても簡潔で洗練された公式に辿り着く   ことができた。   それは徹底的な分解の賜物なのである。 [アクション映画とイギリスドラマ編] A: “Do you fancy putting a bullet through my head?” S: “I could do with a shot.” T’:「俺の頭に弾をブチ込んでみたいか?」   「一発ぶちかましてやりたいね。」 B: “Would you care for some single malt?” S: “I could do with a shot.” T“:「シングル・モルトがあるけどいかがかな?」   「一杯頂きたいですな。」 [何だかよくわからない編] A/B: “What happened to your partner?” S: “He lost is head and is tied up at the hospital as we speak.” T’:「お前の相棒はどうした?」  「彼は頭が混乱してしまって、まだ病院から出られないでいる。」 A/B: “What happened to your partner?” S: “He lost is head and is tied up at the hospital as we speak.” T”:「お前の相棒はどうした?」   「あいつは今病院の中さ、頭を切断され縛られた状態でね。」

Nakay702
質問者

お礼

新しい回答が投稿されていたのを知らずに、そちらに送ってしまいましたので、「転送」いたします。 楽しいご回答をありがとうございました。 3話とも面白く拝見させていただきました。 なお、 最後の[何だかよくわからない編] のS は、“He lost his head and is tied up at the hospital as we speak.”つまり、前のis → his ですよね。また、このS 部分は、“Being lost his head, he is tied up at the hospital now.”としても支障が生じることはないでしょうか。 さらに、 お作をまねて、私も捏造してみましたので、ご校閲をお願いできますでしょうか。 A:"How did you know that he lost the duel?" ― S:"Because he kicked the bucket." T’「どうして彼が決闘で負けたと分かった?」―「やつがおっちんでしまったからさ」。 B:How did you know that he hid himself in the barn? ― S:Because he kicked the bucket. T”「どうして彼が納屋に隠れていると分かった?」―「やつがバケツを蹴っ飛ばしちまったからさ」。 以上、 できましたら、ご返信方よろしくお願いします。

その他の回答 (5)

回答No.6

>>⇒はい、それは私も(辞書を見たので)合点承知之助なんですが、「応用編」と申しましたのは、 おっと、そうでしたか!すいませんでした。 ところで今回は慣用句を用いた多義文が多かったですね。そこで、こんなものも考えてみました。 >>1.英文A・Sと、訳文T′ A: Late at night, I was walking back from an entertainment district, and then I saw a drunken woman lying on a street. B: What did you do? A: I took that drunken woman home and I enjoyed it with a great satisfaction. B: Oh my gosh! Wasn't it rape? A: It was lettuce. You dirty mind. 訳文: A:夜も遅い時間に、歓楽街から歩いて帰宅していると酔っぱらった女(という品種のレタス)が道に横たわっていてな。 B: で、どうしたの? A:家にお持ち帰りして、大いに堪能させてもらったよ。 B:なんやて~~~! それ犯罪やぞ! A:レタスの(品種の)酔っぱらった女の話しな。本当にこれだから心の汚い人は。 なんちゃって

Nakay702
質問者

お礼

再度のご回答を拝受しました。ありがとうございます。 ということは、所定の形に当てはめて言えば、例えば、こんな感じでしょうかね。 A: "Who was talking loudly to you late last night?" S: "That was a drunken woman." T' 「昨夜遅くに、大声で君と話していたのは誰?」  「それは、酔っぱらった女だ」。 A: "What did you eat between two slices of bread late last night?" S: "That was a Drunken Woman." T" 「昨夜遅くに、君がパンに挟んで食べたのは何?」  「それは、酔女レタスだ」。 *すみません、勝手に一部変えちゃいました。 どうもありがとうございました。 lived_in_room13さんの、「艶っぽい」ご質問を楽しみにしております。

