比較文の構造について
2003年の慶応大学の法学部の問題です、
Ryunuma Marsh, a wide, shallow wetland located in a remote corner of Japan, is a popular spot for bass fishing and bird-watching. Joggers, cyclists and roller skaters enjoy making use of a paved path that runs around the edge of the water. On their first visit, however, the great majority of them are taken by surprise by the images and sculptures of dragons along the roadways and bridges.
These dragons are all associated with ancient legends. 0f the four most famous dragons associated with Ryunuma Marsh, the most popular with modern visitors is Shinoryu, a young and strong dragon who, according to legend, once seized a rabbit-spirit who was trying to cross the marsh without his permission - but instead of eating her, he ended up marrying her.
上記の一番最後の文ですが、私はthe most popular with modern visitorsを主語と考えて読んだのですが、参考書にはthe most popular with modern visitorsは補語で、この文はCVSの倒置文だと書いてありました。しかし、この文が倒置だと言う理由が分かりません。形容詞+動詞と続いていたら間違いなく倒置だと分かるのですが、今回はthe 最上級と言うことだったので私は名詞のようなものだと認識し、参考書にもthe 最上級の後に自明な名詞が省略されていると書いてあります。そうなると、名詞+動詞+名詞であるのであれば、文法上はSVCとCVSの両方の可能性があります。ただ、この文がCVSの倒置であるという理由を自分なりに考えると、題名が思い出せない参考書に「比較表現(原級、比較級、最上級)は動詞の後に出現する」と書いてあったので、第2文型で動詞の後に比較表現(原級、比較級、最上級)は動詞の後に出現すると考えると、補語部に比較表現が現れることになります。だから、今回の文でもthe most popular with modern visitors isまで読んだ瞬間に「CVSか?」と閃かなければならないのでしょうか?
しかし疑問に思うのですが、今まで「比較表現(原級、比較級、最上級)は動詞の後に出現する」という参考書の記載は殆ど考えることは無く、The most valuable thing is time.と言う文を私はSVCと判断し、「最も大切なもの(主語)は時間(補語)である。」と読んでいたのですが、その読み方は間違いで、この文はCVSの倒置文で「最も大切なもの(補語)なんだよ、時間(主語)と言うものは。」が正しい読み方なのでしょうか?