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ハ長調とかイ短調って何?
最近クラシック音楽にはまりだしたものです。 クラシックに限らず「この曲はハ長調だ。」とか言ったりしますが、これは何を意味するんでしょう。 Wikiで調べたら「メロディーや和音が、中心音と関連付けられつつ構成しているとき、その音楽は調性があるという。」という説明で、「ハ長調の主音はド。」と書かれていまが、いまいちよく分かりません。 ・主音と中心音って同じですか? ・「ハ長調の曲にはドの音が多い。」というだけのことですか? 音楽理論の知識はゼロなので、分かりやすく教えて頂ければうれしいです。
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>音楽理論の知識ゼロ と言う事なので、少々乱暴に説明します。 カラオケに行かれたことがありますか? ちょっと自分には低いのでキーを上げたいとき 機械に「+3」とか「-2」なんていうボタンがあるでしょう。 あれです! 音楽には全部で12の調子があります。 12種類の「ドレミファソラシド」があります。 13個目は元に戻るんです カラオケで「+12」があったら同じ調子になります (1オクターブ高い) ハ長調は「ド」の音が多いわけではないけれど、 「ド」の音で終わります。 「ド」が主役なんです。 「レ」「ファ」のないハ長調はありますが、 「ド」のないハ長調はありません。 「ド」のないニ長調はありますが、 「レ」のないニ長調はありません。 主音は「主役の音」ですね。 「ド」が寅さんで ハ長調が「男はつらいよ」かな?(反論がありそう)
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>もし現代音楽が、効果音や日常の生活音、「ピー」とか「ガーッ」で構成されているんなら、聞く気がしませんね。私はちょっと遠慮しておきます。 さすがに、そういうものではないですよ。 「無調っぽい曲」だったりしますし。 ご存知で無いなら、一応聴いておいた方が良いと思います。
お礼
plutosさん、回答ありがとうございます。 今度探してみます。
- tio_elemen
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いちおう現代音楽の解説を貼っておきます。・ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E9%9F%B3%E6%A5%BD 要するに、調性というのは、作曲をする上での一つの手段に過ぎず、音楽の概念を引き伸ばせばあらゆる音楽が作れるということです。 ただし、親しみやすいかどうかは別です。 調性音楽は親しみやすいので、ロックやポップスは人気があるのです。しかし、「純音楽」のジャンルの現代音楽は調整を否定した為、親しみにくく、人気がないのです。 最後に分かりやすい例を挙げます。 効果音や日常の生活音、それらはすべて「無調」です。 「ピー」とか「ガーッ」ていう雑音も無調です。 私達が普段聞いているほとんどの音が「無調」です。 こういう要素を音楽に取り入れたのが「現代音楽」というものです。 ロックやポップスやジャズは「現代音楽」と呼びません
お礼
tio_elemeさん、再度の回答ありがとうございます。 ロックやポップスやジャズは「商業音楽」とか「ポピュラー音楽」とまとめるんですね。「現代音楽」はクラシックの流れを汲む音楽なんですね。 勉強になります。 もし現代音楽が、効果音や日常の生活音、「ピー」とか「ガーッ」で構成されているんなら、聞く気がしませんね。私はちょっと遠慮しておきます。
- tio_elemen
- ベストアンサー率25% (41/160)
>これは「ジャズ、ロック、ポップスみたいな音楽は無調が多い」ということでしょうか? 12音を満遍なく使っているものが多い? 違います。むしろこれらのジャンルは調性音楽ばかりです。 現代音楽は「芸術音楽」の方の現代音楽です。
- Ishiwara
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何よりも最初に「音名」と「階名」をしっかり区別しないと、結局混乱して何も分からないことになります。 「ハニホヘ‥」は「音名」で、ピアノの「ハ」のキーは、どんな音楽を弾いているときでも、常に「ハ」の音を出します。 「ドレミファ」は「階名」で、どのキーが「ド」かは、一定していません。例えば「蛙の歌が聞こえてくるよ」は、どのキーから出発しても弾けます(12とおりあります)。このとき蛙の「か」の音を「ド」と呼びます。(出発点だから「ド」なのでなく、この曲の最も重要な音という位置づけです。) 「ド」が「ハ」であれば「ハ長調」、「ド」が「ヘ」であれば「ヘ長調」といいます。 声楽をやっている人は、ほとんど上記の方法ですが、器楽をやっている人の中には「ハニホヘ‥」と「ドレミファ‥」は、どちらも「音名」で「まったく同じ」という人もいます。その流儀によれば「ヘ長調」の「蛙の‥」は「ファソラシラソファ‥」となります(シは半音下がる)。 回答者さんの中では、この2つの流儀が混在しているので、たぶん質問者さんは混乱していると思います。なるべく前者の流儀でご説明になるほうが分かりやすいと思います。
