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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:古文の現代語訳、教えてください!)
古文の現代語訳、教えてください!
このQ&Aのポイント
- 古文「住吉の堂の壇の石取りに紀の国にまかりたりしに、和歌の浦の玉津島に神の社おはす」を現代語訳しました。
- 「衣通姫のこのところをおもしろがりて、神になりておはすなり」という近所の人の言葉によると、玉津島神社は衣通姫が気に入った場所で神となったそうです。
- 夢のお告げ通りに石が見つかり、石を割ると一度に十二片に割れました。これは壇の葛石にちょうど合ったのです。
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遺憾ながら、原典を読んだ記憶がないので断言することはできませんが、前後の脈絡などを参考にしてお答えすると、 (1) 「言う(教える)のである」 前のほうは「喜んで」と訳すよりは、「喜びのあまり」と理由的に訳す方がいいように感じます。 (2) 「石工をつかって」 「石造り」と「して」の間に「を」があれば、現代でも使う用法です。「性能をして語らしめる」など。 (3) 「おもしろし」は単に「気にいった」という訳でいいのかどうか。また、相手は神様なので「神になりておはすなり」は「神となった」とぞんざいに訳していいのかどうかなと思いました。 「年を経たが老いもしないで和歌の浦に鎮座して幾代になるのだ、玉津島姫よ」の「和歌の浦」は「若の浦」と字をあてたほうが良いと思われます。年を経た女神が、「若い」と言われたから喜んだわけですから。まあ「年ふれど」「老い」の「縁語」ですかね。 「唐髪あげて裳唐衣きたる女房」は原文と現代訳がまったく同じように見えます(訳してない?)。一工夫されたほうがいいように思いました。 例えば、「唐」とは中国もしくは朝鮮。「髪をあぐる」は「髪を結いあげる」ことですので、完全に訳したほうが完全に情景を理解していることが読者にわかって、いいかなと思います。
お礼
丁寧な回答をありがとうございます。 (1) なるほど、言うとは教えるということで、堂の壇に適した石を教えたことを言っているんですね。 (2) 石造とは石工のことでしたか。 (3) 「おもしろし」というのは訳が難しいですね。 衣通姫がその地に鎮座した理由などがわかれば、もっと適切な訳ができるのでしょうが、それについては記述がありません。 神様には敬語を使った方がいいですね。 >「年を経たが老いもしないで和歌の浦に鎮座して幾代になるのだ、玉津島姫よ」の「和歌の浦」は「若の浦」と字をあてたほうが良いと思われます。年を経た女神が、「若い」と言われたから喜んだわけですから。まあ「年ふれど」「老い」の「縁語」ですかね。 これは気がつきませんでした。 なかなかうまいこと歌を詠んだのですね。 >「唐髪あげて裳唐衣きたる女房」は原文と現代訳がまったく同じように見えます(訳してない?)。一工夫されたほうがいいように思いました。 このままで現代でも通じるかな、と思っていました。 他人に読ませることは意識しないで、自分がこの文章を理解したいだけだったので。 しかし、そういう場合でも他人が読んだらどうか、と意識することは大事ですね。 >例えば、「唐」とは中国もしくは朝鮮。 唐って中国の唐だと思い込んでいましたが、朝鮮を意味する言葉でもあるんですか~。 勉強になりました。 本当にありがとうございました。