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英語の「多義文」(7)

「象徴的意味」に関心があります。詩歌や韻文の多くは、文字面の意味は分かっても、何を象徴するのか分かりにくいものがありますね。 文字面の意味はともかくとして、何かを象徴しているらしいけれどもそれが何か分からない。そんな詩文に出会った経験がありましたら、それ(原文)を教えてください。定型詩、散文詩その他どんなジャンルでも構いません。ただ、題名やリンク先名等でなく、実際の文章そのものを教えていただければ有難いです。何らかの注釈などを添えていただければ、なお有難く存じます。

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回答No.2

お礼コメントありがとうございます。 私も完全には理解しておりませんので、個人的な解釈になりますが、一応このように私は解釈しております。 If thought is life  And strength and breath (thought = life, strength and breath ) And the want Of thought is death;(the want Of thought=death)(want of=欠乏) もし、思考は命、 そして力と息吹きであり、 思考の欠乏は死であるなら then I'm a happy fly if I'm alive or if I'm dead. それなら、私は幸せな蠅の方がいい たとえ生きるにしても、死ぬにしても >>私訳 『もし生命が、体力や活力が、欲望が考えだとしたら、死も考えから出てくるものだ。それなら私は、ハエである方が幸せというものだ。生きるにせよ、死ぬにせよ』 want of の解釈(欲望か欠乏か)と、if ... and ...の区切りの箇所(生と死の分かれ目)の解釈でわかれましたね。 私個人としましては、どうもモヤモヤしてしまいます。 理論上では、人間は思考ができる状態というのが生きていると言えるけど、蠅だったらそんな事はないといいたいのだと分かるのですが、でもだからって蠅の方がいいって気分にどうしても私はなれずにいます。 何も考えない方が幸せというなら、ブレーク自信「詩を書いている時点で考えてるでしょ!」と言いたくなりますし、、。 でも、この詩が嫌いかと言うと「なんか妙に心に残るいい詩だな~!」と思う自分もいて、最後までモヤモヤします、、、。

Nakay702
質問者

お礼

再度のご回答ありがとうございます。 なるほど、私は切り方を間違えたようですね。 まず、If thought is life And strength and breathという大前提があり、 次に、And the want Of thought is deathという小前提があり、 それらを勘案して、Then am I A happy fly, If I live, Or if I die.という結論に至るということですね。そう解釈すると、かなり明快な感じですね。 つまり、「もし思考が生命、体力、活力であるなら、 思考の欠乏はすなわち、死であろう。 ならば私は、幸せなハエになる。生きるにせよ、死ぬにせよ。」 ということですね。 これなら、分かるような気がします。 もしかしたら、このくだりの本意は、「考えることができるから死を知り、素を考えるからおびえるのだ。ということは、常に永遠に人間は死におびえながら生きることになる。それなら、死など考えることもない(であろう)ハエは、死におびえることもないだろう。おびええながら生きるのは不幸だ。それなら、私はおびえることのないハエになろう。たとえ突然死んだとしても、その瞬間までは幸せでいられるのだから…。」といったところかも知れませんね。 ここで私は、コンラッドの名言を思い出しました。 曰く、「人間は、自分の考えることを最も恐れる」。 どうもありがとうございました。またよろしくお願いいたします。

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回答No.1

ウィリアム・ブレークの詩ですが、解説を読んでも分かったような分からないような、、、。 『』内の箇所です。 THE FLY   Little Fly, Thy summer's play My thoughtless hand Has brushed away.    Am not I A fly like thee? Or art not thou A man like me?    For I dance And drink, and sing, Till some blind hand Shall brush my wing.   『If thought is life And strength and breath And the want Of thought is death;   Then am I A happy fly, If I live, Or if I die.』 (作者:Blake, William 書名:無垢と経験の歌.) 著作権はおそらく切れているでしょうから遠慮なく引用しました。 ネット上の解説を読むとだいたい、 ブレークは人間と蠅はどこが違うだろうと考えて「(人は)考える事ができる事」だと思いそれなら、蠅の方が何も考えずに幸せだと思うに至った。 みたいな事が書いてあるのですが、なにかモヤモヤをします。

Nakay702
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます! 確かに、ブレークは画家、詩人、そして、「神秘家」と説明されていますね。 いや、それにしても面白い詩ですねえ。 ご指摘の『 』部分、つまり、 『If thought is life And strength and breath And the want Of thought is death; Then am I A happy fly, If I live, Or if I die.』 の私訳に挑戦してみましたので、できましたら、ご講評をお願いします。 私訳 『もし生命が、体力や活力が、欲望が考えだとしたら、死も考えから出てくるものだ。それなら私は、ハエである方が幸せというものだ。生きるにせよ、死ぬにせよ』

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