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倒置について教えてください。
副詞(句) 1:Down came the stock price at once. (株価は一挙に下落した) 2:Upon very slender arguments do they build up their opinions. (きわめて貧弱な論拠に立って彼らは意見をたてる) 上の説明は英文法大全のサイトから引用です。 否定の副詞語句の倒置などはわかりますが、 1だけ作りが違うような気がします。 1は、Down did the stock price come at once.とはならないのですか? どんなルールがあるのですか? 解説お願いします。
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以下のとおりお答えします。 >1:Down came the stock price at once. >2:Upon very slender arguments do they build up their opinions. ⇒2は普通の倒置構文ですが、1は特殊な倒置です。 >否定の副詞語句の倒置などはわかりますが、 >1だけ作りが違うような気がします。 ⇒面白いところに気がつきましたね。おっしゃるとおり、1は「作り」が違います。 >1は、Down did the stock price come at once.とはならないのですか? ⇒でも、こういう倒置もあり得ます。ただ、ニュアンスが違ってきます。 >どんなルールがあるのですか? ⇒これが重要なところですね。以下でこの点をはっきりさせましょう。 便宜上、 1(a):Down came the stock price at once. 1(b):Down did the stock price come at once. とします。 1(a)は、come downのdownのみを、つまり、株価が「下落すること」を強調します。 1(b)のように言うと、come down全体、すなわち、株価が「動く(そして、その結果下落する)こと」を強調します。 この2文を訳し分けるのはむずかしいですが、あえて微妙な違いを明確に表すような訳文にすればこうなります。 1(a):下落したのです、株価が一挙に。 1(b):動いたのです、株価が一挙に値下がりの方へ。 ということで、それぞれ「下落した」・「動いた」の部分を強調しているわけです。 以上、ご回答まで。
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- bakansky
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2. は They build up their opinions [upon very slender arguments]. という文の upon very slender arguments という副詞句の部分を文頭に出したものです。 倒置の目的が、upon very slender arguments という部分を強調することにあったのですが、倒置の文であることを示す必要から do が挿入されています (そうしないと、普通の文に見えてしまいますから)。 1. は強調したいのが up という副詞ですが、come up という強い結びつきにある表現の語順を逆転させているので、一見しただけで倒置の文だと分かります。倒置の文だと分かればそれでいいのです。2. の場合は、文頭に出した部分は、普通に副詞句として読めてしまうので、本来は不要な do を入れて倒置の文であることを明らかにさせています。
お礼
解説ありがとうございました。
- soudanbako10
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ネイティブからすると基本的に倒置は分かりにくいので、あまり使用されない方が良いかと思います
お礼
はい、わかりました。ありがとうございました。
お礼
待ち望んでいた回答でした! 倒置って奥が深いということですね。 みんな疑問に思わないのが不思議ですが、 きっとそれは、”悩まずスルーしても構わない程度”の箇所なのでしょうね・・・ そういえば、Here comes the train!もそうですね。そうすると、副詞の単語で限定されるのかなあ。。。こんな程度で覚えることにしますね。 ありがとうございました。