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日本語のこの文を説明していただけますか
勉強している本にこその説明でこの二つの文がありました。 (1)予防は健康のためにこそなれ、損になることは決してない。 (2)感謝こそすれ怒ることはあるまい。 文(1)の「なれ」と文(2)の「すれ」について説明していただけないでしょうか。 どうして「なれ」と「すれ」の形になっているのだろうか。 よろしくお願いいたします。 至急でお願いします。
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「強調構文」とお考えになって下さい。 「こそ」が「強調」の助詞で、一定の構文を作るので「係り助詞」と言います。 まず「こそなれ」「こそすれ」の前後の文章を良く見て下さい。 「健康のためになる」「損になることは無い」とか、「感謝する」「怒ることはない」は、ほとんど同じ様な意味を言い換えた表現ですよね? たとえば「とても得です。絶対に損はしません。」などを、強調構文で2つ並べて「得こそすれ、絶対に損はしない」と言うことで、文章が強調されるわけです。 「なれ」「すれ」は已然形と言う、日本語独特の形です。 已然形は、仮定形に近いものですが、日本語のややこしい部分の一つであり、「なぜ、そう言う表記になるのか?」と考えるよりは、「この様に表現する」と理解するしかないと思いますよ。
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- unenana
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まさに、勉強なさっている「こそ」に理由があります。 これは日本語の古文に関係します。 「こそ」には強調の意味があり、また文法としては 「こそ」が使われると、その言葉がかかる単語が「已然形」になるという法則があります。 係り結びの法則、と言われています。 他にも、「好きこそ ものの上手なれ」などということわざもあります。 ただ、現代文では「今日こそ早く帰る」などのように、「こそ」が使われていても変化しないので、分かりにくいかも知れません。 上の2つの文は、どちらも否定文です。 ・予防は健康のためにこそ「なるけれども」、損になることは決してない ・感謝こそ「することはあっても」、怒ることはないだろう 肯定文では、昔の言葉でなければ見なくなった「こそ+已然形」ですが、否定文では今でも「こそ+已然形(いぜんけい)」が使われる事があります。 「こそ」の後が、前の文と反対の意味になっていて、「けれども」の意味の言葉が他にない場合は、この「こそ+已然形」を使うと思っていいんじゃないでしょうか。 専門家ではないので、もっと詳しい方がいらっしゃったら そちらを参考になさってください。
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丁寧なご回答どうもありがとうございました。 とても勉強になりました。 どうもありがとうございます。
- amassg
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間違っていたらごめんなさい。 なれ は自分のためになる の なるの変形 (1)予防は健康のためになるが、損になることは決してない。 すれ は他の人にする の するの変形 (2)感謝するが怒ることはあるまい。 じゃないですかね。変形という表現が正しいかどかわかりませんが…
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早速のご回答どうもありがとうございました。 勉強になりました。
- SPS700
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日本語古文の文法の「係り結び」の規則の一つに、「こそ」の後には「れ」がくる、というのがあります。 これは現代文にも、その規則が残っている例です。
お礼
早速のご回答どうもありがとうございました。 勉強になりました。
お礼
丁寧なご回答どうもありがとうございました。 とても勉強になりました。 そうですね、「なぜ」というより、それを覚えるべきですね。 どうもありがとうございます。