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「It is a pity that~」「I'm sorry to hear that~」について
「It is a pity that~」「I'm sorry to hear that~」は 「~とは残念だ /(~を)気の毒に思う」という意味だと思いますが、 pityの方は、同情の意味合いが強いような気がしてしまいます。 (同情されたくない方もいると思うので)同情を強く表さずに 「それは残念な事ですね。/ 悲しい事です。」と 伝える時、「It is a pity that~」ではなく「I'm sorry to hear that~」を使う方がよいのでしょうか。 それとも実際は、どちらを使用しても問題ないのでしょうか。 よろしくお願い致します。
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こんにちは。 私はいくつかの理由で I'm sorry to hear that ~ の方を使うことをお薦めします。私自身もこちらの方を使うようにしています。 (1)pity は日本語の「かわいそうな」に相当する言葉だと思います。人間の自然な気持ちを表してはいるのですが、場合によっては他人事な響きがあり、辞書にもしばしば人を見下したような気持ちを含むと書かれているものもあります。I don't want any of your pity. 「お情けなどごめんだ」という表現もあります。ですから、It is a pity that ~ は、お互いにどういう人間かよく理解していて、単なる同情だと誤解されない場合は使ってもかまわないと思います。 (2) pity はラテン系の言葉なので、sorry という古くからある英語の言葉よりやや宗教的で冷たい感じがするのではと危惧します。 (3)I am sorry to hear that ... は主語が自分という人間ですし、sorry という形容詞を使っていますし、to hear という個人的な経験も述べられていますから、より人間的な響きがすると思います。一方、it is a pity は主語が人間ではありませんし、a pity というあまり動きが感じられない名詞が使われていますから、やや事務的な感じを受けると思います。 (4)言葉は短いほど労力を惜しんだ感じがします。このような場合には特にやや長めの表現の方が、丁寧で心が籠もっている感じがすると思います。これは、世界中どこでも同じだと思います。 (5)実際に条件検索をかけて調べるといいのですが、おそらく人が亡くなったような重大な事柄に対しては I am sorry to hear that ... の方が使われる頻度は多いと思います。こういうようなことはやはり慣習に従うのが賢明だと思います。一方、It is a pity that ... の方は、そう重大で無い事柄に対して使われることが多いのではないでしょうか。 お役に立てば幸いです。
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- miknnik
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日本語でも「~とは残念です」「~とはお気の毒です」とバリエーションがあるように、別にどちらを使っても問題はありません。Pity にもいくつか意味があります。下記をご参照ください。 http://www.thefreedictionary.com/pity アメリカで生活していると Sorry to hear that が使われ、実生活上で pity は耳にしませんが、どちらかというと英国っぽい感じがするのは、昔モンティパイソンのメンバーだったジョン.クリースが映画でたまに使ったりしていたのを聞いた覚えがあるためかもしれません。でも実際は何とも思っていなくても義理で「お気の毒です」という人、場合も多いですから、こういう言葉を使う時に肝心なのは、表現ではなく、ハートの問題だと思います。
お礼
回答をくださり、ありがとうございます。 (アメリカではpityの方はあまり使われず、sorry~をよく使う) という事を知らなかったので、とても勉強になりました。
お礼
詳しく理由を書いてくださり、ありがとうございます。 (1)~(5)まですべてなるほど、と思えました。 皆様のおかげで、疑問を解決する事ができました!