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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ピタゴラスの万物の根源は数学とこの世は数学で出来て)
ピタゴラスの万物の根源は数学とこの世は数学で出来ている
このQ&Aのポイント
- ピタゴラスの学者としての利点、欠点、限界、盲点とは?
- この世は数学で出来ているのか?それとも、この世は言語で出来ているのだろうか?言語は数学よりも脆いが、この世は言葉で意思疎通をして、思考するので言語で出来ている様な気がするのだが。
- ピタゴラスの哲学は、アリストテレスが再現する対立項や物事の根源に関する考え方を持っていた。彼は数学を物事の根源と考え、ピタゴラス学派がいくつかの定理を見出した。また、彼は音律に関する研究も行い、ピタゴラス音律と呼ばれる音程の比率を示した。
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物理屋さんの観点から話をしますと... 数学は世の中の現象を記述する強力な手段になっていますが、世の中の現象を数学でどう記述するかは、人間が考えてやる必要があり、すくなくとも現状では世の中の現象すべてを数学で記述できるわけではありません。 例えば、量子力学の世界ではFeynmanが考えた「経路積分」というものがありますが、数学でこれを厳密にどう扱うかはまだ定まっていません。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%8C%E8%B7%AF%E7%A9%8D%E5%88%86#.E6.95.B0.E5.AD.A6.E7.9A.84.E3.81.AA.E5.95.8F.E9.A1.8C.E7.82.B9 また、同じく量子力学の世界では、「繰り込み理論」という、極端に言えば「無限大ひく無限大はゼロだよね!!」みたいなことをするのですが、 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B9%B0%E3%82%8A%E8%BE%BC%E3%81%BF 数学の世界で厳密にどう扱えばよいのかはよくわかっていません。 また、物理の世界では波をフーリエ分解する https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%82%A8%E5%A4%89%E6%8F%9B ということは良く行われますが、数学的な定式化がきちんとなされたのは、リーマン等が積分の定義を厳密化してからなのです。 このように、「世の中の全ての現象を数学で記述できるのか?」というのは、少なくとも物理の世界ではまだまだ解明されていない大きな謎の一つなのです。
お礼
ご回答のほど、 ありがとうございます。