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いまさら訊けない「インスパイヤ」の用法。
インスパイアとも言うようですが、この際不問に付します。 例の「のまネコ問題」以降「インスパイヤする」という文を良く見かけますが、これの用法が間違っている気がしてなりません。 例えば、 ・AがBをインスパイヤした。 というと、「AがBを盗作した」というような意味で使われていますが、これは言葉の使い方として正しいのでしょうか? inspireという単語を辞書で引くと「霊感を与える; (思想・感情を)吹込む」とあります。ですから、上の例文でいくと、「AがBを感化した」とか「BがAを元ネタにした」が正しい意味だと思うのですが。 「インスパイヤした/された」の正しい用法を教えてください。
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inspireの正しい意味については、仰られる通りでしょう。 英語では「be inspired by ~」(~に感化される)のように受動態で使う方が多いかと思います。 で、カタカナで言う「インスパイヤ」はそれとは別物と思うしかないです。 そもそもinspireをカタカナ表記する時、普通は「インスパイア」と言いますし、あえて「インスパイヤ」と書くのは明らかに「のまネコ問題」を意識した物です。 なので「AがBを盗作した」という意味で使うのも、元の意味からは外れてますが、そういう使い方が流行しているという認識でいいと思います。 まぁ間違いと言えば間違いですが、元々言葉遊びみたいなものなので神経質にならなくていいかと。 パクリのことを茶化して「リスペクト」と言い換える表現は以前からありましたが、そちらは「○○をリスペクトする」というように能動態で使うので、それと混同したのが誤用の原因だと思われます。
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- inaken11
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AがBの作風に影響されて作った作品 という感じで私はとっています。 影響されるのと真似するのはちょっと違うと思います。 日本で言うと、大瀧詠一がフィルスペクターをインスパイアした、という使い方、するのかなぁ?・・・・話が古くてごめん。
お礼
大瀧詠一やフィルスペクターは知りませんが、用法は分かりました。 どうもありがとうございます。
質問者様の指摘どおりです。 結構有名な話ではあるんですが、何かいい参考URL探そうとしても見つかりませんでした。
お礼
やっぱりそうでしたか。 ありがとうございました。
お礼
なるほど。 確かに、カタカナ語と元の外国語は別物といえますね。 神経質になったわけじゃないのですが、細かいことを気にする性分なもので。 ありがとうございました。