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It won't work. なぜwillを使うですか
上記の文、今現在故障中の物(たとえばテレビ)について言及する時にこう言います。現在の事を言っているのだからIt doesn't work.と言ってもよさそうなのに、それはあまり言わないとの事。 なぜこの場合、willを使うのでしょうか。 willという言葉の背景とか、ネイティブの人たちの持つ単語に関する感覚とか教えていただけたらうれしく思います。
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通常、「willを使って未来形にする」と教えられているから混乱するのでしょうね。 他のヨーロッパの言語には動詞そのもののカタチを活用させて未来形を作る言語もありますが、英語には本来、未来形はありません。 willやその他のフレーズを借りて使って「未来的な表現」をしているだけなのです。 ですから、willを使って現在のことを言っても何の問題もありません。 mayよりも確信度の高い推量を表したりします。 また、willには名詞として「意志」という意味があることからも分かるように、強調的に時として無生物が主語の場合でも主語の強い意思を表すことがあります。 この時には普通、willを「'll」のような短縮形にはせずにアクセントを置いて読み、強い主張や固執を表します。 コレが否定文になっても同様な感じで、アクセントが置かれ否定の時には強い拒絶を表します。 今回の場合、どういう文脈か決めづらいですが、単に治らないのではなくて、「色々やったけどどうしても直せそうにない→つまり、あたかもその機会に意志でもあって治ることを拒んでいるかのようだ」というような意味合いも考えられるのです。 それに対してdoesn'tだと単に事実として「治らない」といってるだけなので「あまり言わない」と言われたんだと思います。 一度、辞書で助動詞のwillを調べてみると他にもイロイロと面白いことが書かれていると思いますよ。
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- Ganbatteruyo
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アメリカに37年住んでいる者です。 私なりに書かせてくださいね。 まず、意思とか未来とか分類して教えるから学習者の方は英語を言葉だということをまず考えないで英語に取り掛かっていすぎるのです。 たとえば「I will go tomorrow明日行きます」といった時、未来のことを言っているんですか? 違うということがお分かりでしょうか。 今のところ行くつもりだ、と言う現在のことを言っているのです。 そしてその「つもりだ」と言う表現から「意思」と言う分類が使われてしまうわけです。 今回の場合も非常に似たことが起こっているのです。 動かない、と言うフィーリングを「擬人化」して「意思を示す」willが使われている、というのは文法的な説明なのです。 そして、「動こうとしない」というような訳が使えるわけですね。 しかし、故障したものを友達なんかが直そうとした時に、「俺もやってみたけどまずだめだね」と言うフィーリングと「何をしようと今からの未来には動かないね」と言うフィーリングを出す時がありますね。 しかし、よく見てください。 両方とも結局同じことを言っているのです。 言っている人の「判断」で動かないだろうといっているのです。 そのものが動こうするかということではないのですね。 このように文法的に理解しようとすると、結局学問的に理解できても実際にそのフィーリングがるときは使えないということになってしますのです。 そうではなく、日本語で言う(nuanceと言う単語から意味が変わって)ニュアンスが違うことを感じ取れればいいだけのことなんです。 では、この二つの違いはと言うと、 I does not work. 動かない、作動しない、と言う事実を述べているわけです。 It does not work now but it will work when wheather gets better.と言う表現でも使われるわけです。 It won't work.の方は「今動かないし、直そうとしても動かないだろうね」と「あきらめ」のフィーリングが入っているわけです。 He won't work.といえば分かりますね。 働こうとしない、だから、未来の日にも働かないだろう。ということになるわけです。 He will not be workingでは無いわけです。 働いていないだろうね(働こうとしないのかは別として)と言うフィーリングになるわけです。 このwillを未来だ、意志だ、なんていって区別しても学習者にとっては「じゃどうやって見分けることができるんだよ」ということになってしまうわけです。 これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
お礼
ご回答ありがとうございます。 It won't work. It does not work.この二つの違いがよくわかりました。言葉である以上、背景に気持ちがあり、それが反映されるのですね。 今の私の英語力では今回の件については英語で質問することも、また万が一質問できたとしても返ってくる答えを理解することができません。親切なご回答ありがとうございました。
- jayoosan
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will は日本の授業では意志とむすびつけて教わってくることが多いですが、実際にはwill, shallとも未来方向への方向性や時間の流れをニュアンスとして含んでおり、また現時点での未来の予測を表す場合はwillが採用されています。 同時に、まだ現時点でそれが起こるか確定していない、はっきりしないような場合のニュアンスも含んでいます。 その英文では、完全に死んだ(まったく動かない)ともわかっていない故障だが、たぶん動かないだろうというニュアンスを表したいときの表現です。 また、こんなwillの用法もあります。 [面と向かって] You will give me what I want. 私のほしいものを出して(渡して)よ 相手の意志を述べているのではなく、相手の今からの動作を表しています。 しかしwillなので、必ず出すとは確定していない文です。
お礼
ご回答ありがとうございます。 willについては「現時点での未来の予測」がキーワードのようですね。 You will give me what I want.催眠術のように あなたはだしたくなる、だしたくなる、と言われているようでもありますね。でも、この解説を読む前なら、なんのこっちゃだけど・・・
- gryfinndors
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It won't work.はI think it does't work.の意味です。 (正確にはI don't think it works.) つまり100%確証があるわけではなく自分の予想です。 従っていろいろ試して次回動かないかもというニュアンスはありません。その場合がIt doesn't work.です。 willは意思を持った未来ですが物は意志がありません。 つまり自分の意志(意見)ということです。 本当に未来にするなら、be going toかshallを使用します。
お礼
ご回答ありがとうございます。 主語がItでありながらwillは自分の予想(しかも100%確証があるわけではない)なんて、目からうろこです。(わかっている人には当たり前でしょうが)
- goo2005goo
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ネイティブじゃないけど、俺も現在故障中の物になぜかwill notを使ったことがある。「使えるかどうか一度(もしくは何度も)試した。その時は動かなかった。その時たまたま動かなかっただけで次回は動くかもしれない。でも次回も無理だろうな」。この長ったらしい気分を「次回も無理」だけで表現するとIt won't work.になる。 ネイティブがどんなつもりで使うのかは分からん。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ・・・この長ったらしい気分を・・・表現するとIt won't workになる。←こういう感覚を身に着けたいものです。うらやましい。
- akijake
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こんにちは。 #1さんの回答とかぶってしまいますが、will には意思的なニュアンスが含まれます。 例えば、 This TV doesn't work. だと、 「このTVは映らない」という意味ですよね。 これを This TV won't work. にすると、極端な例では、 「このTVは(いろいろやってみたけど、いくら頑張ってみても)映ってくれないよ」 の()内が付け足されるような、ニュアンスが出てきます。 感覚的な問題だと思いますが、聞いてる方にすると、 「(話し手が)何回もつけたり消したりアンテナ動かしたり、頑張ってみたのかな?」というイメージがわきませんか? そのようなニュアンスを出すのに、willを使う事が多いです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 実際の生活の中での感覚が伝わってきて、納得しましたという気分です。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 will=未来という思い込みが混乱を招いていると言うことがよく理解できました。確信度の高い推量、意志はつまり未来に繋がるのですね。 助言に従って辞書を調べてみましたら(Yahoo辞書プログレッシブ)、様々な用法、例文がのっていて興味深く読みました。身近にある辞書ですが、こちらの読み方次第でなんでも教えてくれる先生であることがわかり、辞書に対する考え方が変わりました。