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法人の利益を別の法人に無税で移す方法
赤字の法人Aがあって、そこに含み益のある資産を持つ法人Bから利益を移したい(要はBの資産でAの経営支援をしたい)のですが、利益に税金掛からずに移すには合併しかないですか? さすがに貸して貸し倒れとか言う屁理屈は通用しませんし。
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完全な無税とはなりませんが、増資が一番簡単で確実です。 B社からA社に増資して資金注入すれば0.7%の登録免許税でいつでもいくらでも資金投入できます。 資本金を増やしたくない場合はDES(増資と減資を同時に行う)という方法もあります。
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- nekoojisan
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No1です。 介護事業や教育事業は、赤字のところが多いですね。 まずは、経営姿勢や周辺環境の都合でやむなく赤字なのか、何か関係先や出資先の都合で、意図的に赤字としているかの切り分けが必要です。 もし、経営体制に問題があるならば、金銭的な支援をしても長くは続きません。(援助を食い潰すだけです) 出来るのは、経営改善の提案が出来る「人的支援」です。 法人Aが許すのなら、過去の詳細な経営分析と新たな事業計画の策定を提案してみて下さい。 当方の身近で、学校法人ですが、教育熱心な経営者ですが、赤字に長年苦しんでいましたが、外部のコンサルタントを招き入れ、教育の質を落とすこと無く、黒字経営に回復した例があります。
お礼
アドバイスありがとうございます。今回の話の基本は恩返しなので、お金を渡した結果こちらが何の価値を得なくても構いません。その際に私も大富豪ではないので所得税を支払って得た個人マネーを出すよりは課税前の利益をそのまま渡せれば節税分だけ多く渡せるという目論見です。税務署としてはその分税金とりっぱぐれますが、どうせ税金はそういう弱者に再分配するんだから道義的にも文句ないだろうし、無駄な公共事業に使われるよりはるかにましでしょう。 私の母親は10年お世話になりましたが、本当に大事にしてもらいました。みんなに子供のようにかわいがられて、迎えに行くといつもルンルンしていてとっても楽しそうでした。最期の病院でも救急の看護師の引継ぎに「この方はとても大切にされている方だと思います」と書いてあったと医師が言っていました。 はっきり言って介護をビジネスとしてとらえるならば、頑張った分だけ大変だし損です。介護保険で報酬は決まっていて、どれだけ手を抜いても一定です。見ていないところなんていくらでも手の抜ける仕事です。手を抜かずとも、他の仕事と同じ労働強度までのサービスをしたとしても、なかなか家族が満足する見守りにはならないと思います。うちは時給いくらに見合った労働程度ではなく、家族以上の愛情をもって守ってもらいました。 幸いにして私が半ば趣味で持っているマイクロ法人でコロナショック時に全力で株を買ったため、LEXUSを買えるくらいの含み益があります。しょせんあぶく銭でして、自分で汗水たらして稼いだ金ではありません。宝くじの当たりと同じで初めからなかったと思えるようなお金です。 A社がこの先存続を優先するか、介護への思いを貫くか、それらを両立するような卓越した力を発揮するか、それはわかりません。どちらを選択するもA社次第です。うちがそうしてもらったように、やりたいようにやれる環境を少しでも維持できればいいと思っています。 現在私の関与はリース備品などの節約のアドバイスくらいです。利用者の介護度と人数で収入はほぼわかるし、利用者の人数に対して手当てする職員数も決まっているので経営状態は聞かなくてもわかります。というか、それ以上の赤字があったとしても構いません。あぶく銭をもって恩返しするだけの事で、返してもらう事は考えていないし、存続しなければやったかいが無いとも思いません。 取りあえずコロナで外へ出なくなったのはどうしようもないので、その落ち込みを支えた先に何があるかはA社次第だと思っています。 介護以外のサービスも提供する事で利益を上げているビジネスモデルはあります。そういう手もあると思いますが、そういう事にも手を広げていくかどうかは彼らが選択する事と思います。
