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片方の動詞だけ補語をつける?
英文解釈で、 The Japanese have an interesting attitude toward Western things. They have taken from the West a few things whole, adapted and made Japanese others, and completely rejected still others. という文があるのですが、 "adapted and made Japanese others"を読んだときに、 「『日本の他の物に適合させた』と訳せば違和感はないが、その訳をするためにはto Japanese othersとなるはず、だから、その訳は間違いであり、adaptedの目的語はJapanese othersだと『日本のほかのものを適合させた』とすると意味上おかしいので、目的語はothersのみ」だと思ったのですが、この文をSVOCが倒置してSVCOとなった文と考えると、makeの語法からJapaneseは補語であると判断できますが、adaptは辞書を見ると、第5文型の用法がありません。となると、目的格補語のJapaneseはmadeを訳するときだけ訳し、adaptを訳するときは無視するのでしょうか。
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カンマとandで三つの文が一つの文となっています。 1.少数の欧米のものをそのまま取り入れた。 2.(ここは、おそらく1.と3.の中間) 3.残りは未だに取り入れることを拒絶している。 問題ととなる2.を取りだせば、以下の部分ですね。 They have adapted and made Japanese others. Theyは「日本人」ということで一貫しています。 これのmakeのほうだけ取り出すと、 They have made Japanese others. 「日本人は、日本人/日本語を他のものに作り変えた。」 にはなりにくい感じです。Japaneseをothersにしたというのは、どうもしっくりしない感じです。 意味的に1.と3.の中間だとすると、 They have made some (of them=欧米のもの) Japanese others. They have made some Japanese others from/of some (of them). 「日本人は、欧米のもののいくつかは、日本的な別物に作り替えた。」 辺りでしょうか。同様に、adaptは、 They have adapted some (of them) as Japanese others for themselves. 「日本人は、欧米のもののいくつかを、彼ら自身向けに日本的なものに作り替えた。」 といった辺りかと。 日本人が欧米のものに順応したというニュアンスは下げたほうがいいかと思います。それは1.で述べていますから。 訳してしまうと「頭痛が痛い」みたいに思えますが、書き手(話し手)の感覚では、adaptとmakeは似ていても違いがあるのでしょう。ニュアンスが変わってしまいますが、たとえば、change and createと言い換えて見てもいいかな、と思います。 こういう動詞を二つandで結ぶ言い方をしたら、それは新しい動詞を造語したと受け取ってもいいのではないかと思います。 adaptとmakeには、目的語や補語、もしくは前置詞などについて、ぴったり一致する使い方が見当たらない感じです。少なくとも、お示しの英文では難しそうです。もし一致するやり方があれば、それに従うところだと思います。 2.は、文章の流れから見て、1.と3.の中間的なことだと推測できます。a fewの次と思って、上記ではsomeとしました。最後のrejectしたothersが、その他の欧米のものでしょう。 この2.でsomeを言うかどうかですが、三つを一つにまとめたら、省略してもよさそうです。adapt and makeなら、どちらかと言えば、後に来るmakeの用法に従いたくなる感じで、make Japanese othersで止めて、from someを省略するということですね。1.と3.ではさまれた2.では言わなくても了解できます。 P.S. 口語的表現ですが、go and see the doctorといった、go and [動詞]というような言い方はよくします。これですと、goが自動詞の「行く」で用いられていて、次に目的語を取らないことから、go and [動詞]の後は、[動詞]の用法通りになります(そうしたくなる、と言った方がいいかもしれません)。 それと似たような言い方は、その場の思いつき次第で、結構あるかと思います。
- wind-sky-wind
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おっしゃる通りなのですが,普通にはこういうことはできないと思います。 ただここでは have 過去分詞という現在完了において,最初の have で have - taken adapted made rejected とすべてにかかり, taken (from the West) a few things whole (whole は名詞の後ろからかかり,「まるごと(で)」 adapted なし others and made Japanese others の部分だけまとめたのが adapted (and made Japanese) others 最後にある目的語が両動詞で共通, rejected still others a few things others still others と絡ませながら,目的語を最後に持ってくる形をとり, (reject は単純に目的語だけですが) 特に真ん中の部分は adapt (and make Japanese) others と後ろで目的語を共通として make Japanese を一つの動詞のようにしています。 make sure ~などという表現も,もともと, make O sure だったのを熟語的に C を前置させています。 後ろを共通にするために行なわれたことですが, make Japanese もそういう感覚が可能です。 「日本的にする」で後ろに「~を」がくる。 とにかく,こういう後ろで共通の目的語であるため, adapt については others という目的語のみで,補語部分はなし, という形になっています。
- SPS700
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>>目的格補語のJapaneseはmadeを訳するときだけ訳し、adaptを訳するときは無視するのでしょうか。 はいそうです。 第一種は、鵜呑み、第二種は、採択して、日本的な物にし、第三種は捨てた。 ということでしょう。