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どうしてCDEFGABCじゃなくてCDEFGAHC?

クラシックを学んだことがある人ならば、誰しも ハ長調の音階を CDEFGAHC (つぇーでーえーえふげーあーはーつぇー) と習ったと思います。 なぜ「シ」は「B」でなく「H」なのでしょうか? Bはシ♭、Hはシ、ということなのでしょうが、 理由は何でしょう。 クラシック以外の音楽では、「シ」はBだと思います。 理由や歴史をご存じの方いらっしゃいましたら、教えてください。

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  • rabbit_cat
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回答No.1

ファと(ナチュラルの)シは三全音ていう関係にあります。いわゆる属七・ドミナントの音です。 この音程は、ものすごく不安定で、中世なんかでは、悪魔の音程とか言われて避けられていました。というわけで、昔は、シはフラットして使うほうが普通だったんです。なんで、Bは、もともと、そっちの音に割り当てられてました。 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1622830 の#3に昔私がなんか書いたものがあります。

sanori
質問者

お礼

ありがとうございます。 もともとHがなくてBだけだったということですね。 その理由に関しては、有用なキーワードを示していただいたおかげで、 ネット上で調べることができました。 メモの意味でリンクを貼らせていただきます。 http://www7.plala.or.jp/machikun/yougo4.htm http://www.denen.org/wasei/c003.xhtml

sanori
質問者

補足

補足の欄ですみませんが、 rabbit_cat様の過去回答で引用されていたリンクを貼らせていただきます。 http://en.wikipedia.org/wiki/Note

その他の回答 (3)

  • Pyratus
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回答No.4

No.2です。「ぴたっと来る説明」が出来る自信はありませんが… ヘクサコードでは、起点となる音による音列の違いから不協音程が発生した場合、B音を半音低く歌う慣わしでした。この半音低い方、シ♭が現れる旋法を「柔らかいヘクサコード」と呼び、シ♭をドイツ語音名ではB。一方、高い音の方を「堅いヘクサコード」と呼んで、シをドイツ語音名でH。 Hを定めた理由は、16世紀にドイツで音楽出版が始まったときに、Hexachordrum の頭文字Hを採ったからとも、Gのあとのアルファベットを使ったからとも、あるいは活字の形から採用したとも、諸説あるようです。

sanori
質問者

お礼

たびたびのご回答をいただき、恐縮です。 大体分かってきました。 ありがとうございました。

  • Pyratus
  • ベストアンサー率58% (60/103)
回答No.3

No.2です。 ヘクサコードの6つの音(Ut、Re、Mi、Fa、Sol、La)を基礎とした旋法の中で Si の音程が得られます。 中世の音楽理論家、グイド・ダレッツォ(階名を発明した人)が定めた1オクターブ(A~G)のうちの「B」がこのヘクサコードに現れる「シ」(ドイツ音名のH)です。

sanori
質問者

補足

再びご回答をいただき、恐縮です。 ありがとうございます。 前回貼らせていただいたリンク http://www.ne.jp/asahi/voce/home/MameChisiki/MameChisiki.htm の中に、 ト長調に転調して歌うとき「ソ」を「ウト」に読み替えていたが、 「シ」に相当する音を名付ければ、読み替えなくても良いことに気づき、 この音に「Sancti Iohanes(聖なるヨハネ)」のSとIを組み合わせた「Si(シ)」と名付けて、 それと合わせて7つの音での音階ができた、 という旨の説明がありますので、ご回答と一致しますね。 しかし、それでは、ヘクサコードにシ♭に相当する音は無いので、 BとHについての説明になっているかどうか・・・・・ グイード・ダレッツォの件は、前回リンクを貼った http://www.mab.jpn.org/lib/exp/solmi/basis.html#hexcode を読んだのですが、よく分かりませんでした。 この補足は、さらなるご回答を強要するものではありませんが、 もしも、ぴたっと来る説明があれば、ご回答いただけますと幸いです・・・

  • Pyratus
  • ベストアンサー率58% (60/103)
回答No.2

> ハ長調の音階をCDEFGAHC > (つぇーでーえーえふげーあーはーつぇー) ドイツ語を使うのは、日本でのクラシック音楽の教育が伝統的にドイツ系を中心に行われてきたということに基づいています。ご指摘のとおり、ポップス(クラシック以外)では英語の「B」を用いていますね。 > なぜ「シ」は「B」でなく「H」なのでしょうか? ドイツ語名の「B」と「H」は異なる音で、中世のヘクサコード(6つの音による全音階的音階)の音にすでに「B」が存在していたため、後に区別として、ヘクサコードの方には「G」のあとの「H」を用い、それより半音低い方の音を「B」としたのです。

sanori
質問者

補足

ありがとうございます。 すみません。よく分からないのですが、 ヘクサコードの6つの音の中に「B」という音名か階名が存在していたということでしょうか? また、ヘクサコードの6つの音の中には、シが存在していたのでしょうか?(あるいはシ♭が存在していたのでしょうか?) (下記は、私自身のためのメモの意味で貼っておきます。) http://www.ne.jp/asahi/voce/home/MameChisiki/MameChisiki.htm http://www.mab.jpn.org/lib/exp/solmi/basis.html#hexcode

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