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デリダの理論はその後発展してますか?
デリダの脱構築という理論というか手法は、いくらでも応用、発展の可能性を含んだ手法のように思えたんですが、デリダを受け継いで広範な影響力を持ち得た理論とか、 あるいは影響力を発揮した学者さんとか、いなかったのでしょうか? サイードのオリエンタリズムなどは、単純な二項対立を否定するあたりが、デリダ的なんじゃないですかね?
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noname#175361
回答No.1
デリダを応用しているなら、スピヴァクじゃないですか。弟子のひとりではありますし、これは『デリダ論』を手に取ってみても明らかです。しかし二項対立を否定しているとは言えないですね。 しかしサイードって、二項対立を否定していたんでしたっけ。東洋と西洋は対立しているんじゃないのでしたっけ。つまり質問には当初から大きな誤解があるのです。デリダの脱構築は主権を否定するものであって、二項対立を否定するものじゃないと思います。二項対立の否定なら、別の思想家でしょ?
お礼
スピヴァクですか、よく知りませんでした、ありがとうございます。