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和声分析、楽曲分析
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- mousike
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回答No.1
楽譜の向きを正しく投稿してもらえるとありがたいです。 バッハのヴァイオリン・ソナタですね。 いわゆる「ナポリの6」と呼ばれる和音です。 その小節に入った瞬間、最初の十六分音符までは fis-mollですが、 その直後から cis-moll に転調します。 「ナポリの6」とは、短調のIIの根音が半音下がっている形のもので、 イタリアのナポリ楽派の作曲家が愛用したことからそういう名称がついています。 近・現代の音楽は別として、伝統的には第1転回形でのみ使うので、「6」と言います。 cis-moll の IIの構成音は下から dis-fis-a ですが、ナポリのIIは d-fis-a、 その第1転回形なので、fis-a-d です。 ナポリの6 → Vは、和声進行の定石の一つで、 ベートーヴェンの月光ソナタの冒頭と同じです。 分析記号はメソードによって異なるので、学んでいるものに合わせてください。