  • cbm51901
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回答No.5

> 最後の[何だかよくわからない編] のS は、“He lost his head and is tied > up at the hospital as we speak.”つまり、前のis → his ですよね。 ⇒ 仰る通りです。言うなれば "He lost his head and (he) is tied up at   the hospital as we speak." > また、このS 部分は、“Being lost his head, he is tied up at the > hospital now.”としても支障が生じることはないでしょうか。 ⇒ 'Being' は 'Having' の方がよいかも知れません。 ⇒ "Having lost his head, he is tied up at the hospital (right) now." > お作をまねて、私も捏造してみましたので、ご校閲をお願いできます > でしょうか。 > A:"How did you know that he lost the duel?" > S:"Because he kicked the bucket." > T’「どうして彼が決闘で負けたと分かった?」 >   「やつがおっちんでしまったからさ」。 > B:How did you know that he hid himself in the barn? > S:Because he kicked the bucket. > T”「どうして彼が納屋に隠れていると分かった?」 >   「やつがバケツを蹴っ飛ばしちまったからさ」。 ⇒ あぁ、これは良いですねぇー。   慣用表現というものには何らかの語源がある筈ですからそれを手繰   って大元の Literal Meaning に行き着くと、多義文が成立しやすくな   りますね。"Learn the ropes" や "Hit the books"、"Ring a bell" なん   かでも何か作れそうです。 さて、オマケです。 前フリの文(A & B)は同じ、パンチライン(S)も同じです。 但しパンチラインに二重の意味を持たせています。三流のスピーチライターが考えそうな文とでも言いましょうか…。汗 [金婚式でのスピーチ編] A/B: I first met Hiroko in my first year at university, in a lecture theatre where chemistry was being taught. We soon became best friends, but little did we know then, that we would both go on to become pharmacologists, let alone become lifelong partners. S: So, I can tell you this. The chemistry was always there between us. T[A/B]: 私が初めてヒロコと出会ったのは大学一年の時、化学の授業が行われていた講義室の中でのことでした。私たちはすぐに親しくなりましたが、まさか二人して将来、病理学者になるなど、ましてや生涯の伴侶になるなどとは、当時は知る由もありませんでした。 T’ [S]: ですからこれだけは言えるのです。私たちの間には常に「化学」が存在していた、と。 T” [S]: ですからこれだけは言えるのです。私たち夫婦は常に「互いに馬が合う」存在だった、と。 オマケのオマケ。 [大谷翔平編] P: “How much do you think Shohei Ohtani will be earning, after his contract with the Angels expire?” Q: “Um..., half a billion dollars for a seven-year contract, may be?” P: “What? Really? That much?” Q: “Well, for a BALLPARK FIGURE.” P「エンジェルスとの契約が切れた後、大谷翔平はどれくらい稼ぐだろうか?」 Q「うーん、7年契約で5億ドル、ってところかな?」 P「なに?まさか、そんなに?」 Q「いや、大雑把な数字だぜ/いや、球界の大立者だからね」 ジャンジャン。

Nakay702
質問者

お礼

またまた、多彩な例をご教示くださりありがとうございました。 (1)なるほど、Being lost his head, he is tied up at the hospital now.”よりも "Having lost his head, he is tied up at the hospital (right) now."のほうがよさそうですね。 (2)ご提示いただいた"Learn the ropes"、"Hit the books"、"Ring a bell"の多義性はまたの機会のために温存しておきます。 (3)chemistry の件は、「化学」と「相性」の両義を生かしたわけですね。脱帽! (4)BALLPARK FIGURE は、「概算」と「大人物」ですね。参りました! 今回もいろいろ楽しい話を承って、愉快でした。英語遊びに乾杯!