お礼
Ishiwaraさん、回答ありがとうございます。 「音名」は絶対的な音の高さで、「階名」は相対的な音を表す。 調とは「主音が絶対的な音の高さではどの音か」を表すということですね。 楽器が出す「ド」はいつも「ド」だと思っていましたが、調が変わると呼び方が変わるんですね。またひとつ覚えました。
- tio_elemen
- ベストアンサー率25% (41/160)
再び#5です。タイプミス失礼しました 主音からはなれたり向う一連の→主音から離れたり向ったりする一連の それざおれの調→それぞれの調 あと、質問者様が、初めのほうに「ドレミファソラシド」以外の音は使われないのでしょうかというような補足をされていましたが、調性音楽においては、ドのシャープというような半音の動きは「主音ドが変化した偶然的な音の動き」として説明できる為、結局は音の組織が崩れることはありません。
- tio_elemen
- ベストアンサー率25% (41/160)
音階と言うのを知っていますか? 「音階の中心音」を「主音」といいます。 カラオケのキーを変えると、その「主音」が相対的に別の高さに変わります。それに伴いすべての音の高さが変わりますね? ドからシまで12音あるのは分かりますよね? 要するに、一種類の音階につき12種類の「調」を作る事が可能です。 作曲家がある音階を使って曲を作ろうとした場合、その12種類の中で最も美しいと感じる調で作ります。(もちろん楽器によって弾きやすい調とか、あまり高いと歌えない、とかいう物理的な問題にもよりますが) 少し専門的な話をしますと、ドレミファソの「ソ」にあたる音を「属音」といいます。 「調性音楽」というの「属音」から「主音」への「解決」によって成り立ちます。要するに音楽の中の音が中心音に戻ることを「解決する」と言います。 「主和音」というものもあります。主音がドだとすると「ドミソ」の3和音を主和音と言います。調性音楽は「和声」という法則に従って進みます。「カデンツ」という音が主音からはなれたり向う一連の和音の動きによって調が成立するのです。 「中心音が複数」という表現もされたようですが、音楽は絶えず「転調」を繰り返しています。転調のない音楽はありません。転調がなかったら単調な音楽になり、面白くないのです。 それでもそれざおれの調においては中心音は一つしかありません。 それが西洋音楽の考え方です。 時代が進むと、「調性」の概念も広がり、「長調・短調」だけでない様々な音階が作曲に使われることになりました。「和声」や「カデンツ」の法則も変化していきましたが、基本的な「中心音」の概念は変わっていません。 もちろん調のない音楽はもっとたくさんありますが、既におっしゃられたようにあまり万人受けはしないようです。でも、それでも美しい音楽はいっぱいありますよ!! そう、シェーンベルクと言う人がこの「調のない音楽」を開発したんですが、なかなか難しいです… でも、属に「現代音楽」と言われる現代の音楽はほとんどが「無調」で書かれています。 音楽を「ある音を中心とした音の組織」という考え方から、「単なる音の羅列」によって音楽を作るという方法が主流になってきた為です。 しかし、やはり万人受けは難しいようです。
お礼
tio_elemenさん、詳しい回答ありがとうございます。 ちょっと難しくなってきました。でも、これから知識を広げるいい出発点になりました。
補足
>転調のない音楽はありません。 ということは交響曲第○番ハ長調とかいっても、ハ長調のみで成り立っているわけではなくて、いろいろ転調がある中で、ハ長調が一番のテーマになっているという理解で合っていますかね? >属に「現代音楽」と言われる現代の音楽はほとんどが「無調」で書かれています。 これは「ジャズ、ロック、ポップスみたいな音楽は無調が多い」ということでしょうか? 12音を満遍なく使っているものが多い? こうやって補足質問をしているときりがないですね...。教えて君ですみません。
- ykgtst
