「管鮑の交わり」の使われ方は?
資料1 http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn/42488/m0u/%E7%AE%A1%E9%AE%91%E3%81%AE%E4%BA%A4%E3%82%8F%E3%82%8A/
これによれば「管鮑の交わり」に悪い意味は何もなさそうです。
資料2 論語の「八佾第三」から孔子が語ったとされる管仲評の要所を抜粋します。
http://homepage2.nifty.com/zaco/text/kan/juka/rongo_h.txt
ここに、「管仲之器小哉。」、「管氏有三帰官事不摂。焉得倹乎。」、「管氏而知礼、孰不知礼。」とあり、孔子は管仲を評価していません。但し、他の場所で孔子は管仲を相対的には高く評価している記憶はあります。
資料3 「荀子」大略篇にある管仲評を抜粋します。
http://homepage2.nifty.com/zaco/text/kan/juka/junshi2.txt
ここに、「管仲之為人、力功不力義、力知不力仁、野人也、不可為天子大夫。」とあり、荀子は管仲を評価していません。
さて、質問です。
Q1 資料1によれば、「管鮑の交わり」は他者の交友の褒め言葉として積極的に用いて差し障りなさそうです。しかし、資料2、3の存在を知っている方には耳障りなのかも知れません。
現実には「管鮑の交わり」は如何なるニュアンスで用いられていますか。確信のもてない慣用句は使わなければよいのですから困ってはいません。知識として知っておきたいだけです。
ここでの多数決で決まるみたいな雰囲気は困るので、相応の説得力のある見解を希望します。
Q2 「管鮑の交わり」が良い意味としてだけ使われている場合の質問です。どちらかというとQ1よりは、こちらに関心があります。
「管鮑の交わり」と同様に、一部によくない(よい)評価が有りながら、それが無視されている慣用句が他にもありそうです。何がありますか。よい意味でも悪い意味でも結構です。
なお、断るまでもないのでしょうが、私は漢文を読めません。返り点を入れられなかったから省いただけです。
よろしくお願いします。
お礼
壁というか私は害だと思いますよ?