- ベストアンサー
日本語の正しさ
お世話になります。 反省する側の人間が、反省文上、「反省文を書かせていただきましたが」と書くことになんとなく違和感を覚えるのですが、この使い方は正しいのでしょうか?
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
間違ってる、と思いました。 とりあえず反省文なので こんな言葉を使っておけば安心だろう、伝わるだろう などの気持ちが透けて見えるような気がします。 それで反省してるのか?・・・と突っ込みも!? ※慇懃無礼、嫌味で誠意がない 反省文を書かせていただきましたが の後には それでも僕は間違ってない、反省文を書かせるあなたが悪い というような反論を持ってこないと成り立たない。
その他の回答 (4)
- mt_mh
- ベストアンサー率24% (281/1149)
「皮肉」を込めてそう書いたのだとしたら、日本語として間違っていません。
お礼
mt_mhさま ありがとうございます。そうなんですよね、皮肉...。
- horizon116
- ベストアンサー率42% (129/301)
なるほど興味深いと感じました。 【書かせていただく】は、「書かせてもらう」の謙譲の意で使って いらっしゃる事は理解ですますので、強ち間違えでは無いと感じます。 違和感を感じるのは、その「書かせてもらう」という部分では なかろうか?と、感じました。 解釈により、「頼まれたから書いた」という理解も出来るからでは ないでしょうか? 本来ならば、【書かせていただきましたが】の後に続く文言で その意味合いへの理解も異なってくるのだと感じます。 ご提案として。。。 「書く」という「ご自身の行為」に対し、謙譲語の「お」を付け、 更には自発的である「する」という言葉を補助動詞として 「いたす」を採用しては如何でしょうか? 更には謙譲語として使います。 例:「反省文をお書きいたしましたが」 如何でしょう? 少なくとも「書かせられた」という意味合いは消えた様に感じます。 加えて、「いたします」は平仮名として下さい。 漢字の場合は動詞となってしまうからなのです。 どうぞ、ご参考まで。
お礼
horizon116さま ありがとうございます。大変丁寧にご説明いただき、正しく理解できました。
- KoalaGold
- ベストアンサー率20% (2539/12475)
反省文を書きました。であって「いただきました」は不要。なぜここで接客敬語を使う。 いただきましたが、の「が」はこの後が反語になるのでない方がいい。 書いたけど、と反省の気持ちを半減させてしまいます。
お礼
KoalaGoldさま ありがとうございます。私も全く反省がないように受け取ってしまいました。
- HAL2(@HALTWO)
- ベストアンサー率53% (2340/4389)
文法上は正しいのでしょうが違和感を覚えさせるのが面白い言い方ですよね(笑)。 「いただきました」は「お越しいただき、有難う御座います」とか「沢山の御厚意をいただき、有難う御座います」とか「もう沢山いただきました」と言ったように、相手の行為を最上級の「いただく」という言葉で称える「謙譲語」です。 「書かせていただきました」は相手が貴方に「書け!」と命令した行為を「この上なき素晴らしいもの」と受け取っている意思表明として謙譲語になっているもので「もう犬がひっくり返って腹を見せる服従の姿勢、平身低頭の姿勢、堪忍してください」を文字で示しているわけですね。 普通は「いただいた」相手が人間であるのが当たり前ですので「〜お越しいただき〜」も「御厚意をいただき」も「沢山いただき」もその前に「貴方様から」という語を省略します。 でも文頭の主語が「反省文」になっていると、まるで「反省文様が神様です!」みたいな雰囲気になるので違和感を覚えてしまうのでしょうね。 「(貴方様が『命じられた』) 反省文を書かせていただきました」が文意であって「いただきました」は「書かされた」を謙譲することによって「命じた行為」を最上級 (この上ない) ものとし、省略された「貴方様」にへりくだっているわけです。 「いただきました」は漢字では「頂きました」と「戴きました」があり「いただく」の名詞形は「頂戴 (する)」となるのですが、「頂戴いたしました」みたいに「頂戴 (貰うの謙譲語)」と「いたす (するの敬語)」を重ねる (敬語を 2 つ重ねる) 方が文法的には誤りなのに普通に使いますよね。 言葉は生き物ですので、法 (文法) に合わなかったり、法的に正しくても変だったりするの が当たり前のように使われている例は沢山あるものですよ(^_^)/。
お礼
HALTWOさま ありがとうございます。文的な説明をいただき、理論的にも理解ができました。
お礼
full-bloomさま ありがとうございます。たくさんの方からコメントをいただきましたが、端的に私が感じていたことをご説明くださいました。