回答No.4

#3の補足です。 >>⇒この場合、英文A・Sと、訳文T′の方がむしろ「応用編」であり、おっしゃりたいこと、通じてほしいことですよね。 いえいえ、もともと the magic words (Please, thank you, sorry, may I, excuse me)という慣用表現があり、それに被せてのギャグにしたのがハリポタのセリフなんです。 状況としては、ハリポタは、孤児として魔法大嫌いの伯母夫婦に引き取られるのですが、魔法使いの子供という事で大いにいじめられます。 そんな状況の中でいじめっ子の伯母夫婦の子供にパシリをさせられそうになったので、「魔法の言葉を忘れたのかい?」というと伯母夫婦に大いに怒られて「いやいや、ありがとうとか、お願いしますの意味で魔法の言葉って言ったんだよ。」と言い逃れようとするわけです。 うまい事いうなあ~と思ったのを覚えています。 このようにハリポタでは慣用句に詳しくないと楽しめない箇所が随所に散りばめられており、それは英文科教授がおおいに楽しんでお読みになったのも納得がいくところです。 逆に、あの当時英語学習用としてハリポタを進めている風潮には理解できませんでした。(なんちって)

Nakay702
質問者

お礼

再度のご回答ありがとうございます。 >もともと the magic words (Please, thank you, sorry, may I, excuse me)という慣用表現があり、それに被せてのギャグにしたのがハリポタのセリフなんです。 ⇒はい、それは私も(辞書を見たので)合点承知之助なんですが、「応用編」と申しましたのは、それだけ「原義から離れている」と言うほどのつもりでした。辞書(ロングマン)でも、形容詞magicの項を見ると、4. magic word として word that is very important, or that has a powerful effect on people とあり、7. the magic word として the word "please", said to remind a child to be polite とありました。「魔法(の)」という意味しか知らない者にとって、どちらがより推測しやすいかと言えば、おそらくmagic wordの方でしょう。つまり、こちらがより原義に近く、the magic wordはより遠いので、「応用能力」を働かせないと分からない、と申したつもりです。 >「魔法の言葉を忘れたのかい?」というと伯母夫婦に大いに怒られて「いやいや、ありがとうとか、お願いしますの意味で魔法の言葉って言ったんだよ。」と言い逃れようとするわけです。 ⇒TVで見たくらいの記憶ですが、そういえば確かに最初の方でそんな場面があったような記憶が、うっすらよみがえりました。 ご説明くださったことに感謝申しあげます。 いつも遊びにおつきあいくださり、ありがとうございます。

回答No.3

#2さんのご登場が嬉しい! 私の案ですが、正直、実際に使った事はないので相手の反応がどうなるのか知らないのですが、、、、。 状況として、生徒が私に「講義のこの部分が分からなかったので教えてください。」みたいなメールをします。 それに私が答えるとまあ、9割がた全く返事がありません。 私の解説で分からなかった時だけ、「それじゃ分からないので、別の解説してください。」とくる。 『ありがとうございますの一言も言えんのか~い!』と思う時にふと、 I think you forgot the magic words. とハリーポッターのマネをして言ってみたくなります。 >>1.英文A・Sと、訳文T′ 英文:I think you forgot the magic words. お礼を言って欲しい私が生徒に言う時、 訳文「ありがとうございます。」という魔法の言葉をお忘れてますよ。 *このmagic wordsというのは、ご存じの通りThank you. Please.等です 2.英文B・Sと、訳文T″ I think you forgot the magic words. 魔法のが存在するハリーポッターの世界の場合(もう20年近く前に読んだのでうろ覚えですが、)たしかいじめっ子に、何かを「持って来て」と言われて 訳文:「やれやら、(物質を移動させる)魔法の言葉を忘れてしまったのかい。」 では、今回はこの辺で

