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日本語受身文について
受身文について質問があります。 「みんなの日本語」の文法の解説に相手の行為に感謝するときは 「てもらう」を使うと書いてあります。 When talking about something someone has done for you and for which you feel grateful , you should use「Vてもらいます」. ですが・・・ 1 ○ わたしは先生に絵をほめられた。 ⇨先生が自発的にほめたニュアンス。うれしい。 2 ○わたしは先生に絵をほめてもらった。 ⇨わたしが先生に「ほめて」とアピールしたニュアンス。 3 ×わたしは友達に自転車を修理された。?? ⇨ともだちが勝手に修理した 4 ○わたしは友達に自転車を修理してもらった。 ⇨ わたしがともだちにお願いした。 5 ○わたしの本が雑誌に紹介された。 雑誌が勝手?に紹介した?でも、うれしい。 6 ○わたしは本を雑誌に紹介してらった。 わたしがお願いした。 7 ×誕生日に友達にピアノをひかれた。 8 ○誕生日に友達にピアノをひいてもらった。 でも、1番も5番は嬉しい気持ちもあると思います。 受身は相手の行為をコントロールできないことを表し、 「てもらう」は自分がお願いしたりするときに使うと思っています。 外国の方に違いを聞かれましたが、うまく答えられませんでした。 直接受身と持ち主受身で違うのでしょうか。 どなたかわかりやすい説明のしかたを教えていただけないでしょうか。
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- kon555
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日本語は、微妙な語句の使い分けで、話題の渦中にある人の『立場』が変化する特徴があります。 この辺りはニュアンスの話になりますが『もらう』という語句には、ややへり下るような意味合いがあるので『〜してもらう』の場合、自分を低い立場にあるような意味になり、これが「自らお願いした」「助けられた」というような雰囲気を生みます。 分かりやすいのは対義語の「〜してあげる(してあげた)」ですね。 こちらは発話者がかなり上の立場から言っている雰囲気が強いので、「〜してもらう」はこの逆の立場から言ったと考えると、単なる受け身ではない『立場の強弱』という感覚が理解しやすいと思います。
- Nakay702
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以下のとおりお答えします。 >1番も5番は嬉しい気持ちもあると思います。受身は相手の行為をコントロールできないことを表し、「てもらう」は自分がお願いしたりするときに使うと思っています。 ⇒後半はおっしゃるとおりだと思います。 しかし、前半の「1番も5番は嬉しい気持ちもあると思います。」は、少し「問題アリ」かも知れません。 >1 ○ わたしは先生に絵をほめられた。 ⇨先生が自発的にほめたニュアンス。うれしい。 >5 ○わたしの本が雑誌に紹介された。 雑誌が勝手?に紹介した?でも、うれしい。 ⇒1の直接受身でも、5の持ち主受身(間接受身)でも、多くの場合「うれしい」でしょうね。しかし、必ずしも「常に」うれしいかどうか分かりません。どういうことかと言いますと、これらの表現(わたしは先生に絵をほめられた。/わたしの本が雑誌に紹介された。)は、「わたし」がうれしいかどうかについては《表現していない》からです。 そのことについて言及したり限定するようなことは、これらの表現の《関知するところではない》のです。あるいは、これらの表現の《射程外のこと》なのです。要するに、「うれしい」と感じることが多いということと、表現自体がその意味を内包しているということとは、《必然的なつながりはない》という意味です。
お礼
お礼が遅くなり、申し訳ございませんでした。 また、詳しくご説明いただき本当にありがとうございます。 受身が気持ちを表さないという、説明で納得できました。 「てもらう」は気持ちがあるけど、受身は単なる事実の描写にすぎないということですね。 わかりやすいご説明、本当にありがとうございました!
お礼
お礼が遅くなり、申し訳ございませんでした。 ニュアンスの違いですが、「てあげる」と比較すると本当にわかりやすいですね。受身は事実の描写、「てもらう」「てあげる」は立場をの強弱を表すということですね。 わかりやすい、ご説明本当にありがとうございました。 助かりました。ご回答にお時間をいただき本当にありがとうございました!