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「致しかねる」という表現について

「しない、できない」を「致しかねる」ということがありますが、 「相談できない」を「ご相談はうけかねます」 「返信できない、しない」を「返信しかねる」 という表現を目にしました。 個人的には 「ご相談(は)致しかねます」「返信致しかねます」と言ったほうがしっくりくるのです。 要するに、「致す」を省いて「できない、しない」動詞を、変形させて+「かねる」という表現は正しい(問題ない)書き方や言い方なのでしょうか?

みんなの回答

  • Ishiwara
  • ベストアンサー率24% (462/1914)
回答No.4

もともとは丁寧な語として使いはじめたもので、使っているうちに嫌悪感が出てきたものは、山ほどあります。 弱者差別、身体(下着、性、排泄など)の語に多いようです。日本では、まだ「トイレ」が生き残っていますが、英米人は、toiletと言いません。言葉の新陳代謝なのでしょうか。 「‥しかねます」も、最初は格調の高い丁寧語だったのでしょうが、今では、冷たい、拒絶的な感じを伴っていると思います(少なくとも私は聞いて不愉快です)。

  • hakobulu
  • ベストアンサー率46% (1655/3578)
回答No.3

「相談できない」は「相談を受けることはできない」の誤植だと思いますが、ご質問のシチュエーションで「かねる」を使うことに問題はありません。 「致す」は、 http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E8%87%B4%E3%81%99&stype=0&dtype=0 4-(1)にあるように、 「する」の謙譲語。自己側の動作を低めて言ったり、改まった気持ちで言ったりすることで聞き手に対する敬意を表す。 という用法です。 「ご相談は受けかねます」 「ご相談はお受けしかねます」 「ご相談はお受け致しかねます」 「返信しかねます」 「返信致しかねます」 上記のどちらも、前者より後者のほうが、より丁寧な表現になります。 ただ、貼紙などの表示であれば前者の場合、 「ご相談はお受けしておりません」 などとするほうがすっきりして自然な表現になると思います。 「おりません」の「おる」は謙譲語の一種で丁重語と呼ばれるもので、相手に対して丁重な表現をすることで敬意を示す用法です。       

  • bakansky
  • ベストアンサー率48% (3502/7245)
回答No.2

> 「相談できない」を「ご相談はうけかねます」  ひょっとしたら、後でご自分でもお気づきになられたかもしれませんが、「相談できない」 のは 「相談を持ちかける」 側の人について言われていることで、「ご相談はうけかねます」 というのは 「相談される」 側の人について言われていますから、両者は異なる人について用いられる表現です。 > 「致す」を省いて「できない、しない」動詞を、変形させて+「かねる」  「致す」 を省くと、それぞれ、「相談」 と 「返信」 という名詞だけになってしまいます。すると、「相談かねる」 「返信かねる」 という表現になってしまいます。それだと 「相談を兼ねる」 とか 「返信を兼ねる」 という表現の方が近いものになるように思えます。  「相談を受けることは出来ない」 ということをへりくだった表現にすると、「ご相談をお受けいたしかねます」 とは出来そうに思います。その場合、「する」 を 「いたす」 と 「変形」 させてから 「かねる」 につないでいます。  「返信致しかねます」 の方は問題ないと思います。

  • cxe28284
  • ベストアンサー率21% (932/4336)
回答No.1

かねる 他の動詞の連用形について躊躇 不可能 困難等の意を表す。(広辞苑) ご相談を受けかねます。は間違っていないと思います。 もっと丁寧に謙譲の意を表したいのなら、 ご相談はお受けいたしかねます。になります。 ご相談は致しかねますと云うとご相談は致しません。つまり相談しない。と云う意味になります。 相談を受けると云う意味がなくなります。 「返信しかねる」 も間違っていないと思います。 返信するの連用形返信し+かねる この場合は「返信致しかねる」もありです。

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