補足
小規模多機能居宅介護というものなんですが、これって介護度が平均1.7くらいでトントンになるように国の制度が設計されています。つまり介護度が1の人を多く受け入れてしまうと自動的に赤字になります。だから介護度の低い利用者は預かる日数を週3回に限定して多くの利用者を受け入れればいいという手もありますが、預ける側からすると週5日預けないと働けません。 A社はそういう現実の問題に対して「週5日来てもらって構わん。家族が心置きなく働けるようにするのが基本。」という方針です。儲かろうが儲かるまいが、そうでなくてはこの事業をしている意味がない、という考え方なんです。税金はそういうところに投入すべきだと思っています。
- munorabu
- ベストアンサー率55% (627/1120)
》利益に税金掛からずに移すには合併しかないですか? A社の介護事業をB社に事業譲渡すれば良いのでは? 課税売上なので無税とはいきませんし一括での経費計上はできませんが、償却することは可能です。 ただA社は廃業又は休眠させ将来の新たな事業に役立たせるかになります。 譲渡バックは利益操作とされるリスクが高いので。
お礼
ご回答ありがとうございます。A社の財務は詳しく聞いていませんが債務超過は間違いなしです。買い取った事業の価値は間違いなくゼロ円なので、B社側では購入代金は全額損金でいいのかな? ただいったんは購入代金分の価値は認めないといけないので、購入代金分の資産として計上して、その後査定の上で減損という手続きになるかな。 A社側では売却代金で累積赤字を埋めてもらう事になりますね。
- marupero
- ベストアンサー率27% (127/454)
お礼
ご回答ありがとうございます。検索してみたら宗教法人に寄付して相続税回避した事例に対する対策みたいですね。税法って何万条もあって誰も一人ですべてを覚えていないと言いますが、こんな変わった条文あるんですね。 ちなみにA社は株式会社、B社は今はやりのマイクロ法人です。 私はA社のかつての顧客(親が介護施設の利用者)という関係なので、A社の財産を自由にどうこうする立場にありません。 B社は私の将来の自分年金用マイクロ法人です。コロナショックで安く株を買えたので利益のおすそ分けを考えています。 私に還流する事は無く完全にあげてしまう話なので、該当はしないような。
補足
そもそもB社から利益を贈与する段階で、贈与は損金になりませんよね。
- marupero
- ベストアンサー率27% (127/454)
お礼
ご回答ありがとうございます。B社(私のマイクロ法人)の節税もそうですが、節税分も含めてなるべく多くA社に利益を移転して支援したいと思っています。貸し倒れは相手が債務整理でもしないと成立せず、B社で損金計上できない(単なる贈与)となりそうな気がしました。
- nekoojisan
- ベストアンサー率37% (317/854)
そのA,Bの業種や資本関係が判りませんが、やりようはあるでしょう。 赤字の法人Aに不動産があれば、B社に貸し出す。人的余裕があれば、出向。これからの市場調査、分析が必要な業態ならリサーチ業務で情報料の授受など。 要は、A社の利益になるような取引をB社との間で、行えば良いのです。
お礼
ご回答ありがとうございます。取引関係を利用するのは難しくて想定してませんでした。スミマセン。 A社は介護事業です。私の母が長年お世話になりました。損得抜きで応援しようと思います。 B社は私の投資用のマイクロ法人です。資本金800万円全額で上場株式を保有している以外の活動は何もしていません。 コロナショック時に全力で株を買ったので、含み益が相当あります。私の老後の自分年金にしようと思っていましたが、コロナでA社の利用者が減って経営が苦しいので私のマイクロ法人の含み益を当ててテコ入れしようと思っています。
お礼
ご回答ありがとうございます。Dept Equity swap ?(増資を引き受けて即減資)でしょうか。Bで損金、Aで0.7%課税ってことでしょうか。それっていい方法ですね。 初めはBをAの100%出資子会社にするってのも考えましたが、それってBからAへの配当は無税だけど、Bで利益が出るのでBで法人税掛かりますよね。 他にいい方法なければDESですね。資本金増えても法人住民税の均等割りが増えるだけなので、おっしゃる通りAの資本金は増やしたくないです。 それにあまりややこしい取引しても税理士報酬増えそうだし、DESっていい手ですね。