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英語の文法に関しての質問です。[代名詞について]
On change of residence,members should inform the secretary of it. この文章で最後の[it]は that や one で受けることは出来ますか? 最近、代名詞に関して、何度勉強してもなぜダメなのかはっきりしないまま布団で考える日々です。 なにかオススメの説明、感覚?のようなものございましたらご教授願います。
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こんにちは。10/3のご質問以来ですね。 ご質問1: <この文章で最後の[it]> 1.このitはOn change of residence「住所変更の場合には」という、条件を表す副詞句の中の抽象名詞「住所の変更」を指しています。 2.つまり、条件節を指す用法と同じです。 例: If you change the residence, inform us of it. 「もし住所が変わったら、それを知らせて」 ご質問2: この文章で最後の[it]は that や one で受けることは出来ますか?> できません。 1.Thatができない理由: (1)指示代名詞thatは目に見えるもの、見えないもの両方に使うことができます。 (2)見えるものの場合は、話してからやや遠い場所にあるものを指して「それ」「あれ」という意味で使います。 (3)見えないものの場合は、「事柄」「事情」「内容」を表します。 He said “the earth is round”. That is true. 「彼は地球は丸いといった。それは本当だ」 このthatは彼が言った「地球は丸い」という言った内容を指しています。または、「彼が地球が丸いと言った」事実を指すことも可能です。 (4)ご質問文は、If節ではなく条件を表す句になっています。このitは「住所の変更」という「抽象名詞」を指しており、上記の(2)(3)の用法にはあてはまりません。従って、ここではthatは不適になるのです。 (5)ちなみにここがIf節であれば、代名詞は「住所が変わるということ」という内容を指すことになりますから、thatにすることもできます。 しかし、ご質問文はあくまで「句」であって、代名詞が指すものは「住所変更」という名詞になりますから、ここでは人称代名詞itが正しいのです。 2.oneがだめな理由: (1)代名詞の指すものが、不定冠詞でおかれた可算名詞ではないからです。 (2)oneは既出の不定冠詞で表された名詞を指す代名詞です。 例: I don’t have a car. I want one. 「車を持ってないが、それが欲しい」 a carは「車というもの」という総称的な名詞から抽出した一台の「車」を意味しています。Oneはそれと同じものではないけれど、「車という総称的な名詞から抽出した別の車というもの」を表しているのです。 (3)つまり、oneは同一のものを指せないのです。同一のものならitになります。 例: I have a car. I like it. 「車を一台持っているが、それを気に入っている」 ここでは、itは特定の車を指しています。 (4)ご質問文は、change of residenceが抽象名詞で不可算名詞なので、不定冠詞aを使って表すことができません。従って、aのつかない名詞に代名詞oneを使うことはできないのです。 以上ご参考までに。
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- duosonic
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こんにちは。 On change of residence, members should inform the secretary of it. 1. この例文はどこか参考書のものですか? 最初に拝見した時、「secretary of residence という住居関連を専門に管理統括しているセクレタリーがいて、その人に inform せよ」ということかと思ってしまいました。ところがよく見ると、「引越したことをsecretaryに通知しなさい」という話のようですね。 この文自体が不親切ですよね。なのでせめて: ・On change of residence, members should inform the secretary of new address and contact numbers. 、、、とするべきところだと思いますね。 2. それはともかく、英語における指示代名詞(this、these ⇒ これ、that、those ⇒ それ、あれ)は、眼に見えていて「あ、そこのそれ」とか、手に取って「これ」という時に用いるようです。 it というのはちょっと違って、「日本流ハードコア英文法」では「人称代名詞」の一つと分類されているようです。例えば: A:Is this book yours? B:Oh, I have been looking for it all over. Thanks. 