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千字文の初句、「天地玄黄」について
千字文の初句は「天地玄黄」で、和訳すると「天の色は黒く、地の色は黄色」だそうです。 次の疑問にお答え下さいませ。ご回答の形式は箇条書きであってもなくても一任します。 1 「天地玄黄」が散文のとき文法上、正しいですか。「天地玄黄」では「天の色は黒く、地の色は黄色」の意味を表せない気がします。何を疑問に思っているかを上手く表現できないので先に2以降をお読み下さいませ。 「天地玄黄」は韻文だから読み手が補って読むのだというなら疑問はありません。 「天の色は黒く、地の色は黄色」を中国語の散文として訳すのに 2 「天玄地黄」とした場合、文法上どんな欠陥がありますか。手入れをして下さいませ。 3 「天玄又地黄」とした場合、文法上どんな欠陥がありますか。手入れをして下さいませ。 4 「天的颜色很黑,地的颜色黄色」とした場合、文法上どんな欠陥がありますか。手入れをして下さいませ(私の作ではありません)。颜とは「顔」の中国文字です。 よろしくお願いします。なお、質問文から察知して頂けると思いますが、当方の漢文力は昔々の高校卒業時が頂点で、今もほぼ頂点です(下がる余地があるほど高いところへは届かなかった)。
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質問者が選んだベストアンサー
中国語の専門家ではありませんが、漢文、中国語には興味があります。 最近、漢文を音読(訓読ではありません)していると、少しリズムがわかってきました。4文字なら非常にリズムがいいとかですね、日本語に4字熟語がありますね。千字文はすべて4字句で、リズムがよく、暗唱しやすくなっています(もちろん、中国語で読んだ場合の話です)。 1.「天地玄黄」はもちろん「天地」が主語、「玄黄」が述語で、「そのまま訳せば「天と地は(それぞれ)黒と黄色である」となります。 2.漢文法上は問題ないです。ただ、「天玄」だと、耳で聞いてわかりにくいでしょうね。「天地」だとすぐわかります。 3.別におかしくはないですが、すこしくどい感じがします。入れるなら 天玄而地黄でしょうね。ただ、これは4文字ではないので、リズム的にはだめです。 4.「天的顔色很黒,地的顔色黄色」 漢文ではなく、現代中国語の話ですね? 中国語はあまり得意ではないんですが、「很黒」ではなく「很黒的」の方が自然なのではという感じがします。「黄色」も「黄色的」ですかね。現代中国語はまだ学習中なのでそれほど自信はありません。中国語Wikipediaによると、現代中国語訳は 「蒼天是黒色的,大地是黄色的」となってますね。参照ください。 http://zh.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%83%E5%AD%97%E6%96%87
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- kodaisekatu
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天地玄黄=天玄,地黄。 これは,常識として,こうするのが一番理にかなっているので,そのように理解します。 同様の例:耳目聡明。これは「耳は聡(よく聞こえる),目は明(よく見える)」と順番を入れ替えなければ,理解できません。 これは,文法としてではなく,修辞として説明されます。(不確かですが,互文・互辞とかいう修辞の分類に入れられたと思います。) 詩などでは,韻を踏まなければならないなどの制約のほかに,文学的な効果=修辞表現も考えて使用しているのではないでしょうか。
お礼
文法のみならず常識や修辞の面も加味して決まるのだと理解できました。「耳目聡明」の例が助けになりました。 本日中に何方からも新たな寄稿がないときは当方の都合のよいときに締め切ります。 有り難うございました。またの機会にもよろしくお願いします。
- wawa37
- ベストアンサー率45% (137/298)
3だけ:“天玄地又黄”の方が良いような・・・
お礼
“天玄地又黄”、こうするものでしょうか。そうかもしれません。 当方の疑問は主語を「天地」としたときに自動的に「天」が「玄」で「地」が「黄」と決められるのか否かで、そこから派生しての質問文2、3でした。 有り難うございました。またの機会にもよろしくお願いします。
- Big-Baby
- ベストアンサー率58% (277/475)
>「天地」が主語、「玄黄」が述語のとき「天地」が「玄黄」なのは分かるとして、「天」が「玄」で且つ「地」が「黄」であるとまで文法上から言えるのですか、それとも日常の常識も加味して言えるのですか。 「天地」は「玄黄」と一対一に対応しているはずで、それぞれの2字熟語の語順から考えて、「天」は「玄」に「地」は「黄」に対応しているはずですが。(A・B)=(C・D)ならA=C, B=Dというようなものです。
