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It won't be long before he comes.でlongの代わりになぜa long timeが使えないのか
次の2つの英文について教えて欲しいことがあります。 A: It will be a long time before he comes. B: It won't be long before he comes. Bでは、なぜlongの代わりにa long timeが使えないのでしょうか。 longが主にBのような否定的な状況で使われることは知っています。 だからlongがAで使われないことも納得できますが、a long timeがなぜ否定文において使われないのかよくわかりません。 もしかして、a long timeは何かが確実に存在することがはっきりしている状況でないと使われないのでしょうか。 どなたかよろしくお願いします。
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興味深いご質問です。十分な説明にはなりませんが直感を書きます。 (1) (1) 否定・疑問文で long、 肯定文で a long time (2) 否定・疑問文で far、 肯定文で a long way となり、パラレルな関係が見られます。 ちょっと違う例ではありますが、「初めて」の意味での副詞(句)に (3) 文中位で first、 文末で一種の強調形としてfor the first time また、副詞で「定期的に」や「毎日」の意味で (4) regularlyとdaily、 一種の強調形としてon a regular basisとon a daily basis (2) 以上の例を見て思うのは、 ◎1語でしかも 短い語(=音の上では、少ない音節で)の基本的副詞は (あ)否定や疑問の文脈で、 (い)副詞としての中立的位置としての文中位で、 他方、 ●「(前置詞+)形容詞+名詞」という比較的長い形(ということは、音の上では比較的多くの音節で)は (あ)肯定の文脈で、 (い)焦点位置としての文末位置で、 用いられる傾向があるように見えます。 (3) これは、longやfarが (a) 1語でしかも 短い語(=音の上では、少ない音節) (b) 基本的な副詞(兼、形容詞でもある)だけにhow longやhow far などと疑問詞howと組み合わせて用いられるなど多様な用法がある だけに、いわば言い切るパワーが弱く断定する迫力に欠けるような気がすることとも関係があるような気がします。 ■ 結局、疑問・否定的文脈ではlong、肯定的文脈ではa long timeというふうに一連のペア間で、一種の役割分担(あるいは、棲み分け)ができているように思えます。
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- ljus
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なるほど、そういう考え(fwkk さん)もあったんですね。 感心しました。なぜ many や much が否定・疑問系の文脈で多く現れる傾向がある(断言できないのが口惜しいですが)のかがわかりました。 many, long, much, far がひとつのグループを成す ただ、a long time がそこの文でまったく使われないのかなぁ。 (1)hyperbole の用法で。特に女性が誇張しそうなとき。 (2)イェスペルセンの用語で quotation sunstantive として。ここでは a long time をいった相手のことばをそのまま(鸚鵡返しに)使って。 ただ、ネイティブによってまったく使われないとはいいきれないでしょうが(確かめてはいませんが), long のほうが普通のいいかたなのかもしれません。 ところで、皆さん英語教育に携わる方にお願いしたいのですが、どういうときに much や many を使えるのか、使えないのか、決定的な説明はないようです。 これを機会に皆様方のほうでも考えていただけませんでしょうか。 今回はある用法にとどまらず非常に有意義な方向を示唆していただきました。
補足
否定的状況で主に使われる形容詞・副詞は実際の使われ方においてそれぞれ差があるように思います。例えば、muchをI have much work to do today. と書くと、チェックされる可能性が多いと思います。ところが、manyだとI have many books in my study. と書いても許容されることが多いのではないかと思います。結局、この問題は文法的な観点だけで片づくことではないと思います。 文法的には否定文及び疑問文及び条件文で好まれますね。否定的状況と言うより、はっきりと肯定しづらい状況と言うべきでしょうね。 又、別の問題もあるように思います。 He didn't work for a long time. と書くと、働いた時間が短かった、という意味と、長い期間働かなかった、の意味の両様にとれるのではないかと思います。(for) longなら前者の意味しかないと思います。 私の知識ではこれくらいのことしか言えません。
- Ganbatteruyo
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Gです。 補足質問を読ませてもらいました. >一方、longが 「長い時間」という表現ではなくて、いつ何時「長くない」状態に移行するかも知れないようなものだという気がします。It won'tl be long before he comes. だと「長い時間」の意味はなく、「長くない」状態に移行していると言えるような気がします。 It won't be a long time before he comes. だと「長い時間」でとらえられるものがなくなるのでまずいのではないかと思うのです。 相変わらず理屈っぽくてすみません。いかがでしょうか。 はい、そうです。 そういうフィーリングをこちらでは感じている、と言う事になるのですね。 そう感じるからそのフィーリングに基づいて表現を使う事になるのです。 「長い時間」にならないでしょう、と言う表現と、そう長くはならないでしょう、と言う表現との違いが少し日本語の文章でも感じることが出来るのではないかな、とふと思っています。
お礼
よくわかりました。 ついでに、このことと関連して意見を伺いたいことがあります。 否定的状況で使われやすいlongやfew / littleなどに冠詞がつくと肯定的な状況で、しかも、ある一定の程度が確保されるようなニュアンスを感じるのですがいかがでしょうか。 例えば、a [the] fewは肯定的な状況で少しだが確実に一定程度存在することを表しますし、a lomg timeも同じように考えてよいのではないかと思いますがいかがでしょう。 この場合の a はsomeの意味だと思います。
- wakkarahen
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No. 2 です。 私のコメントはあくまでも提示された文についてのものです。これらの文でネイティブに聞かれても同じようなコメントになると思います。
