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約数のカウントの仕方
こんにちは。 ある数字の約数の総数を求めよという問題があったのですが、やりかたが答えを見てもわかりませんでした。 例えば240を約分していくと240=2^4×3×5となります。 一方、240の約数の総数は5×2×2=20と答えに書いてありました。確かに書き出してみると20個あったのですが、なぜ、この式からもとまったのか全然わかりません。 何か公式でもあるのでしょうか? 例を出して説明していただくと助かります。 宜しくお願いします。
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240=2^4×3×5 ですから、約数は240=2^I×3^J×5^Kと書けます。ただし、0≦I≦4、0≦J≦1、0≦K≦1。 Iの取る値は0,1,2,3,4の5通り。J、Kの取る値は0,1の2通り。 I、J、Kのどれか一つでも違えば違う約数ですから、5×2×2=20通りになります。 もちろん、公式は簡単に書けますが、原理を理解した方が良いでしょう。
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- m-a-g-i
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240=2^4×3×5 ということは、240の約数は (2^0、2^1、2^2、2^3、2^4) (3^0、3^1) (5^0、5^1) の3つの数のグループから、任意に1つずつ選んで掛け合わせればよいことです。 つまり、素因数は2,3,5なのだから、それぞれを何回掛けるかが重要なわけです。(0乗、つまり0回掛けるのも含む) というわけで、2を掛ける回数は5通り 3を掛ける回数は2通り 5を掛ける回数は2通りです。 これら3つはお互いに独立した試行であるといえます。 なので、 5×2×3=20通りの約数が得られます。
- Mathematica
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新課程チャート式(黄) 数学I+A P186に公式が記載されています。
- tatsumi01
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No. 1 の修正です。1行目です。 (誤)約数は240=2^I×3^J×5^Kと書けます。 (正)約数は 2^I×3^J×5^Kと書けます。 2^I×3^J×5^Kは、No. 1 で書いた条件のときに240の約数となることはわかりますね。
- debut
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例えば24を素因数分解すると、2^3×3となりますが、24の約数を すべて書き並べれば1,2,3,4,6,8、12、24の8個です。 で、これらの約数は、2^3の約数(1,2,4、8)と3の約数(1,3) との「積の組合せ」で出てくるものと考えられます。 1は、2^3の約数から1をとり3の約数から1をとってかけたもの 1×1 2は、2^3の約数から2をとり3の約数から1をとってかけたもの 2×1 3は、2^3の約数から1をとり3の約数から3をとってかけたもの 1×3 4は、・・・・以下同様 ・・・・ と考えれば、2^3の約数は4個で3の約数は2個だから、それらを組合せ る全体の個数は4×2で8個となります。 素因数分解したときのそれぞれの部分の約数には、必ず1が含まれるので、 その部分の約数の個数は指数に1を加えたものになり(2^3の部分は3+ 1で4個、3の部分は3^1とみて1+1で2個)、結局、約数の総数は、 素因数分解された部分の「指数に1を加えた数の積」になります。 240=2^4×3^1×5^1とみて、(4+1)×(1+1)×(1+1)=20個、 と総数が求まります。
お礼
返信遅れてすいませんでした。大変わかりやすく解説していただき、ありがとうございました。