- ベストアンサー
謎のbeing?「(企業の)合併は、未だ取引成立からは程遠い。」
- 謎のbeing?「(企業の)合併は、未だ取引成立からは程遠い。」 The merger is still far from being a done deal.
- 英英辞書Longmanからの例文です。from以下はbeing抜きで、from a done deal.でも良い気がしますが、いかがでしょう?
- 何か英文として不自然なのでしょうか?細かいニュアンスの違いが解りません。どなたか解説して頂ける方がいましたら、よろしくお願い致します。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
・The merger is still far from being a done deal. ・The merger is still far from a done deal. 前者の方が自然で、後者はわかりにくいです。 beingは動名詞で、補語として a done dealを引き連れていますが、もともとの動詞とその進行形として、done dealになる、done dealに至るにニュアンスがあります。そこを加味して訳すと、 「その吸収合併はは未だ締結となるには程遠い状態である」 それに対して、次の文は the merger = a done deal には未だ遠い。 「その吸収合併は未だ締結とは遠く離れている」beingのような動作を示すニュアンスが無いので、mergerとdone dealが言葉の意味として離れているかのような印象も受け、あまり適切な表現ではないと思います。
その他の回答 (3)
- princelilac
- ベストアンサー率24% (1618/6634)
(1)a done deal だけだと、「成立した最後の瞬間」に着目しています。 (2)being が付くと、「成立するまでの紆余曲折」も視点の中に入っています。 喩えれば、(1)は写真の被写体だけ、(2)は背景も含めた写真全体を表しています。でも両者とも「○○の写真」と紹介するのが自然です。 being があると、結論から程遠いのは勿論ですが、それに至るまでの紆余曲折、侃々諤々の議論が始まる雰囲気すらない、むしろ表面上は何も起こってない平和な状態なのかも知れません。
- wind-skywind
- ベストアンサー率60% (592/980)
(be) far from ~は文字通り「~から遠い」から 「~どころではない」という意味で用いられる用法のことだとおわかりだと思います。 これで anything but ~や not at all と同じで、 本来の from が前置詞というのを離れて、 This is far from true. のように、形容詞がくることができます。 しかし、どこかに、from の後は名詞というのがあり、 そこで、動名詞 being の出番となります。 from の後に be true という動詞を使った表現が動名詞句化したものが being true です。 be 動詞は日本語で意味を考えると動詞っぽくないですが、 その名の通り、動詞であり、当然動名詞になります。 無理やりには「~であること」と日本語でも考えられ、 「本当であること」と解せます。 そこから、本来、名詞であれば問題なく、from 名詞でいいところにまで from being 名詞も用いられていきます。 結果的には名詞だろうが形容詞だろうが、 far from (being) 名または形 とかっこつきで、どちらも使われます。
お礼
なるほど。 状況によって、どちらも使われがちと言う事ですね。 ありがとうございました。
far from に続くものが,success, completion のような抽象的なものなら being は要らないと思います。日本語では「成功からはほど遠い」。 いっぽう,a done deal のように具象的な(紙の契約書が存在するような)ものには,being つきのほうがしっくりくるかと感じます。日本語で相当するいいまわしは,「契約成立というにはほど遠い」。 あくまでもぼくの言語感覚からの回答です。文法的にどうこうという説明は,どなたか詳しい人がしてくれるでしょう 笑。
お礼
あ、でも解ります。 具体的なものと抽象的なものでbeingの有無をググってみたら、 結構、面白い結果でした。 ご解答ありがとうございました。
お礼
すごくしっくりきました! 進行形のbeingが補語として「契約に至る過程」のニュアンスを表しているんですね! 文法書の「進行形」の項目を、もう一度じっくり読み込んで、さらに理解が深まりました。 ホントにありがとうございました!!!