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「こころ」の「中一」

 日本語を勉強中の中国人です。夏目漱石の「こころ」の中国語版を読み終えました。いま日本語版を読んでいるところです。「中一」の中に理解できないところがありますので、お伺いしたいと思います。原文が載っているサイトは次の通りです。ご参考になさってください。 http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/773_14560.html 1.父は平気なうちに自分の死を覚悟していたものとみえる。しかも私の卒業する前に死ぬだろうと思い定めていたとみえる。  「ものとみえる」と「とみえる」はそれぞれどういう意味でしょうか。 2.詫(あや)まる以上に恐縮して俯向(うつむ)いていた。  「詫(あや)まる以上に恐縮して」はどういう意味でしょうか。 3.父はそれを鄭寧(ていねい)に伸(の)した。  「伸ばす」の意味として、「伸(の)す」という言葉は現代でも使われるのでしょうか。 4.「こんなものは巻いたなり手に持って来るものだ」 (1)ここの「なり」はどういう意味でしょうか。 (2)「持って来る」の「て来る」はどういう役割でしょうか。 5.私はだまって父の為(な)すがままに任せておいた。  「為(な)すがままに」はフレーズでしょうか。どういう意味でしょうか。  また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • kollagen
  • ベストアンサー率52% (63/120)
回答No.1

こんばんは。 じつは前回の質問から、気になって「こころ」全部を読み返してしまいました。 1.「~とみえる」は「わたしにはそういうふうに見えた」「そういう印象を持った」という意味。「~だと思う」などと置き換えができます。 「もの」はここでは断定とか強意で使われていると思います。 「りんごは赤い」はふつうに説明している。 「りんごは赤いものだ」は当たり前ですよ、と断定・強調する言い方。 2.「ただ言葉で謝るだけではなく、恐縮して俯いていた」でしょうか。ちょっと自信がないです。 「恐縮」=身もちぢまるほどに恐れ入ること。 3.「伸す」はまあまあ使います。若い人はあまり? 4.(1)「なり」=「まま」 (2)「来る」=ここではふつうに行く・来るの「来る」にも思えますが、 広辞苑「来る」=(7)ある動作・状態が以前から現在まで続いている意を表す。ずっと‥‥する。 ↑これかもしれません。 卒業証書をただ巻いて持つだけ(「巻いたまま持つ」)ではなく、その状態で電車に乗って実家まで帰る(「巻いたまま持って来る」)という意味。 5.「なす」=「する、行う」 「まま」=「そのとおり、そのまま」 「なすがままに」は、父がすることに反対したりせず、そのまま任せておいた、ということです。

1mizuumi
質問者

お礼

 こんばんは。ご親切に教えていただきありがとうございます。だいぶわかるようになりました。まだすっきりしていないところがありますが、もう少し教えていただけないでしょうか。

1mizuumi
質問者

補足

 5についてですが、「為(な)すがままに」の「が」はどういう意味でしょうか。必要なのでしょうか。「為(な)すままに」もあるでしょうか。

その他の回答 (2)

  • kollagen
  • ベストアンサー率52% (63/120)
回答No.3

NO1 補足です。 >「が」はどういう意味でしょうか。 ちょっと古い言い方ですが、「の」の代わりに「が」を使うことがあります。 ex.「主人がために働く」→「主人のために働く」という意味。 「我が子」「我が家」などは、今でもよく使いますね。 これと同じで、「父の為すがままに」は「父の為すことのままに」と訳せます。 ちなみに「我儘(わがまま)」という言葉がありますが、これも同じように考えて、 「自分の思うままに行動すること」という意味ですね。 >「為(な)すままに」もあるでしょうか。 そういえば、「為すまま(に)」も使いますね。特にどちらが正解でもなく、両方使います。 使い方は同じなので「~のため」で考えるとわかりやすいです。 (1)「あなたのため」(名詞+の+ため) (2)「結婚するため」(動詞+ため) 「為すがまま」→(1) 「為すまま」→(2) なので、つくりが違うだけでどちらも意味は同じです。

1mizuumi
質問者

お礼

 再びありがとうございます。わかるようになりました。大変参考になりました。本当にありがとうございました。「こころ」についてわからないことがある時にまたよろしくお願いいたします。

  • hakobulu
  • ベストアンサー率46% (1655/3578)
回答No.2

#1さんがすでに良いご回答をされていますので、1と2についてだけほんの少し補足程度に。 1.父は平気なうちに自分の死を覚悟していたものとみえる。しかも私の卒業する前に死ぬだろうと思い定めていたとみえる。  「ものとみえる」と「とみえる」はそれぞれどういう意味でしょうか。 : #1さんと大体同じですが、 「もの」は http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn/192614/m1u/%E3%82%82%E3%81%AE/の[一][四](4)にある 【判断の強調】です。 後者は、 「しかも私の卒業する前に死ぬだろうと思い定めていた【のだろう】」 前者は、 「自分の死を覚悟していたのだろう」という【判断を強調】した表現ということになります。 「自分の死を覚悟していたこと」を強調した後なので、 直後の「私の卒業する前に死ぬだろうと思い定めていたこと」も続けて強調するとくどい表現になります。 それを避けたということなのでしょう。 2.詫(あや)まる以上に恐縮して俯向(うつむ)いていた。  「詫(あや)まる以上に恐縮して」はどういう意味でしょうか。 : 「謝るということ以上」ですから、直訳すると、「謝らないで恐縮した」「謝る替わりに恐縮した」ということだろうと思います。 『「口頭で謝る」といった通り一遍の方法では、自分の気持ちを表現できないほど申し訳ないと思った。』 ということでしょう。  

1mizuumi
質問者

お礼

 早速のご回答ありがとうございます。大変参考になりました。本当にありがとうございました。

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