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どなたか古文の品詞分解が得意な方はいらっしゃいますでしょうか。

どなたか古文の品詞分解が得意な方はいらっしゃいますでしょうか。 「永き日のしげきの枝にかまびすく鳴くひよ鳥にねぶたげもなし」 この文の「ねぶたげもなし」という部分の品詞分解がわからずに困っています。わかる方は教えていただけないでしょうか?

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回答No.1

「も/なし」の部分は理解されていることと思います。 「~もなし」の「~」には名詞が来るのが普通です。 たとえば、「金もなし」のように。 ただ「少なくもなし」のように形容詞の連用形が来る場合もあります。 さて、この場合ですが、「ねぶた」は形容詞「ねぶたし」(=ねむたい の語幹なのですが、これに接尾語の「げ」がついて、「ねぶたげなり」というナリ活用の形容動詞が派生しているのです。 それを文法的に普通に接続させれば、「ねぶたげなる様もなし」となるところですが、 「ねぶたげ」という語幹が名詞のように使われる用法になっているのです。 まとめると、 「ねぶたげ」=ナリ活用形容動詞「ねぶたげなり」の語幹 「も」=係助詞 「なし」=ク活用形容詞「なし」終止形 ということです。

kazu-ki
質問者

お礼

とてもわかりやすくて助かりました!本当にありがうございました。

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