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中心音がなかったり、中心音が複数あると、音楽として成り立ちにくくなるんでしょうか? このWikiの「メロディーや和音が、中心音と関連付けられつつ構成しているとき、その音楽は調性があるという。」の「中心音」という言葉は音楽専門用語ではありません。メロディーの「中心」の音です。 メロディーがある以上、そこにはある高さの音があり、「中心音がない」なんてあり得ないでしょう。中心音が複数あるというのは、調が1つでなく、そこで転調し、違う調に変わればそうだともいえるでしょう。 調がない曲って、ありますか? 調がある音楽は、ドミソ、ドファラ、シレソなどのいわゆるコード進行などを用いて、「ド」を主音とする調らしさを感じさせる物ですが、そういう調らしさを感じさせないもの、たとえば半音階進行とか、おかしなハーモニーなどの音楽はあります。絵でいえば、風景画のように色彩に主張があり、秋らしい色彩、冬らしい色彩の絵が調のはっきりした音楽でしょう。それと比べて抽象的で色彩の統一がとれていなかったり、すべての色がなんべんなく少しずつ使われているものが調性のない音楽だといえるでしょう。
お礼
ykgtstさん。再度の回答ありがとうございます。 調がない曲=抽象画ですか。万人受けはしなさそうですね。 「調のない曲」でぐぐったら、2件だけヒットしました。少なー。(「調がない曲」は何とゼロ!) シェーンベルグという人が作曲したそうですが、私は聞いたことありません。この人の曲が人気があるとは思えないし、やっぱり音楽に調というのはつきものなんですね。でも調がない曲を聴いたら、調って何なのか分かりそうな気もするので、ちょっとこの人の曲を探してみます。
- ykgtst
- ベストアンサー率30% (34/110)
乱暴な言い方をすれば、そのメロディーを成す音で重要な音が中心音と考え、「ハ長調の曲はドの音が多い」との解釈でいいと思います。 曲の最後の音はその曲のメロディーの中心だと考えてみましょうか。その音がド、イロハニでいえば「ハ」の音ですが、その音を主音にしている長調は「ハ長調」ですから、「この曲はハ長調」といえるわけです。 「メロディーを成す音で重要な音が中心音」についてですが、わかりやすく考えれば、「ドシドレド」というメロディーがあったとしましょう。「ド」の音のまわりを上がったり下がったりしますが、最後に「ド」の音に落ち着きますね。このメロディーは「ド」の音を中心にできていると考えられるでしょう。
お礼
ykgtstさん 回答ありがとうございます。 すこし理解できた気がします。中心音というのは、その音と他の音の組み合わせが多く出てきたり、最後がその音で終わることが多いという意味なんですね。
補足
と言うことは、 中心音がなかったり、中心音が複数あると、音楽として成り立ちにくくなるんでしょうか? 調がない曲って、ありますか?
- hagy5217
- ベストアンサー率25% (25/97)
「ドレミファソラシド」は「ハニホヘトイロハ」と置き換え、 ハ長調はドから始まる「ドレミファソラシド」という一般的な音階。 ヘ長調ならば、「ヘ」は「ファ」に相当するので「ファソラシ♭ドレミファ」になります。 シに♭をつけましたが、この♭や♯の位置で基本的には何長調かがわかります。 実際に楽器で奏でてみると「ファソラシドレミファ」と♭を入れないと 「ドレミファソラシド」とは明らかに違う感じに聞こえるのでわかります。 短調は基本的に暗い感じになりますね。 「ラシドレミファソラ」(ラから始まるのでイ短調)と奏でると 暗い感じなのがおわかりでしょう。
お礼
hagy5217さん すばやい回答ありがとうございました。 手近に楽器がないので、確かめられません。何か代わりになるソフトを見つけて、試してみます。
補足
すいません。本当に基本的なことで申し訳ないのですが、 >ハ長調はドから始まる「ドレミファソラシド」という一般的な音階。 ということはこの7音+オクターブ違い以外の音が曲に含まれないのが、ハ長調と考えていいですか? つまりハ長調にはシャープとかフラットが出てこずに、ヘ長調にはシのフラット以外のシャープとかフラットが出てこないという意味でしょうか?
お礼
mort1759さん、回答ありがとうございます。 おお、これは分かりやすいです。カラオケのキーが調だったんですね。 ということは、キーを上げたり 下げたりしながら、無意識に ○長調から△短調に変調とかしていたんですね。知らなかった。 そういえば、陽気な曲をキーを変えて歌うと暗い感じになるという経験をしたことがあるような気がします。 「「ド」の音で終わる」というのが、ハ長調の特徴なんですね。分かった気がしてきました。
補足
詩歌で韻を踏むというのがありますが、あれに近いんですかね。 最後に同じ音が来ると、何か気持ちいい。その音が「ド」なのか「レ」なのかで、調が決まるって感じでしょうか?