- ベストアンサー
...to open the door on cold nights.
NHKラジオ英会話講座より(英作文) 寒い夜にドアを開けようとすると、いつもドアの錠前が引っ掛かる。 The lock sticks whenever I try to open the door on cold nights. (質問)[on cold nights]についてお尋ねします。 [on]の使い方が分りません。「寒い夜に」ならば[in the morning]のように[in cold nights]ではいけませんか?何か時間の幅の長短の違い、ようなものを感じています。[on]と[in]の、時を表す場合の語感の違い、を教えていただければと希望します。宜しくお願いいたします。以上
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
こんにちは。いつもご丁寧なお返事を有難うございます。 ご質問1: <[on]の使い方が分りません。> 1.このonはon December 3rd「12月3日に」の使い方と同じ前置詞です。 2.つまり、「日」につく前置詞と同じ用法です。 ご質問2: <何か時間の幅の長短の違い、ようなものを感じています。> おっしゃる通り、「時間」の「幅の感覚」の捉え方にポイントがあります。 ご質問3: <[on]と[in]の、時を表す場合の語感の違い> 1.On+時を表す名詞: (1)onはその「時」をひとつの「点」としてとらえています。 例: on that day「その日に」 (2)時間の長さに関係なく、主節の動詞との関わりから、その「時間」をひとつの点と考えれば、inではなくonを使うのです。 例: I study in the morning. 「午前中は勉強する」 I was studying on that morning. 「その朝は勉強していた」 上は「午前中の間」という時間の広がりとしてmorningを捉えているのに対し、下は、現在からみた過去の「一時点」として「その午前中」を見ているので、「その日の朝」という一点を示すニュアンスで、onが使われているのです。 2.in+時を表す名詞: (1)inはその「時」を広がりを持った範囲としてとらえています。 例: in the afternoon 「午後に」 (2)時間の長さに関係なく、主節の動詞との関わりから、その「時間」を「広がりを持った期間」と考えれば、inを使うのです。 例: in the Meiji era「明治時代に」 in 2001「2001年に」 in spring「春に」 3.at+night: (1)nightは「夜分に」の意味では前置詞atが通常使われます。Inとの違いは以下の通りです。 例: He came at night.「夜やってきた」 He was studying in the night.「夜間勉強していた」 上は、「来る」という動作が起こった「一点」が夜だったことを示しています。 下は、「勉強していた」という継続の動作が、「夜間」という広がりのある時間だったことを示しています。 (2)at nightとon that nightの違い: 例: He came at night. He came on that night.「その日の夜やってきた」 下は、その日の夜と「その日」に重点があることがわかります。つまり、数ある夜の中でも、その日という「一つの点」にポイントを置いているわけです。 上は、日は特定しておらず、夜間をひとつの点として捉えているため、atを用いています。 ご質問4: <「寒い夜に」ならば[in the morning]のように[in cold nights]ではいけませんか?> 1.いけません。理由は、nightに複数のsがつき、この「夜」を「くりかえされる日々の夜」と同じニュアンスで使われているからです。 2.つまり、ここでon cold nightsは=on the days of cold night「寒い夜の日々には」と同じことなのです。 3.nightを複数扱いしていることから、夜を数えられる「点」と捉えていることがわかります。 夜間という広がりをもった時間幅ではなく、「寒い夜」というスポット(点)の各集まりなので、「そんな寒い夜、の各日々に」という意味で使われているonなのです。 以上ご参考までに。 PS:先週末のクラッシックカー愛好会の晩餐会で、隣に座った男性の車は1908年製で来年100周年を迎え、夫の隣に座った人の車は1937年製で、どちらも現役で活躍とのこと、驚きです。車の歴史は日本の比ではないようです。
その他の回答 (3)
- yoohoo_7
- ベストアンサー率55% (255/460)
