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「困りきる」と「困り抜く」について教えてください
こんばんは。「困りきる」と「困り抜く」の違いがわからないんですが、教えていただけませんか。 例えば、次のような二文があります。 1、彼は困りきった顔をしている。 2、彼は困り抜いて相談に来た。 両方も非常に困っている状態を表しているが、その意味用法の違いはどこにあるのでしょうか。
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「彼」と「彼の問題」との「格闘プロセス」に対する「私」の「認識の違い」ではないですか。 1と2をさらに近い意味に変えてみます。 (1)彼は困り切って相談に来た。 (2)彼は困り抜いて相談に来た。 (1)も(2)を比較すると、 「彼の状態」は、「問題」を「抱え」、「なす術も見つけられない状態」で「私のところに相談に来た」で、(1)も(2)も同じです。 ちがうのは、 「彼に問題が発生したあと」、「彼がどのようにその問題に」「【受動的に】困り続けた」という「ここに至るまでのプロセス」を、 私が【認識しようと、もしくは認識している】のが(1)。 「彼に問題が発生したあと」、「彼がどのようにその問題に」「【受動的に】困り続け」、「その問題に【能動的に】向き合ったか」という「ここに至るまでのプロセス」を、 私が【認識しようと、もしくは認識している】のが(2)。 (1)(2)の違いは、彼がどうこうという違いではなく、 「私」が「彼の【能動的な姿勢】をどこまで」「認識しようとしているか(認識しているか)」ということの違いだと思います。 同様に、 (1)彼は困り切った顔をしている。 (2)彼は困り抜いた顔をしている。 でも説明がつくと思います。 参考にしてください。
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- hakobulu
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どちらも、とても困っている状態を表してはいるのですが、微妙にニュアンスが違いますね。 1は、「これ以上ないほど、とても困っている」という『現在の状態を表現』しています。 2のほうは、「解決法を色々考えたり、実行してみたりしたが、それでも解決できないので困っている」というニュアンス。 つまり、現在、困った状態である、という点は1と同じなのですが、それまで色々試してみたが・・・という『過程が強調された表現』になっているのではないかと思います。
お礼
hakobulu様 ご返答ありがとうございます。 とても参考になりました。
- yyuki1
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はじめまして、smilehouさん。 「困りきる」は完全に行き詰まって問題を打開する為の方法や手段が無く問題や悩みの解決が困難な状態の事。 (問題の解決は無理と思われる、または解決策は無いと思われる状態) 「困り抜く」は色々と思案中で、まだ解決の手立ては有ると思われるが、現時点では解決の糸口が見つからない状態、または自分一人では良い解決策が思いつかない状態の事。 (問題は解決できる解決策は有ると思われるのだが、良い解決策を見出せないでいる状態) 私の個人的な感想ですが・・・。
お礼
yyuki1様 大変参考になりました。 ご返答ありがとうございます。
- 3nk
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「困りきる」はこれ以上困りようがないほど困り果てる。「困る」の最上級。 「困り抜く」は困った状態がずっと継続して、最後まで解決しないこと。 だと思います。
お礼
3nk様 お忙しいところ、ご返答ありがとうございました。 重要なヒントを与えてくれました。
お礼
amelielico様 わかりやすく説明していただき、どうもありがとうございます。大変勉強になりました。 これからもどうぞよろしくお願いいたします。