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「可能」か「受身」?

海外の日本語学習者です。どうぞよろしく! (1)次の文の中の「守られ」の「れ」は何の助動詞でしょうか。 (2)「守られた」の「た」の使い方は?「過去」か「ている」か或いは他の用法でしょうか。 (3)文全体の意味、どう理解すればよろしいでしょうか。 日本の大学はもう、女王アリのように守られた存在ではない。

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  • shkwta
  • ベストアンサー率52% (966/1825)
回答No.1

(1)「れ」は受身の助動詞「れる」の連用形です。 (2)「た」は助動詞「た」の連体形で、存続の意味です(「ている」または「てある」と同じです)。 (3)女王アリは働きアリに守られているわけですが、この場合「働きアリ」が何に当たるのかよくわかりません。しかし、大学をとりまく情勢の変化を言っていると思います。たとえば、制度の改革によって、大学が実績を求められたり、競争にさらされたりするようになり、実績の上がらない大学は消えなければならないかもしれない、といった状況を表現していると思います。

kencn
質問者

お礼

よく分かりました。 早速のお返事、ありがとうございます。

その他の回答 (1)

  • hitsuji3
  • ベストアンサー率22% (33/144)
回答No.2

(1)と、表題についてだけ、参考になると思いますのでお答えします。 動詞「守る」は、 受け身→「守られる」 可能→「守れる」 というように助詞がつきます。 ある俳優さんが言っていましたが、「る」で終わる動詞を可能にするときに、「・・・れる」になるか、「・・・られる」になるかの区別の仕方は、「・・・て下さい」というときに、「っ」(小さいつ)が入るかどうかで判別できるそうです。 「守る」の場合「守って下さい」というように、小さい「つ」が入ります。その場合は「守れる」です。 例えば、「着る」は「着て下さい」というように小さい「つ」は入りません。この場合は「着られる」になります。 原形が同じ音でも、「切る」は、「切って下さい」なので、「切れる」になるのです。 ところが現在は「ら抜き言葉」と言って、このあたりを正しく使えない日本人が多く、日本人同士の会話を聞いていてもあまり勉強にならないかもしれません。(かく言う私も、話し言葉や、親しい人とのメールなどでは敢えてら抜き言葉を使うこともあります。)

kencn
質問者

お礼

大変勉強になりました。 どうもありがとうございました。

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