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感謝と謝罪
退職し帰国する外国人(アメリカ人)について、周囲がいろいろと 手間をかけて手続きや後始末をしました。 その中で、あまりにも本人が非協力的に思えたので、 「キミのために皆が時間と努力を費やしている。すまない(sorry)という 気持ちがあるか?」と質問したところ、「What do you mean?」と 返ってきました。「同情(sympathy)は?」と重ねて聞くと 「ボクがどうしてsorryやsympathyを感じなければならないの?」 という返事です。そのまま2時間ほど膠着してしまいました。 結局いろいろ手をかけてあげて、本人からは「Thank you」や「I'm pleased for your help」とかは返ってきますが、決して「迷惑をかけた」 などの言葉はありません。 日本人だったら「時間を割いていただいた」だけで充分sorryなのですが、 直訳的に解釈してしまい、とても険悪な別れになってしまいました。 これは個人の性格的なものなのでしょうか?文化の特性でしょうか? はたまた英語表現の問題でしょうか? 皆さんのご意見をお聞かせください。
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文化の違いだと思います。特に米人の場合、完全に自分に非があると認めた時以外(例えば誰かを殴ったとか失礼な発言をしたとか)、Sorryとは言いません。一般的な米人が同じような状況に遭遇した場合、おそらく、いろいろ面倒をみてくれたことに対して感謝の気持ちは表すと思いますが、いわゆる「申し訳ない」という感情はあまり持たないと思います。 あと、米人の場合、自分がそれほど親しくない人や好意を持っていない人に対して、日本人ほどに世話をやいたり親切にする人は少ないように思います。なので、neputamanさんや周りの方がかなり手間をかけてあげたことに気づいてないかもしれません。あるいは気づいていても、自分が頼んだわけでもないのにやってくれているから、一応お礼は言っておこうぐらいの感覚だったんじゃないでしょうか。 お礼を言っただけマシかもしれません。自己中で図々しい人多いですから(笑)。米国で暮らして16年になりますが、今でも、「お前、ええかんげんにせーよっ!」と思うシチューエションが1日に3回くらいあります。
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- shunnak1
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(これは個人の性格的なものなのでしょうか?文化の特性でしょうか?はたまた英語表現の問題でしょうか?) 私が思うに全部該当しそうですね。 少なくとも"sorry"という言葉については、北米人は 自分に利害が関係してくる場合は使用しないのではありませんか。例えば、”歩行中に体が触れた”、”くしゃみや咳をした”、”スーパーの店員がお釣の額を間違えた”等々ではポンポンとその言葉が出てきます。しかし、一旦交通事故を起こし、”相手の車を破損させた”、”歩行者を撥ねた”等では決してその言葉は出てきませんし、出さないように教育されています。これはその言葉を使用した途端に、自分が決定的に悪い事をした、全ての責任を認めた事になるからです。 従って、相手に何か面倒をかけた、助けてもらった場合には、例えば"You took the trouble to help me do anything painful. I really appreciate your doing. You were a big help for me"のような感謝の意を表するのが、一般的には分別があり、教養のある人であることは、日本人でも北米人でも同じだと思います。但し、これも学歴、育った地域、家庭環境によって表現に差異が出てくるのは日本も北米も同じかもしれません。
お礼
そういう教育なのですか。さすが訴訟大国。 ご回答ありがとうございました。
- mabomk
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一般に外国人が日本で仕事をして、いざ離職・帰国する場合は、諸々の手続き(公的・私的・その半々)には大変煩わしい物があることが想像出来ない(less imaginable person)の様に見えます。言葉・文化の違いではなくその御仁の人間性に突き当たる問題であろうかと存じます。もしそれらの手続きを全部何から何まで自分一人で、それも英語が通じない官公庁や引越、荷造り、発送、身辺書類、身辺私物の処理まで自分でやるどれだけ大汗をかく必要があるかが全く想像出来ない人物の様です。マー、本国に帰ってそれっきりならもう忘れましょ、こんな人物も居るんだ位で、もし他の人が来たと個は今回のことを教訓にして、精々「恩着せがましく」「自分達が世話したことを喧伝しておく必要も若干はあるんだ」位で(爆)
お礼
本人、自分の身辺でイッパイイッパイでしたから。 まあ余裕がなかったんでしょう。 ご回答ありがとうございました。
言葉の前に文化の差を感じますね。 まず手伝いは本人からの依頼だったのでしょうか。自発的に友人や職場の同僚が手伝ったのでしょうか。また相手がどれだけ社会人としての経験・自覚があるかも影響するでしょう(文化の差を埋めることが出来る) いずれにしても彼らの感覚ではお手伝いに対してはThank you以外にないでしょう。 どれだけ深く謝意を表すかは個人差です。 このような場合の日本人の「すみません」は「有難うございます」の意味です。謝る時も単に感謝するときも日本人は「すみません」を連発します。逆に外国人から見れば日本人は好意でしたことに対して素直に「ありがとう」が言えないのかと考えるでしょう。 文化の差と言えば、 日本人は出会いには冷静(冷たい)で別れにエネルギー(情熱、思い)をかけます。一般的に外国人は別れは淡白で出会いを大事にします。外国人といっても何千の民族がいるので決め付けは避けるべきですが・・・
お礼
社会人経験の少ない方だったので、国民性が直接出たのかもしれませんね。 こちらも最初の段階からの信頼作りが充分でなかったのかなと反省しております。 貴重なご意見ありがとうございました。
お礼
思ったより文化の違いって大きいんですね。 こちらも今後外国人と付き合う際に、無用な期待をしないように気をつけます。 ありがとうございました。