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倒置について
The secretary showed him the drawer ------ lay the important documents. (A)which (B)that (C)on what (D)in which この問題で、時制より「lay」は「lie」の過去形であることはわかるので(D)が回答になることはわかります。 しかし「the important documents」と「lay」が倒置しているのが理解できません。 どのようなケースでこのような倒置が起こるのでしょうか?
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- jayoosan
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倒置はその文を作った人の気持ちになってみるとわかります。 少し文法書から離れます。 倒置文をみたとき、文法書などは「倒置が起こる(起きた)」という説明をしますが、しかしその文は誰かが書いたもの、もしくは会話においては誰かが言ったもの、であることは間違いありません。 つまり文の作り手にとっては、「倒置を起こす(した)」「倒置を(わざと)した」のです。 では、なぜ書き手が倒置を起こす必要があるのかというと、それは「強調」であるといわれます。 --A いろんな用法がありますが、たとえば無駄な言い方を省いてある状況を簡潔に表現しある部分に「焦点」を当てたりする場合です。 倒置の用法の中に、場所を表す副詞的な要素(副詞、副詞句)を前にもってきて(位置を逆にして)、 場所+V+S とすることはよくあります。 in which lay the important documents. と聞いたとき、その文では重要書類が存在している場所に意識がいきます。 秘書が見せたいのは引き出しの美しさでもないですし、単に重要書類そのものでもない。「重要書類がある場所に入っている、その引き出し」であることがわかります。 There goes the train. 列車が走ってる Here comes Tom. ほら、トムが来たよ 脚本などでは、 「Here comes Mr.X. ここで ミスターX 登場」のようにも使われます。 There is /are ~ も倒置とされています。私は専門家ではないので、その理由を旨く説明できません。 ただ形はそうですし、実際の英文を聞いたとき、A girl is there. と There is a girl (in the roomなど).では文意として後者は、場所にストレス(強調)があることは同じようにつたわってきます。 余談 日本語による英文法書やサイトには、倒置の説明のためにありとあらゆる事例が載っています。 これは英文を分析した結果を説明しているので、「倒置が起こった理由」をなんとか見つけようとし手居るからだと思います。 しかしネイティブや英語圏の人にとっては、英語は普段「使う言語」すなわち「話す」「書く文章」であるので、どう書きたいかだけです。 ですので私も長々と書きましたが、本音を言えば、 上の冒頭から--Aの部分 + No.1の方の Writers sometimes choose to delay the subject of a sentence~ で、倒置の説明は十分と考えています。
日本語と同じで、時には、読者が知りたいことを文の最後に置くのと同じではないでしょうか。 Writers sometimes choose to delay the subject of a sentence to achieve a special effect such as suspense or humor. --THE BEDFORD HANDBOOK SIXTH EDITION(Diana Hacker著 Bedford/St. Martins) "in which lay" で検索すると、そのような例に遭遇するようです。 http://www.google.com/search?num=100&hl=en&as_qdr=all&q=%22in+which+lay%22+site%3Anytimes.com&btnG=Search&lr=lang_en
補足
この例で、読者がりたいこととはどこの箇所が相当するのでしょうか? the important documents が読者が知りたいことになりますか?