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「しっかりと」という言葉の用法について

「しっかりと」という言葉の用法について質問が有ります。 よく 「ある感情を抱く」という言い方が有りますよね? これを「ある感情をしっかりと抱く」と言うと不自然ですかね? 「~~をしっかりと抱(いだ)く」というのは~~の部分に物体が来ないと変かな?と思った次第です。 そもそも「抱(いだ)く」に「しっかりと」をかけることが変なのかもしれません。 感情の場合だったら「はっきりと」とした方が良いのかな? 宜しくお願いします。m(__)m

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  • kine-ore
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回答No.3

この場合の「いだく」は物理的な意味での「抱く/腹く/擁く」ではなく、ある種の感情を「懐く/抱く」という「心に持つ/心の中で育くむ」という事柄ですから、硬さを表す「「しっかりと」のような物理的動作性の副詞とは馴染みにくく、ここはやはり状態性を表す「仄かに」「はっきりと」などとの親和性が高いでしょう。 「しっかり【確り・聢り】(副詞)(物が中心部からして)堅固なさま。…△近年「しっかり覚える」のように、「はっきり」との差を無視した使い方が現れているが、前者は忘れないように確実にの意、後者は他と紛れないように明瞭にの意」(「岩波国語辞典」)

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  • cxe28284
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回答No.2

気をしっかり持て、とか使われますが、 抱くと云う言葉がある感情をという抽象的な言葉と会わないと感じておられるのですね。 なぜでしょうね。 思い出をしっかり胸に抱いて旅立った。 その言葉をしっかりと心に刻みつけた。 別に具体的なものでなくとも、不自然ではありません。 「ある感情」というあやふやな言葉が「しっかりと抱く」と云う言葉と あわないような気もしますが、もっと前後の文脈がはっきり分かれば、 判断しやすいと思います。

回答No.1

 誤用でないと思います。例えば感想文など、自分の気持ちを表現する文の中の言葉であれば、他の人がどう感じようと、自分の感覚を大切にして書けばいいのだと思います。  「ある感情」という部分はぼかした言い方ですが、その後に「しっかり」「はっきり」が続くと、論点が伝わりにくいようです。「ある」ではなく「悲しい」とか「懐かしい」などの語を入れて考えると分かりやすいのではないですか。