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Sorryの意味:同情と謝罪について

Sorryには大きく同情と謝罪の2つの意があると思います。 謝罪のSorryは日本人として理解できるのですが 下記のような同情の際に、何故 同じSorry が使われるのかが理解できません。 I'm sorry you didn't get the job. 文化的なものと言われればそれまでですが、、

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回答No.5

アメリカに36年住んでいる者です。 私なりに書かせてくださいね。 I'm sorry you didn't get the job.が本当に同情のフィーリングを表しているしょうか。 この表現が使われるときに良く観察すると、これを言われた人がひとつの「ここでヒントとなる」表現を使うことがあるのに気がつくと思います。 これはOh, no. It was not your fault, なんですね。 これを言った人は何を感じたんでしょうか。 あなたが直接の原因じゃない、といっているわけです。 つまり、謝ることは無い、といっているんですね。 でもI'm sorry を言った人は同情のフィーリングを出していたんでしょうか。 それもありますね、でも、自分の努力が足りなくてごめんなさい、と言うフィーリングを言っている可能性もあるのです。 つまり、うちの会社に入りたいのか、それじゃ口を聞いてやるよ、なんて言ったのかもしれませんね。 でも、採用されなかった。 それで、充分手助けできなくて、といったのかもしれませんね。 それに対し、言いや、俺の経験があまりにも足りなかったので採用されなかったんだよ、なのかも知れないわけです。 また、子供に3つの単語を使うことを教えます。しつけの一部として。 Thank you. Please. そして、Sorry.です。 これらをいわない子供に、Jack, what is the magic word?と促している場面は知られているのではないでしょうか。 これは、自分が何かやって人に迷惑をかけたときは自分を非を認め被害を受けた人に謝る、と言うことですね。 また、いった事が聞き取れなくてもう一度言ってもらいたいときにこのSorry?が使われますね。 I won't be sorry for what I have done.と言うような表現をして、謝らないからね、では無く、後悔しないよ、と言うフィーリングでもこの単語を使います。 試合で負けたチームの監督に勝ったチームの監督がI'm sorry you didn't win.と言うそのフィーリングは何でしょう。 皮肉かもしれませんし、いいゲームだったぜ、とか、もう少しで負けるところだったよ、とプラス的に言っている可能性も大いにあります。 ひとつの英語の表現を日本語に訳した場合、必ずしもひとつのフィーリングを言っているわけではないことが非常に多いので結局日本語の表現もそのフィーリングに合わせて変わってくるということなんですね。 ここが外国語を習うときの大きな難関になると思います。 そしてその大きな難関が突破できないように感じる理由が英語の表現を分類化しようとすることなんですね。 日本語の「すみません」を謝罪なのか感謝なのか、どうでしょうか。 もちろん、理論的に解釈して、迷惑をかけたので結果としていい方法になったから感謝する、だからこの表現を使う、と理解することは出来るでしょう。 しかし、これを使っている人がその時点でそのような解釈をしてから言うでしょうか。 たぶん、ありがとう、の代わりに言っているだけだと思います。 また、TPOとして、この表現の方が合っている、と状況を判断しながらある表現を使っているわけですね。 このI'm sorryも同じような感じ方でやる「必要がある」と言うことになる表現なわけなんです。 なぜかと言うと、意味ではなくフィーリングの違いを感じながら一つ一つの使い方を覚えていけば難関の壁は自然に崩れていくはずです。 もっと簡単なやり方があればいいんでしょうけど、この方が結局は近道になると思いますよ。 まず、I'm sorry you didn't get the job.を「あまりお手伝いできなくてすみません(でした)」と「お仕事取れなくて残念でしたね。 今度取れるといいですね。」とのフィーリングを自分の頭に想定して使ってみてください。  訳してはだめですよ。 そうすると自然に口調や顔つきもそのフィーリングどおりに変わっていることが分かると思います。 これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。 

その他の回答 (7)

  • komomomo
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回答No.8

再度お邪魔します。。 「織女」ではなく「淑女」です。読み方すら違うのに(欝) 失礼しました m(_ _;)m

  • komomomo
  • ベストアンサー率22% (25/113)
回答No.7

同情と謝罪というように、別々の日本語の語彙として考えると理解が難しくなると思います。むしろ相手の幸せを願っているということ、そして自分への誇りが、Sorry という単語の裏にあると考えると、分かり易くなるのではないでしょうか。 相手に残念な事が起きた場合、自分もあなたの幸せだったら良いと思っていたのに、残念に思いますと伝えること。悪い事をしてしまった場合、そういう自分を情けなく残念に思っていますと伝えること。 日本語では同情と謝罪ですが、Sorry に辿り着く気持ちが分かっていると理解しやすいかと思います。 文化的な視点で言えば、紳士・織女の精神だと思って良いかと思います。

