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「なんて」の用法について 再び
以前もこちらで日本語「なんて」の用法について質問させて頂いたものです。説明頂いて、その上辞書でも調べてその用法はわかったつもりだったのですが・・。 次のような文章では辞書に載っていた3つのうち、その用法はどれにあてはまるのでしょうか? 「日本語なんて一年前までは全く話せませんでしたが、今は上手になりましたよ。」 この場合、特に話者の気持ちとして日本語を軽視するような感情は込められていないような気がするのですが。 どなたかご回答頂ければ幸いです。よろしくお願いいたします。 (副助) 〔副助詞「など」に格助詞「とて」の付いた「などとて」の転。話し言葉でのくだけた言い方に用いられる〕体言またはそれに準ずるもの、活用語の終止形などに接続する。 (1)次にくる動作・作用の内容を、軽視する気持ちを込めて例示する。などと。 「外国へ行っていた―言うけど、怪しいものだ」「死にたい―思うな」 (2)軽視する気持ちを込めて、同格の関係で次の語を修飾する。などという。 「死のう―考えはやめなさい」「太郎さん―人、知らないわ」 (3)無視または軽視する気持ちを込めて、事柄を例示する。なんか。などは。 「野球―つまらない」「子供に大金を持たせる―危険だよ」
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質問者が選んだベストアンサー
「なんて」の後に「~否定」の場合は軽視の反対で尊敬的意味に変わるのではないでしょうか。 つまり例文の場合、(難しい)日本語を話せるような力はないくらい自分に語学力がなかった、と自分を軽視する意味になるのでは? 例えば「私がいくらがんばっても東大なんて受かりっこないです」のように。
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- simoyama
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↓やっぱり最後の日本語の例は「意外」でした。よく考えずに書いてすみません。
- simoyama
- ベストアンサー率27% (118/432)
NO.1です。 よく考えましたが「なんて~ない」という形でも尊敬的でない場合も多いので訂正です。 場合によって軽視にも尊敬にもなるので、「自分との格差の上下を表す」と考えたほうが良いかもしれません。 「私が~~するなんて無理です」という言葉は~~が大変良いこともあれば軽視していることの両方に使うのではないでしょうか。 「私が(東大、一流企業、皇室)に入るなんて無理」では尊敬、「私が(ドブさらい、お茶汲み、トイレ掃除)するなんて無理」では軽視です。 「私が日本語を習うなんて思っていなかった」なら「意外」ですが「私が日本語を話せるようになるなんて思っていなかった」は日本語は自分にとって難しく遠く及ばない存在であった、という尊敬だと思います。
- megukoko
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「なんて」には《軽視の意》のほかに、《意外の意》もあります。(広辞苑にはその旨の記述があります。) 「彼が泥棒をするなんて考えられない」のような用法です。 ご質問の例文の「なんて」もこれに当たると思います。 「日本語を一年前まではまったく話すことができなかったのに、意外なことに今では上手に話せるようになった」という意味で「なんて」が用いられているのではないでしょうか。
お礼
<意外の意>!!普通の辞書には載っていませんでしたがさすが広辞苑ですね。 ご回答頂きどうもありがとうございました。
お礼
なんども補足としてご回答頂き本当にありがとうございます。今後もこの場をお借りして日本語についてお聞きすることがあるかもしれませんがその時にはどうぞよろしくお願いいたします。 どうもありがとうございました。