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つかうまつる、候ふ、侍りについてお尋ねします。
つかうまつる 意味:お仕え申し上げる 候ふ、侍り 意味:お仕えする 辞書にはこのように書かれていますが、 つかうまつるの方が謙譲のレベルが高いということでしょうか。 それとも、現代語訳するときはどちらでもいいのでしょうか。
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たしかに、辞書には「候ふ」「侍り」に「お仕えする」という意味もあるように書かれていますが、これらの語の本来の意味は「(貴人の)おそばにひかえている」ということで、文字通り奉仕する意味の「仕奉る」とは、意味合いがまったく違います。 「候ふ」「侍り」は、「あり」の謙譲語です。そばにいる、存在するということを意味するだけで、行動で奉仕する意味合いはありません。そばにいること自体が「奉仕」を含意しているので「お仕えする」と訳せる場合もあるというだけです。 一方「仕奉る」は、「仕える」の謙譲語です。行動で奉仕する意味合いのことばです。 謙譲のレベルではなく、ことばの意味が違います。
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