、、、ここの it は、Aさんが手に取って言った「this book」を受けているのであって(人称代名詞)、「正にそこにある眼に見えるそれのこと(this、that)」という意味(指示代名詞)ではないんですよね。 3. このように、it というのはちょっと不思議な存在で、this、that とは一線を画します。だから It is ~ that などの構文で that以下を受けられるちゃうワケですね。その延長で、質問文に it が使われているのは change of residence を受けているからと考えるべきなのでしょうね。 ただ冒頭に申し上げたように、この例文は誤解される余地がある悪文なので(現に僕は誤訳しました)、他の例文にて以上のことを考えてみると良いかも知れませんね。 4. ちょっと脱線しますが、こういうのもあります: ・There are three ways to make her happy. One of which is to buy her ice cream. 、、、この which は「彼女を喜ばせる三つの方法」を受ける関係代名詞ですね。もちろん、them と言っても構いません。 ご参考までに。
お礼
こんにちは。 いつも解かりやすいご説明頂き、感謝いたします。 質問の文はは、TOEICの参考書からです。 duosonicさんの悪文とのご指摘で初めて、違和感を感じました。 もっともっと勉強して私も、不自然さを即座に感じられる 感覚を身に着けたいです。 ありがとうございました。
that … 可。 one … 不可。
- genmai59
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thatとitの区別はやっかいな問題で、私もよく間違えますが、この文に関しては、なぜthatやoneの可能性があると思われるのか、その感覚がわかりません。itしかあり得ないと思います。 何度勉強してもダメなのは、恐らく、勉強して理屈で理解するだけで済ませようとしているからだと思います。外国人として外国語を学ぶときに、ある程度の理屈の勉強は必要だと思いますが、理屈を知った上で、大量の英文にふれて知識をこなれたものにしていかないと、感覚は磨かれません。感覚が磨かれてくると、理屈を読んでも、すとんと腑に落ちるようになります。 感覚は教わるものではなく、磨くものです。英語は生きた言葉ですから、いくら頭で理解しようとしても完璧に理解するのは無理だと思います。どうしてもわからないものは、いったん脇に置いておいて、先へ進んだほうがいいですよ。しばらく先へ進んでから、ふっと振り向くと、以前わからなかったものがすんなりとわかって、驚くことがあります。
- mabomk
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文法的説明は出来ませんので、感覚として、itに代わるものの候補を、消去法で行きますと、 that = あれ、目の前にある「これ」ではなく「あれ」 one = ある「もの」「人」 他に候補として them = それら(複数) 入居者に変更があれば(ある度に)、、、これは1個1個の現在では特定出来ない入居者の種々の変更のケースですから、that, one, them は代名詞としては不適当となります。 it の場合は「今現在はこれだと特定は出来ないが、【それ】として将来起きるであろうある何か(この場合は単数)を指し示す代名詞」として認められますから、この場合はitが最適となります。 よく似た表現です、 On the event of any accident, you are kindly requested to inform the police of it without any delay. 訳「何か事故が発生した際には、速やかに警察当局にその件をお知らせ下さい」 To whom it may concern この下に、「~~~~は====であることを証明します」という松江身分に使われます。このitは「~~~~は====であることを証明します」で「表明される証明文とその内容」が、と云う意味を含んでいます。
- qualheart
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that にも one にも置き換えられませんね。違和感があります。 that は基本的に、時間的に過去、または空間的に遠くにあることを代名するときに使用します。 I cannot forget that.とか。 Do you remember that?とか。 one は同様の名詞が先に使われているが、そのもの自体とは異なる物を指すときに使います。 You have iPhone! I have one too. one = iPhone ですが、自分の持っているiPhoneは相手が持っているiPhoneとは物理的に別ものなので、itではなくoneを使います。
お礼
こんにちは。 大変解かりやすいご回答いただき感謝感謝です。 何度もくり返し回答を読み返させていただきました。 特にitとthatに関しては、大手の文法書でも書いていなかったり 、わかりずらい説明だったので、ようやくのどのつっかえが取れた感じです。 ありがとうございました。