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「~してだけ…」という表現について考える
- 「~してだけ…」という表現について初めて知りました。辞書を調べたところ、連体形の前に来ることがわかりました。
- しかし、ネットで検索すると、一定の教育を受けた人の間でも「動詞の連用形+だけ」の表現が使われているようです。
- 国語に詳しい方、この表現について何か考えることがありましたら、教えてください。
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大辞林によりますと、 だけ (副助) 〔名詞「たけ(丈)」からの転。江戸前期からの語〕体言、活用語の連体形および 一部の格助詞などに付く。また、形容詞・形容動詞の連用形にも付くことがある。 その事柄に問題の範囲を限定して、特に取り上げるのに用いられる。 ということですから、「だけ」が接続するのは接続するのは必ずしも体言や連体形 ばかりというわけでもないようです。 確かに、「君にだけ伝えたい」とか言いますもんね。 「動詞+て(接続助詞)+だけ」という形は上の辞書に挙げられている例にも 残念ながら当てはまってはいないのですが、実際使われることはあるように 思います。 ただ、いつでも使えると言うほど一般的でもないと思います。 よく使われていそうな例としては、「~に対して」などの決まった言い方に「だけ」が 付いた「~に対してだけ」「~についてだけ」「~に応じてだけ」のような言い方や、 あるいは「~ている」に「だけ」が挿入された「~てだけいる」「~てだけはいる」 などのような言い方が挙げられます。 「改正前の商法では…、場合を限定してだけ株式の消却を認めていた。」 の例では、途中が省略されていて全体の文脈も分からないので、何とも 言えません。 ここだけ読む限りでは、やや違和感のある表現であるようには思います。
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- cxe28284
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しては株式の取引用語で、仕手と言う言葉があります。 投機目的で比較的多量の売買をすること それではないかとも考えられます。限定で仕手だけ~ あまり自信はありません。 ~していますは動作の連続とか進行形を表す使い方です。 ~してからは動作の時間関係で、~してだけという表現は文法上 ないとおもいますが・・・。
お礼
回答ありがとうございました。 仕手という言葉は知りませんでしたが、文脈上そう見るのは無理だと思います。
お礼
回答ありがとうございました。 「~に応じてだけ」とか「~てだけいる」といった表現は、私自身は聞いたことがないのですが、確かに、フランクな言い方としてはありうるのかなと思います。 「動詞+て(接続助詞)+だけ」という表現は書き言葉としては非標準と考えた方が良さそうですね。