>[on]と[in]の、時を表す場合の語感の違い、を教えていただければと希望します。 既に優れた御回答が出ているので今更なのですが、蛇足を申し述べます。お尋ねの「語感」のようなものは回答者の数だけ異なる回答が可能なので、そのような意味で御覧いただけると幸いです。 atは、「丁度~のところで」という意味です。例えば、次のようです。 (1)I ate breakfast at seven.(7時に朝ご飯を食べた。) (1)では、atは悠久の時の流れの中から7時というある瞬間を取り出して「7時という瞬間に」、「丁度7時のところで」という意味です。このようにatは長さや広さがゼロである(と感じられる)ものについて、「丁度~のところで」という意味を表します。 また、次の(2)のようにnightの前にも用いますが、これは電気のなかった昔には夜には人は寝る以外になく、夜は単調で寝ているがために一瞬にして過ぎてしまう「瞬間」のように感じられたからではないかと推測されます。 (2)I slept at night.(夜は寝た。) inは、「~の最外縁の内側で」という意味です。例えば、次のようです。 (3)I am in the car.(車の中にいる。) (3)では、inは車のボディーの「最外縁をなす鋼板の内側に」という意味です。このようにinは長さや広さのあるものについて、「~の最外縁の内側で」という意味を表します。 (この「~の最外縁の内側で」という感覚は、私は実はtaked4700さんにお教えいただきました。この場をお借りして御礼申し上げます。) (4)There is a picture on the wall.(壁に絵が掛かっている。) (4)では、onは「壁に掛かって」という意味です。このようにonは長さや広さのあるものについて、「~に接して」、「~に触れて」という意味を表します。 「~」に時の長さを表す言葉が入る場合は、通常、次のようにinが用いられます。 (5)in 2000(2000年に) (6)in the morning(午前中に) (7)in an hour(1時間で) これらのinも、「~の最外縁の内側で」という意味です。例えば、(5)は2000年の1月1日と12月31日を最外縁とする365日という期間を考えて、「これら2つの最外縁の内側で」という意味です。 ただ、「~」に時の長さを表す言葉が入る場合でも、それがdayを表す言葉である場合だけは、onを用います。例えば、次のようです。 (8)on the day(その日に) (9)on Sunday(日曜日に) 「~」にdayを表す言葉が入る場合だけはonを用いる理由は、dayのいちばん中心になる意味は「日中」、「明るい間」という意味であり、その場合はon the dayで「明るい陽の光に接して」、「明るさに触れて」、「陽の光に照らされた大地を踏みしめて」という感じを表すことになるのでonを用いるのがいちばんぴったりするからです。dayのいちばん中心になる意味が「日中」、「明るい間」である理由は、電気がなかった昔の人の活動はその殆どが日中に行われていたからではないかと推測されます。 またそのため、on~は、「~」の間人々の意識がはっきりしており(つまり、寝ていないで)、人々が活動的である感じがします。別の言い方をすると、「~」の間中ずっと、人々が動き回っている感じがします。 少し転じて、dayは「夜も含めた1日」、「24時間」という意味でも用いられ、(8)、(9)のdayはこの意味ですが、dayの持つ「日中」、「明るい間」といういちばん中心になる意味に引かれて、(8)、(9)のような「夜も含めた1日」、「24時間」という意味のdayにもonを用います。 更に転じて、夜、午前などについても、その間人の意識がはっきりしており(つまり、寝ていないで)活動的である場合には(別の言い方をすると、それが一般の夜、午前、午後、夕方とは異なった特別の夜、午前、午後、夕方であることが明示されている場合には)、onを用います。 例えば、次のようです。 (10)I went fishing on that night.(あの夜は釣りに行った。) (11)We had a party on the night she came.(彼女が来た晩にパーティーをした。) (12)The accident happened on the afternoon of May 10.(その事故は、5月10日の午後起きた。)このようなonを、普通多くの文法書ではただ単に、例えば「それが特定の日の夜、午前、午後、夕方である場合にはonを用いる」のように書いてあります。 これはある程度ルール化されているので、その文の内容が「主語はその特別な夜に寝ていた」のような特別の意味の場合でも、onを用います。例えば、次のようです。 (13)I selpt on that night.(あの夜は寝た。) ただし、year、season、month、weekなど、dayより長い単位のものについては、その間人の意識がはっきりしており(つまり、寝ていないで)、活動的である場合でも(別の言い方をすると、それが一般のyear、season、month、weekとは異なった特別のyear、season、month、weekであることが明示されている場合でも)、常にinを用います。これは、いくらその間人の意識がはっきりしている(つまり、寝ていない)と言っても、人間である以上全然寝ないということはあり得ずどこかで意識の中断(つまり、睡眠)があり非活動的な時間が必ずあるはずだからと推測されます。例えば、次のようです。 (14)in the fall of 2000(2000年の秋に) (15)in the last week(最後の週に) また、dayについて言う場合でも、そのdayを「午前0時から午後12時までという最外縁の内側」という意味で(つまり、単に時間の長さだけを言う意味で)用いる場合は、inを用います。例えば、次のようです。 (16)Can you finish it in a day?(1日でそれを済ませられる?) また、nightについて言う場合でも、そのnightを「日没と夜明けという最外縁の内側」という意味(つまり、それが長さのある時間であることを強調した意味)で用いる場合は、inを用います。例えば、次のようです。 (17)There was some snow in the night.(夜の間に雪が降った。) (18)I awoke three times in the night.(夜の間に3回目がさめた。) もちろん、(17)、(18)は次のように言うことも可能です。 (19)There was some snow at night.(夜、雪が降った。) (20)I awoke three times at night.(夜、3回目がさめた。) (19)、(20)は夜の長さを強調しないあるいは夜の長さがゼロであると感じさせる言い方です。 >[on]の使い方が分りません。「寒い夜に」ならば[in the morning]のように[in cold nights]ではいけませんか? いけません。 いけない理由は、「寒い夜に」と言うからにはこの文の主語はその夜が寒かったことを知っていると思われ、そのためこの文の主語はその夜は意識がはっきりしており(つまり、寝ていないで)活動的であった感じがするので(別の言い方をすると、それが一般の夜とは異なった特別の夜であることが明示されているので)、上に述べた理由からinよりもonで言うのがずっとふさわしいと感じられるからです。別の言い方をすると、inで言う必要性が何ら感じられないからです。
お礼
いつもご回答有難うございます。今回4名の先生方に分り易くまた詳しくご指導いただき、とてもよく理解できました。素晴らしい内容のご回答でした。時を表す場合に使われる、AT、IN、ON、の使い分けが、はっきり理解できたつもりです。これまでも2,3参考書は読みましたが、なにかぼんやり霧が晴れませんでした。お陰ですっきりしました。有難うございました。ポイントについてはいつも頭が痛いです。判断する能力を持ち合わせていません。独断です。お許しください。敬具
- googoo1956
- ベストアンサー率47% (623/1316)
○ 「at」と「in」と「on」の違いです。 ● at: ※「時点」を表す名詞が続く at midnight / at noon / at dawn / at sunset ● in: ※「期間」を表す名詞が続く ※共起する動詞が進行形というわけではない in the morning / in the evening / I never watch TV in the daytime. ● on: ※「特定のとき」を表す名詞が続く on 29th July / on Tuesday afternoons / on the last day of term ○ 上記に記したように「at」と「in」は「時間の長短」が関係していますが、「on」にはそのような意味はありません。「on」は「特定のものと接触して(何かが起こる)」という意味を持っているだけです。 (1) at night:「夕方に(の)」、「夜に(の)」 He worked from six in the morning until six at night. At night the temperature drops below zero. (2) in the night:「夜中に」 Burglers broke into the house in the night. (3) on the night of ... / on a ... night:「・・・の夜に」 She received it on the night of Friday 15 December. The accident occurred on a warm spring night. ○ また「on」の後に複数形が来なければならないということはありません。「特定(=cold)」を示す語が伴っていれば「in a cold night」でも構わないわけです。 http://search.yahoo.com/search;_ylt=A0oGkyBbLlRHH4ABoppXNyoA?fr2=sg-gac&sado=1&p=things%20to%20do%20on%20a%20cold%20night&y=Search&fr=yfp-t-501-s&ei=UTF-8 ○ 逆に複数形が続いても「in the mornings」のように「in」を用いる表現もあります。 http://search.yahoo.com/search;_ylt=A0oGkiopNVRHek8BZUFXNyoA?p=inthemornings&y=Search&fr=yfp-t-501-s&ei=UTF-8 ○ 結論です。「寒い(夜)」という「特定の夜」を表す場合には「on cold nights(またはon a cold night)」という「on」を用いた表現が適切でしょう。「in」を用いたければ「cold」をつけない(つけることができない)「in the night」という表現はありますが、それでは「寒い(夜)」という「特定の夜」を表すことはできなくなってしまいますね。
お礼
いつもご回答有難うございます。今回3名の先生方に分り易くご指導いただき、とてもよく理解できました。素晴らしい内容のご回答でした。時を表す場合に使われる、AT、IN、ON、の使い分けが、はっきり理解できたつもりです。これまでも2,3参考書は読みましたが、なにかぼんやり霧が晴れませんでした。お陰ですっきりしました。有難うございました。敬具
- taked4700
- ベストアンサー率37% (777/2050)
現象としては、何か修飾語がつくとon が選ばれると言うことです。 on the morning of the accident などです。 語感としては、次のようなことだと思います。 1.in the morning になるのは、日常生活の場面で、例えば、午前中に掃除をして買い物へ出かけ、のように、いろいろな用事を済ますだけの時間的な長さを感じているので、in を選ぶ。つまり、I go errands in the morning. のように、「午前中に何々をやる」のような意味合いで使うことが多いから。 2.at night になるのは、夜間であり、昔は、ランプ生活だったのであまり活動をしなかったので短い時間と言う感覚があったため。 3.on Sunday になるのは、曜日など、一週間の中でどの日と言う選択があり、選択と言う感覚があるから。選択というとto がよく使われますが、これは、to AA で、「AAにつながているが離れてもいる」と言う感覚であり、「日曜日に何々する」のような場合は使えない。それよりも、a book on science のようなonの使い方と同じで、「何々について」と言う選択の感覚がある。 4.修飾語句が付くことで、上に述べたように、選択の感覚、つまり、「暑い夜」でなく、「涼しい夜」でもなく、「寒い夜」のような意味合いがあるからでしょう。
お礼
いつもご回答有難うございます。今回3名の先生方に分り易くご指導いただき、とてもよく理解できました。素晴らしい内容のご回答でした。時を表す場合に使われる、AT、IN、ON、の使い分けが、はっきり理解できたつもりです。これまでも2,3参考書は読みましたが、なにかぼんやり霧が晴れませんでした。お陰ですっきりしました。有難うございました。敬具
お礼
いつもご回答有難うございます。今回3名の先生方に分り易くご指導いただき、とてもよく理解できました。素晴らしい内容のご回答でした。時を表す場合に使われる、AT、IN、ON、の使い分けが、はっきり理解できたつもりです。これまでも2,3参考書は読みましたが、なにかぼんやり霧が晴れませんでした。お陰ですっきりしました。有難うございました。敬具 PS:100年も前の車を大切に手入れをして保存する、愛好者の方々、うらやましくもあり、ほほえましく思います。晩餐会に招待される方々は名誉なことなんでしょうね。一度機会があれば名車の数々を見たいものです。男のロマンですものね。でも先生はお付き合いが大変ではありませんか? 敬具