Nakay702
質問者

お礼

楽しいご回答をありがとうございました。 3話とも面白く拝見させていただきました。 なお、 最後の[何だかよくわからない編] のS は、“He lost his head and is tied up at the hospital as we speak.”つまり、前のis → his ですよね。また、このS 部分は、“Being lost his head, he is tied up at the hospital now.”としても支障が生じることはないでしょうか。 さらに、 お作をまねて、私も捏造してみましたので、ご校閲をお願いできますでしょうか。 A:"How did you know that he lost the duel?" ― S:"Because he kicked the bucket." T’「どうして彼が決闘で負けたと分かった?」―「やつがおっちんでしまったからさ」。 B:How did you know that he hid himself in the barn? ― S:Because he kicked the bucket. T”「どうして彼が納屋に隠れていると分かった?」―「やつがバケツを蹴っ飛ばしちまったからさ」。 以上、 できましたら、ご返信方よろしくお願いします。

Nakay702
質問者

補足

(間違えて前の方へのお礼を送ってしまいましたので、これは訂正便です。) ご回答ありがとうございます。 >実際に使った事はないので相手の反応がどうなるのか知らないのですが、、、、。 状況として、生徒が私に「講義のこの部分が分からなかったので教えてください。」みたいなメールをします。 それに私が答えるとまあ、9割がた全く返事がありません。 私の解説で分からなかった時だけ、「それじゃ分からないので、別の解説してください。」とくる。 『ありがとうございますの一言も言えんのか~い!』と思う時にふと、 I think you forgot the magic words. とハリーポッターのマネをして言ってみたくなります。 ⇒かつて、文部省から「高等教育大綱化」というのが発布され、一般教育科目が「パンキョウ」などと呼ばれ、いわゆるリベラルアーツが軽視され始めた頃から、それと呼応するように学生の人間的反応が鈍くなり、ロボット化が始まったように感じました。お書きのような皮肉の類も、「通じにくくなったなあ」と痛感した記憶があります。 >≫1.英文A・Sと、訳文T′ 英文:I think you forgot the magic words. お礼を言って欲しい私が生徒に言う時、 訳文「ありがとうございます。」という魔法の言葉をお忘れてますよ。 *このmagic wordsというのは、ご存じの通りThank you. Please.等です 2.英文B・Sと、訳文T″ I think you forgot the magic words. 魔法のが存在するハリーポッターの世界の場合(もう20年近く前に読んだのでうろ覚えですが、)たしかいじめっ子に、何かを「持って来て」と言われて 訳文:「やれやら、(物質を移動させる)魔法の言葉を忘れてしまったのかい。」 ⇒この場合、英文A・Sと、訳文T′の方がむしろ「応用編」であり、おっしゃりたいこと、通じてほしいことですよね。それなのに…、ご苦悩のほど分かるような気がします。(回答との適合性を無視することになりますが)the key words だともっと通じやすくなるんでしょうね。 ところで、当時ハリーポッターの新号が出るのを待ち構えていて、出るや否や飛びつく英文科教授がいて、学生から「ハリポタおじさん」などと言われていました。その人からthe philosopher's stone の話は聞きましたが、the magic wordsの話は出ませんでした。ともあれ、また1つの視点をありがとうございました。

回答No.1

私が一軒家を Share していた米国人の友人による道案内で、夜、車で友人の姉貴の家へ行った時の、私と友人の会話……(私が運転していました) 「次、左だったよな?」 「右だよ!」 「右かよっ!?」 「違う違う、左に曲がる!」 「左じゃねぇかっ!」 「右だよっ!」 「どっちだよっ! もう正面に突っ込むぞぉっ!」 「左だってばよっ!」 「右 (right)」と「そうだよ (right)」の区別を付けない奴には死にそうになりました(笑)。 他にも結構あったと思うけど、これが一番誰にでも解り易いかと(^^;)……。

Nakay702
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございました。 欧米では、しばしば「右」と「まっすぐな、正しい」を表す語が共通していますね。例えば、スペイン語のderecho などもそうです。これは一体、なぜでしょう。キリスト教圏では、「右」が「正、清い」を、「左」が「邪悪、汚れた」を表すそうで、ここに由来するようです。(握手をする場合、怪我とか特別な事情がない限り、うっかり左手を出したりすると、嫌われるようで…。)

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