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「霊験あらたか」は一つの言葉でしょうか
日本語を勉強中の中国人です。辞書で「あらたか」という言葉を見ました。例文をいろいろ見て、なんだか「霊験あらたか」は一つの言葉として使われるような気がします。そうでしょうか。「霊験」と「あらたか」はそれぞれ別々に修飾語として使うのは可能でしょうか。たとえば、中国地元の神様を日本の友人に紹介する時に、下記のような会話文の括弧に入れたいと思います。「霊験」、「あらたか」、「霊験あらたか」はどれも可能でしょうか。 「この神様はとても( )です。」 また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
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「霊験(れいげん、れいけん)」は『人の祈請に応じて神仏などが示す霊妙不可思議な力の現れ。利益』、「あらたか(灼たか)」は『神仏の利益が際立ってあるさま』という意味で、それぞれ独立した語です。 しかし、実際には「霊験」「あらたか」を独立で使うことはほとんどなく、「霊験あらたか」という一語で用いることが多いです。 > 「この神様はとても( )です。」 この場合( )に入れられるのは「霊験あらたか」のみです。 さらに言うと、「霊験あらたかな~」という言い方をすることが多く、「~は霊験あらたかです」とはあまり言いません。 上記の場合ですと、「霊験あらたかな神様」というのが自然です。 「あらたか」の別の用法としては「効験あらたか」という言葉があり、これは『神仏への願い・祈り、霊薬などの効き目が際立って高い』という意味です。
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- chie65536(@chie65535)
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「霊験」の意味は「神仏などの超自然的存在が人間の求めに応じてその力を発揮し、ふしぎな現象を出現させること」です。 奇跡とほぼ同じ意味になります。 「あらたか」は「灼たか」と書きます。 意味は「神仏のご利益が際立っている状態」です。 「霊験あらたか」と繋げると「神仏などの超自然的存在が人間の求めに応じてその力を発揮し、ふしぎな現象を出現させ、それにより、ご利益が際立っている状態」となります。 >「霊験」、「あらたか」、「霊験あらたか」はどれも可能でしょうか。 「この神様はとても(霊験)です。」だと「「この神様はとても(奇跡)です。」と言う日本語になってしまい、日本語として成立しません。 「この神様はとても(あらたか)です。」だと「「この神様はとても(ご利益が際立っている状態)です。」と言う日本語になり、意味は通じますが、こういう言い方はしません。 普通の日本人なら「この神様はとても(霊験あらたか)です。」という言い方しかしません。
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早速のご回答ありがとうございます。参考になりました。難しいと感じております。とりあえず覚えることにしました。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。参考とさせていただきます。