お礼
>>(A・B)=(C・D)ならA=C, B=Dというようなものです。 納得できました。虎柄というのか、タイガースカラーというのか「天地」は「黒と黄の縞々」、「黒と黄の交じり合い」という読み取り方は成立しないのか、といった疑問がありました。将来、もっとよい例文でお尋ねするときがあればその節もよろしくお願いします。有り難うございました。
- alpha123
- ベストアンサー率35% (1721/4875)
質問の趣旨とは違う書き込みになります。 千字文は同じ文字が出てこない言い表し方で日本で言えば「いろはにほへと」(同じ音が出てこない、これを漢字にして1000) 中国や韓国の歴史ものドラマで子役が登場すると得意げに暗誦するシーンがある(おつむはいいが周囲への配慮のないお利口バカって役が多い) かけ算の九九が出来るってレベルの教育受けたか受けなかったかで差の出ることがら(朝鮮王朝時代なら庶民には漢字習う余裕なかった) 天地玄黄 宇宙洪荒 日月盈昃 辰宿列張 寒来暑往 秋収冬蔵 閏余成歳 律呂調陽 雲謄致雨 露結為霜 金生麗水 玉出崑崗 剣号巨闕 珠称夜光 菓珍李奈 菜重芥薑 海鹹河淡 鱗潜羽翔 竜師火帝 鳥官人皇 始制文字 乃服衣装 推位譲国 有虞陶唐 弔民伐罪 周発殷湯 坐朝問道 垂拱平章 愛育黎首 臣伏戎羌 遐迩壱体 率賓帰王 鳴鳳在樹 白駒食場 化被草木 頼及万方 蓋此身髪 四大五常 恭惟鞠養 豈敢毀傷 女慕貞潔 男效才良 知過必改 得能莫忘 罔談彼短 靡恃己長 信使可覆 器欲難量 墨悲糸染 詩読羔羊 景行維賢 剋念作聖 徳建名立 形端表正 空谷伝声 虚堂習聴 禍因悪積 福縁善慶 尺璧非宝 寸陰是競 資父事君 曰厳与敬 孝当竭力 忠則尽命 臨深履薄 夙興温清 似蘭斯馨 如松之盛 川流不息 淵澄取映 容止若思 言辞安定 篤初誠美 慎終宜令 栄業所基 藉甚無竟 学優登仕 摂職従政 存以甘棠 去而益詠 楽殊貴賎 礼別尊卑 上和下睦 夫唱婦随 外受傅訓 入奉母儀 諸姑伯叔 猶子比児 孔懐兄弟 同気連枝 交友投分 切磨箴規 仁慈隠惻 造次弗離 節義廉退 顛沛匪虧 性静情逸 心動神疲 守真志満 逐物意移 堅持雅操 好爵自縻 都邑華夏 東西二京 背芒面洛 浮渭拠 宮殿磐鬱 楼観飛驚 図写禽獣 画綵仙霊 丙舎傍啓 甲帳対楹 肆筵設席 鼓瑟吹笙 升階訥陛 弁転疑星 右通広内 左達承明 既集墳典 亦聚群英 杜稾鍾隷 漆書壁経 府羅将相 路侠槐卿 戸封八県 家給千兵 高冠陪輦 駆轂振纓 世禄侈富 車駕肥軽 策功茂実 勒碑刻銘 *渓伊尹 佐時阿衡 奄宅曲阜 微旦孰営 桓公匡合 済弱扶傾 綺廻漢恵 説感武丁 俊乂密勿 多士寔寧 晋楚更覇 趙魏困横 仮途滅* 践土会盟 何遵約法 韓弊煩刑 起翦頗牧 用軍最精 宣威沙漠 馳誉丹青 九州禹跡 百郡秦并 岳宗恒岱 禅主云亭 雁門紫塞 *田赤城 昆池碣石 鉅野洞庭 曠遠綿貎 巌岫杳冥 治本於農 務茲稼穡 俶載南畝 我芸黍稷 税熟貢新 勧賞黜陟 孟軻敦素 史魚秉直 庶幾中庸 労謙勤勅 聆音察理 鑑貌辯色 貽厥嘉猷 勉其祇植 省躬譏誡 寵増抗極 殆辱近恥 林睾幸即 両疏見機 解組誰逼 索居閑処 沈黙寂寥 求古尋論 散慮逍遥 欣奏累遣 感謝歓招 渠荷的歴 園莽抽条 枇杷晩翠 梧桐早彫 陳根委翳 落葉飄* 遊鶤独運 凌摩絳霄 耽読翫市 寓目嚢箱 易*攸畏 属耳垣牆 具膳餐飯 適口充腸 飽飫亨宰 飢厭糟糠 親戚故旧 老少異糧 妾御績紡 侍巾帷房 *扇員潔 銀燭*煌 昼眠夕寝 藍笋象床 絃歌酒讌 接杯挙觴 矯手頓足 悦与且康 嫡後嗣続 祭祀蒸嘗 稽*再拝 悚懼恐惶 牋牒簡要 顧答審詳 骸垢想浴 執熱願涼 驢騾犢特 駭躍超驤 誅斬賊盗 捕獲叛亡 布射遼丸 *琴阮繍 恬筆倫紙 鈞巧任釣 釈紛利俗 並皆佳妙 毛施淑姿 工*妍咲 年矢毎催 羲暉朗曜 旋*懸斡 晦魄環照 指薪脩祐 永綏吉劭 矩歩引領 俯仰廊廟 束帯矜荘 徘徊瞻眺 孤陋寡聞 愚蒙等誚 謂語助者 焉哉乎也 (欠落(表示不可)文字化けあるかも)
お礼
初句だけで、ぐだぐだ言っている人間にとっては残念ながら、残りの249句は宝の持ち腐れです。(勿体無い。) 何時か見直すときが来るものやら来ないものやら。 ともかくお礼は申します。ありがとうございました。
補足
ご回答、有り難うございます。 「天地」が主語、「玄黄」が述語のとき「天地」が「玄黄」なのは分かるとして、「天」が「玄」で且つ「地」が「黄」であるとまで文法上から言えるのですか、それとも日常の常識も加味して言えるのですか。 2、3のように主語を「天」、「地」と分離して別々にしないとどちらが「玄」、どちらが「黄」といえないのではないですか。それともこの曖昧さが漢文の特徴なのでしょうか。 「天地黄玄」と言ったとき「天の色は黄色、地の色は黒」を意味するというのなら、それはそれで分かります。(何が疑問なのか伝わるかなあ、心配です。) 今はお答に入っても入らなくても良いですが、どうやら漢文と中国語の違いをはっきり意識しないといけないらしいと感じました。従来違いを意識していませんでした。 事情が許せばご返事を下さいませ。決して急ぎはしません。