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デリダについて
デリダの通時的(Diachronics)と共時的(Synchronics)について分かるかた教えてください。 そして、この通時的、共時的が良くわかる代表的な作品(映画や本や絵)などがあれば、教えてください。 インターネットで探しても言っていることが難しくわかりません>< 詳しい方宜しくおねがいします。
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わたしたちが、それが当たり前だと思っていることは、空気といっしょで見えない、すなわち認識できないのです。ドラゴンボールで言うと、悟空はレベルアップして何十倍、何千倍も強くなっていきますね。『今までのオイラと同じだと思うなよ。いくぞ!』というセリフがあったとしましょう。同じ「悟空」という言葉で表現していても、誰かが思い浮かべる悟空と他の人が思い浮かべる悟空とでは、相違があるのです。 「わたし」という言葉が指し示すモノが違っていても、その相違を無視して話を続けるのが日常ではないでしょうか。そうなると、空気のように消えて見えなくなるモノが出てきてしまうのです。「わたし」を共時的に語るときは、私の特徴は不変で一定です。時間の流れのある一点を切り取って描写しているからです。それに対して、「わたし」を通時的に語るときは、履歴ですから特徴や信条も変化するでしょう。当たり前ですよね。 そういう“当たり前”を見過ごしがちですよね、普段。ということです。あなたが今言った「わたし」は共時的な私ですか、それとも通時的な私ですか?。まあ、そんなこと、普段は意識しませんよね。 たぶん、そういう意味かな?…と想像します。オイッ、想像かよ^^;