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18、19世紀の経済学者
大学のレポートで、18世紀から19世紀までの経済学者の中から2人選んで、その学説の違いを対比させ、考察するというレポートが出ているのですが、誰を選んだらいいのか悩んでいます。 全く違う考えをしている2人を取り上げるのが面白いと思うのですが、あまり経済学者について詳しくないので、誰を取り上げたら面白いか(レポートが書きやすいか)、皆さんの考えを教えて下さい。またその理由も教えてくれたら嬉しいです。
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スミス、リカード、マルサス、ミル、マルクス。 この5人以外に誰かいますか? (挙げれば、ぺティ、マン、ステュアート、リスト、エンゲルス、クールノーといますが) 19世紀でも、ワルラス・メンガー・ジェヴォンズを挙げたらペケでしょうね(理由は、mikegoさんがお考え下さい)。 例えば、リカードとマルクスについて、労働価値説の見解から比較するとか、リカードとマルサスの穀物法論争を論評するとか、スミスを継承したマルサスがどのようにスミスを継承したのか、いろいろありますね。 大学の講義で、そこはノートをお取りのはずですので、ご確認下さい。 20世紀経済学と違って、19世紀なら似通った2人を取り上げるのが無難です。 (20世紀ならケインズとハイエクで決まりでしょうが) 最終的にレポートを書くのは、mikegoさんですので(私は代筆できません!)、そこのところはご了承下さい。 参考文献になるものだけでも挙げておきましょう。 根岸隆『経済学の歴史 第2版』(東洋経済新報社) 美濃口武雄『経済学説史』(創世社) 三土修平『経済学史』(新世社) 松嶋敦茂『現代経済学史』(名古屋大学出版会) 西沢・服部・栗田編『経済政策思想史』(有斐閣) 大森郁夫『ステュアートとミル』(ミネルヴァ書房) その他、経済学史の棚にある本で、お手に取りやすいものをお選びください。
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- orimoto
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18世紀から19世紀の時代というと、アダム・スミスからマーシャルに至る、近代経済学が確立された時代ですよね。ですからこの主流の中から1人を選び、これに異を唱えた1人を選べば面白いし、書きやすいと思うんです。 異を唱えた人では、シュンペーターが一番だと思うんですが、かれの生涯は1883ー1950ですから、活躍期が20世紀になってしまいます。 そうするとちょっと平凡ですが、やっぱりマルクス(1818ー1883)ということになるのでしょうか。彼の異論は言うまでもないでしょう。 それから、アダム・スミスとリッカードを対比させるのも面白いでしょう。スミスが国富というパイを大きくするのを論じたのに対し、リッカードは、そのパイの配分を論じたからです。 ”入り口”となる参考書を挙げておきます。 ■竹内靖雄『経済思想の巨人たち』新潮選書(03-3266-5111) ■日経『経済学の先駆者たち』日経(03-3270-0251)