- Ganbatteruyo
- ベストアンサー率63% (4601/7273)
Gです。 こんにちは!!! むかーし、このカテでお会いしていますよね。 これには二つの説明が使えます。 ひとつは、社会文法におけるフィーリングです。 つまり、It won't be long beforeと言えば100%そのフィーリングを分かってくれる、と言う事を誰でも知っているから使う、と言う事なのです。 これを使えば、今すぐとはいえないけどすぐにでも来きます、とちゃんと誰でもわかってくれるから、このフィーリングがると気には使う、と言う事なのです。 命令形の形を取ったThank youでもちゃんと感謝の気持ちを出している事が分かっているから使うのであるし、言われた方も感謝しているんだな、(いやみで言われているというのであればそのいやみのフィーリングを感じてくれる、と言う事でもあります) もうひとつの説明のしかたは、a long timeで一つの(区切りを持った)長いと感じさせる時間、と言うフィーリングですので、もうすぐ来ますよ、と言うフィーリングを感じさせないのです。 ですから、it won't be a long time before he comes.と言えないことはありません。 しかし、その長い時間とはならない、と言っているだけで、もうそろそろ、と言うフィーリングが出ないわけです。 しかし、It won't be long beforeとなれば、そのまま、長くは無い、つまりもうすぐと言うフィーリングを感じることが出来るわけです。 a long timeは長い期間なのです。 ながーい期間、と書いたらもっとこのフィーリングを感じることが出来るかな。 ですから、ちょっと長い時間、は。長い(ながーい)つまり a long timeの範囲にはならないわけです。 Feeders-san, it's been a long time since I saw you here.と言えば、この「ながーい」のフィーリングが出ていますね。 It's been long (in time) sinceはそれほど「ながーい」を感じさせないのです。 と言う事はa long timeは使われないと言う事ではなく、使われても、won't be long beforeのフィーリングは出ない、と言うわけです。 これでいかがでしょうか? 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
補足
--お久しぶりですね。 a long timeのフィーリングについては、実は私もよく似たことを感じます。 a long timeというのは「長い時間」というものを表現として確定させてしまうのではないかと思うのです。 It's been a long time since I saw you here. は、この前私があなたにあってから 「長い時間」がたった。 I haven't seen for a long time. の a long timeは、前回あなたに会ってから今日会うまでの(あなたを見ない時間が)「長い時間」として経過した。It will be a long time before he comes. は彼が来るまで「長い時間」が経つだろう。 一方、longが 「長い時間」という表現ではなくて、いつ何時「長くない」状態に移行するかも知れないようなものだという気がします。It won'tl be long before he comes. だと「長い時間」の意味はなく、「長くない」状態に移行していると言えるような気がします。 It won't be a long time before he comes. だと「長い時間」でとらえられるものがなくなるのでまずいのではないかと思うのです。 相変わらず理屈っぽくてすみません。いかがでしょうか。
- ljus
- ベストアンサー率15% (3/19)
feeders さんこんにちは。なんだか初めてのような気がしないです。 どこで a long time の文がだめなのかわかりませんが、そういう規則はないと思います。 逆に、だめだという理由があれば教えていただきたいくらいです。
- wakkarahen
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言葉は「科学的に」対応できないサンプルの一つでしょうか・・・ B. "It won't be long" は「市民権を得ている決まり文句(idiomatic phrase)ですね。 これを It won't be a long time ... とすると、文法的には正しいが「市民権を得た」表現でないので、ネイティブはこういう言い方をしない、ということでしょう。つまり、このような意味で使う場合は前者を使う、ということです。 A.の場合でも、これを It will be long ... とはいえない。 言葉の持つ側面でしょうから、そういうもんだと受け入れるしかないでしょうね。
- insider007
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It won't be long before he comes. は慣用表現です。 彼はすぐに帰ってきますの意味。 もし It won't be a long time before he comes. だと帰ってくるのは長い間のことではない という意味で すぐという意味にはなりません。 ただIt won't be longは日常よく使われるので 文法的に正しくても a long timeとすると間違ったと思われるでしょう。
お礼
回答ありがとうございます。longが否定的状況で使われやすく、a long timeが肯定的状況で使われやすいことは知っていましたが、a long timeがなぜ否定的状況で使えないのかということが問題だったわけです。 --これは、longやfarが (a) 1語でしかも 短い語(=音の上では、少ない音節) (b) 基本的な副詞(兼、形容詞でもある)だけにhow longやhow far などと疑問詞howと組み合わせて用いられるなど多様な用法がある だけに、いわば言い切るパワーが弱く断定する迫力に欠けるような気がすることとも関係があるような気がします。 ----なかなか説得力がありますね。 ■ 結局、疑問・否定的文脈ではlong、肯定的文脈ではa long timeというふうに一連のペア間で、一種の役割分担(あるいは、棲み分け)ができているように思えます。 ----そうだと思います。 ----もしよろしければNO 4の方への補足を読んで頂いてご意見を伺えればありがたいです。
補足
もう一つ意見を伺いたいことがあります。 否定的状況で使われやすいlongやfew / littleなどに冠詞がつくと肯定的な状況で、しかも、ある一定の程度が確保されるようなニュアンスを感じるのですがいかがでしょうか。 例えば、a [the] fewは肯定的な状況で少しだが確実に一定程度存在することを表しますし、a lomg timeも同じように考えてよいのではないかと思いますがいかがでしょう。 この場合の a はsomeの意味だと思います