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大河ドラマ「江」のセリフはおかしくないですか?
第二回「父の仇」を見て引っかかるシーンが二ヶ所ありました。 信長が市たちに森坊丸・力丸のことを表現するのに「存じておる」といい、市が三人娘を先導し信長の元を去る際に「参るぞ」といいました。 辞書によればいずれも謙譲語で、「存じて」は「知って」「承知して」の謙譲語、「参る」は「行く」の謙譲語とのことです。 信長が家臣のことをいうのに謙譲表現をとるのはあり得ないと思います。 また、市は誰に対して謙譲表現をとったのか不自然です。 時代劇だから堅苦しい言葉を使えばそれで良しといった感じさえするのですが、国語に詳しい方はどうお考えになりますか?
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昔と今ではだいぶ違うのではないかと思います。 現在の謙譲とか尊敬とか そのまま当てはまるものではないのでしょう。
- adb1990
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ドラマを見ていないので前後の流れからの判断はできませんが、 辞書によれば、 「参る」の意味の中には へりくだる気持ちが失せて、「行く」を重々しくいう。 ともあります。 http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/206978/m0u/ 「助さん、格さん、参りましょうか」みたいなものでしょうか。 時代劇ではよく偉い人が言っている気がします。 「存じて」の方は、調べてみてもそのような意味は載っていませんでしたが、 同じような意味合いで使ったのかもしれませんね。(正しいのかどうかはわかりませんが…もっとよく調べればそういう意味もあるのかもしれません) 言葉は移り変わりもありますから、昔は謙譲表現でない使い方もしていたのかもしれませんね。 もしくは脚本家の方の認識違いか…。。。
大河ドラマは元々、 史実に忠実や時代考証、些細な部分にこだわって 是非を求めるものではありません。
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回答ありがとうございます。 ドラマと割り切って観ているつもりですが、変な言葉使いが出てくると妙に気になってしまいます。脚本家以外にも演出家もドラマ作りに参加しているので、ちゃんとチェックできないのかなと不思議に感じます。
- ys_captain
- ベストアンサー率29% (242/821)
歴史ファンタジーライトノベルなので堅苦しい言葉を使えばそれで良し、なのです。 配役も豪華ですが、鈴木保奈美の娘が宮沢りえ、水川あさみ、上野樹里の時点で 全て納得して見るほかありません。設定に苛立ちを覚えてしまうなら、極力見ないか、 笑い飛ばしてみるしかないでしょう。僕は歴史に疎いので楽しんでいますが。
お礼
回答ありがとうございます。 少女時代から晩年までを一人の女優が演じるとすると設定に無理が生じるのは仕方ないことだとは思いますが、安土築城時で4歳、本能寺の変の時が10歳の江を上野が演じるのは、さすがにダメでしょう。しばらくは子役を使ったほうが自然だと思います。 言葉に関してですが、そのうち「真逆」とか「ドヤ顔」とか「私って○○じゃないですか」なんてセリフが登場するのではないかと、ひそかに楽しみにしています(苦笑)
- Takuya0615
- ベストアンサー率21% (329/1502)
そもそも、「江」の年齢設定自体もおかしいです。 今回の大河ドラマは「歴女」をターゲットとした薄っぺらな内容ですよ。 信長や光秀が死ぬ間際に「ごう・・・。」って明らかに主人公を立てすぎでしょ。 6話まで我慢して見ていましたが、もう見たくないですね。 しかも1話ごとの制作費は6000万ってwww ひどすぎますね。 本題にもどりますが、信長やお市が普段敬語表現を使うこと自体おかしな話ですね。誰に対し敬語表現するんですかね・・・。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 一番の問題は、脚本家の田渕久美子の言語能力の低さじゃないかと思います。 謙譲語以外にも違和感を感じたのが、江のセリフの「やったー」とか「すごい」です。 現代劇じゃないんだから、もっと表現方法がなかったのかと思いますよ。 こんなセリフばっかりだから、「上野=のだめ」の呪縛から逃れられないのでしょうね。
お礼
回答ありがとうございます。 「参る」が使われたのは、市が信長の元を去る際に三姉妹に呼びかけたシーンです。現代語なら「帰るぞ」もしくは「戻るぞ」という感じなので、正しくは「往(い)ぬぞ」もしくは「往(い)ぬるぞ」ではないかと思うのです。 「存じておる」もこの場合は、「知(し)っておる」もしくは「領(し)っておる」が適当だと感じます。 録画したものをまだ2回分しか観ていませんが、この感じだと今後も変な言い回しが出てくるような予感がします。