回答No.6

日本でも、身近な人になにか不幸なり、マイナスなことが起こった場合、起こったことそのものにたいして「残念だったね」という同情的な気持ちと同時に、「そのことに対してや、今のあなたの気持ちに対して、私はなにもできずにごめんね。」というような気持ちが少し、ないでしょうか? 「残念だ」という気持ちと共に、「あなたに起こったことを、自分のことのように感じていますよ」という気持ちも表せる気がして、私は両方の気持ちを込めてI am sorryを使っています。 英語圏の人がそういう意味合いで使っているのかは疑問ですが、私はそのように思っています。

  • ohboy729
  • ベストアンサー率41% (244/589)
回答No.4

sorry を(謝罪:すまないと思う)と(同情:残念に思う)の二語で処理するのは難しい感じですね。sorryに対しては「折れた気持ち、打ちひしがれた気持ち」という共通項はあるようですが英語:日本語=1:10のように訳が変わってくる感じがします。 I won't say I'm sorry . ( 絶対、謝らないからね!:自分の行動に対して) ( 同情なんかしてやらないから :相手の行動に対して) You'll be sorry for what you've done . (きっとこのことは後悔するよ、後で残念に思うよ) You'll be sorry !(後悔するなよ。吠え面かくなよ!) あまりいい例ではないかもしれないですが一括りでこうだとは言いにくいと思います。いろんな日本語のボキャブラリーで訳す必要があるようです。はっきりした場面、状況ではいいのですがただの文としては「 I'm sorry .」だけでは成り立ちにくい表現かもしれませんね。

  • bentrey
  • ベストアンサー率40% (84/207)
回答No.3

僕も同様の疑問を持ったことがあり、英米陣に聞いたことがあります。 そのときの彼らの回答としては、 例1:I am sorry for being late(遅れて申し訳ない><!  →自分(話者)の遅刻が(相手に迷惑をかけた)原因だから謝罪の意 例2:I'm sorry you didn't get the job.    (職を得られず残念だったね)  →職に就けなかったことは別に自分(話者)の責任ではないため、同情・慰めの意 というように、sorry以下の 対象「for ~」「that節」以下の事態や内容が、主語(話者)の行動が原因か否かで、sorryの持つ意味が変わってきます。  最終的にはニュアンス、ってことですかね^^;

noname#11434
noname#11434
回答No.2

私も疑問に感じたことがあります。#1さんのご説明のとおりかと思いますが、あらためて辞書を引いてみました。 以下の説明で、ETYMOLOGY(語源)の項を見てみてください。 http://www.bartleby.com/61/20/S0572000.html sore とありますので、「痛み」を感じている、ということですよね。ADJECTIVEとしての意味の説明の項でも、1.Feeling or expressing sympathy, pity, or regret:としていて、sympathy, pity と regret を一つの項で説明しています。「心に痛みを覚えている感覚」として、共通するものとして、捉えているのでしょうね。語源的に説明して見ると、 (自分のした過ちについて)「痛み」を感じています → 「申し訳ない」と感じています。 (あなたの不運な境遇について)「痛み」を感じています。 → 「気の毒でいたたまれない」と感じています。 ということなのではないかと思います。 つまり、日本語ですと、「御免なさい」「申し訳ない」(語義としては、それぞれ「赦して下さい」「謝りようもない」)と、相手に直接謝罪する言葉になっていますが、英語では「たいへん申し訳ないと"感じている"」と、話者の心の状態を表している言葉になっているようですね。 「お気の毒です」という言葉も英語では、「たいへん気の毒に"感じている"」ということで、何れも主体の側の心の状態を表す表現であるため、日本語的には異なる表現となる状況を一つの形でカバーできるのではないでしょうか。 日本語の方が、相手主体の表現なので、状況によって区別される表現になっているということでもありましょうか? (安易に一般化した結論を述べるべきではありませんが、ことこの場合は…)

参考URL:
http://www.bartleby.com/61/20/S0572000.html
forestermail
質問者

お礼

皆様 ご丁寧なご説明ありがとうございます。当初、単純な疑問だったのですが、ひとつの単語をここまで掘り下げて考えてみると、言葉というものは感情を表すためにあるというようなことが理解できました。いろいろと勉強になりました。今後も何かあればよろしくお願いします。

  • pixus990i
  • ベストアンサー率45% (22/48)
回答No.1

言語が違えば、物事の考え方やコンセプトも異なります。日本語の言葉が英語の言葉に1対1で対応するわけではありません。 日本人が英語を理解する場合、コンセプトで理解するとよりよく理解できることがあります。 例えば、Onはよく「~の上」とされますが、この日本語に引っ張られると「on the ceiling」が理解しづらくなります。そうではなく「on=何かにくっついている状態」と理解すれば「on the ceiling」もすんなりわかります。 「同情と謝罪」という理解の仕方をする前に、「Sorryは自分のマイナスの感情を表現する言葉」と考えてみるとよいと思います。そうすれば、謝罪にせよ同情にせよ、感情面で共通した部分があるという感覚が掴みやすくなるのではないかと思います。

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