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養老孟司:体でわかる学習法とは?
養老孟司氏の言では、哲学のような難解な学問を理解するには、体で分かるようになれ、ということですが、その具体的な解説がどこかに記載されているでしょうか。 本でも雑誌、ネット記事など、素材にはこだわりません。
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詳細には忘れましたが、生徒たちが教室に篭って「あーだ これが正解だ」と論じているのを見た哲学の教授は、「お前たち こんなところにこもって 論じ合ってないで、外に出ろ。そうすればすぐにわかる」と言ったそうです。 理論上は成立するが、実社会ではその通りにならないことがある。 で、我々は空想の中に生きているのではないから、頭の中で理論を組み立てたところで、それが現実社会でも同じ結果になるとは限らない。 哲学は空想の世界ではなく、現実に即したものでなくてはならない。 つまり、実社会に出て体験を通して学べ ってことだと思います。 要するに頭でっかちで、実践能力が皆無なら、それは偉大な哲学者にならず机上の論とまり、架空の理論でしかないってわけです。 で、遠藤周作さんなど、悩んでもがいて、なんとか理論上成立するものを、現実も成立させようとしたんですが、その実体験があったからこそ、最後は仏教に帰依したんですね。 そういった意味では、遠藤さんは体でわかった人ってわけです。
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