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倒置について
"Closely related to English reserve is English modesty." 「イギリス人の謙虚さと密接な関係があるのがイギリス人の謙遜である」 倒置で分詞のcloselyが前に出ている形だ、というのはわかるのですが、 なぜreserveではなくmodestyが主語ということになるのかがわかりません。 間違えて逆に訳してしまいました。 ここではどのように倒置が使われているのか教えてください。 ちなみに上の文章は、旺文社「基礎英語長文問題精講」201ページのものです。
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- wind-sky-wind
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closely は「密接に」という副詞であり,related「関係のある」という形容詞化した過去分詞を修飾しています。 SVC は S = C であるため,入れ替えることが可能であり,C を強調すると,CVS という倒置が行われます。 すでに回答されている通り, English modesty is closely related to English reserve. が元の形です。 形容詞は補語になることはあっても,主語にはなりませんので, Closely related というのは文頭にきても,機能としては補語となります。 そして,to は be related to ~で「~と関係がある」とつながりますので, English reverse は主語とはなり得ず,to English reverse という前置詞句を構成することになります。 Among them were my parents and my brothers. 「彼らの中には,私の両親や兄弟たちがいた」 も有名な倒置ですが, 「彼らに含まれているのは,私の両親と兄弟たちだった」 のように訳すことも可能です。 しかし,among them は前置詞句であり, 主語なのは my parents and my brothers という名詞の方です。 日本語は「~なのは」とすることで,主語のようなものにするのが可能であり,英語の倒置と似たような形になります。 とにかく英語で主語は名詞だということです。 もっとも,名詞は補語になることもありますので,その場合はどちらが主語かは文脈で判断することになります。
- trgovec
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ちょっと待ってください。はじめに確認しておくことがあります。 reserve = 謙虚さ modesty = 謙遜 意味も漢字も似ているのですが、これは間違いありませんね? "Closely related to English reserve is English modesty." 「イギリス人の謙虚さと密接な関係があるのがイギリス人の謙遜である」 これは問題集の模範訳ですね?この訳は「英文の主語が和文の述語になっている」ことはお分かりでしょうか?英文の流れに即した訳で、日本語訳は文法的なSVC関係に縛られていないのです。 英文は確かに倒置されていて、主語は English modesty で補語は closely related to English reserve です(修飾語も全部付けています)。 正置した英文は English modesty is closely related to English reserve. 「イギリス人の謙遜はイギリス人の謙虚さと密接な関係がある」 です。 倒置を見抜くカギは状況によっていくつかありますが、ここでは be related to (A is related to B :AはBに関係がある) に気づくことです。be動詞を中心に前後が入れ替わっていることがお分かりでしょう。品詞から見抜く方法や助動詞の存在で見抜く方法もありますが、ここではこれで十分です。 実は一番知りたい、というか知る必要があるのは、質問者さんの「誤訳」です。別に意地悪ではなく、どのような間違いをされたかにより説明の要点が変わってくるのです。回答が全くの見当違いになることもありえます。 この回答が全くの的外れで、私の認識に間違いがあるなら、質問者さんの訳を添えて、補足してください。 問題集を批判するのはどうかと思いますが、このような歴史のある(つまり古い)問題集には「痒いところに手が届かない」ことがあるのです。 倒置構文で主語述語関係を押さえないといけないのに、模範訳は主語述語関係を反映していません。使いこなすにはかなりの力が要ります。このような「混乱の元」があちこちにあるのです。
- Parismadam
- ベストアンサー率65% (2756/4211)
はじめまして。 ご質問文を通常の配置にすると以下のようになります。 English modesty is closely related to English reserve. 「イギリス人の謙遜は、イギリス人の謙虚さと、密接な関係がある」 倒置は強調のために行われることがあります。ここでは、Closely related to English reserveという副詞句を強調するために、倒置されているということでしょう。 また、前後文脈の流れから倒置が起こることもありえます。例えば、前の文で、English reserve(謙虚さ)についての言及があった場合、「それ(謙虚さ)に密接な関係があるのが、(謙遜)だ」と言う風に、次の文と関連付けて持ってくることも考えられます。文章の流れを途切らずに、スムーズに運ぶ叙述テクニックの一つです。 日本語にも同じような技法があります。 例: 「イギリス人は謙きょだ。その謙きょさと密接に関係して、イギリス人は謙そんだと言われるのだ」 (漢字が似ているのであえてひらがなで区別しました) ご質問文の倒置は、恐らくこのパターンだと思われます。強調のためだとするには、強調箇所が長すぎますし、文意にそぐわないからです。恐らく前の文にEnglish reserve(謙虚さ)についての言及があったのではないでしょうか。ご確認下さい。 以上ご参考までに。
- florida2
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Closelyはrelatedを修飾する副詞です。この倒置を元の語順に戻してみますね。 English modesty is closely related to English reserve.です。English reserveは前置詞toの目的語の働きになっています。 be related to~ ~と関連している be closely related to~ ~と密接な関わり合いがある。 よって副詞に修飾されたrelated to English reserve(relatedを過去分詞から転化した形容詞と考え、よって補語とも考えられる部分)が前に出たため、倒置がおこり、動詞の部分のisと主語の部分のEnglish modestyが入れ替わっているのです。
- tutorial
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もとの文章はおそらく English modesty is closely related to English reserve. かと思われます。
補足
質問文の模範訳にミスがありました。 正しくは「イギリス人の遠慮深さと密接な関係があるのがイギリス人の謙遜である」です。 自分の訳で「謙虚さ」としたので混同してしまいました。 混乱させてしまい、申し訳ありません。 私の誤訳は「イギリス人の謙遜は、イギリス人の謙虚さと深く関係している」で、reserveとmodestyの関係を取り違えています。 倒置になっていることに拘らずに単純なSVOだと勘違いしてしまいました。 模範訳を言い換えると「イギリス人の謙遜はイギリス人の遠慮深さと密接な関係がある」で、 こちらの方が英文の主述関係に即していて適切、ということでしょうか。