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和声聴音

和声聴音についてです。私の和声(四声)の時の取り方はそれぞれのパートの音を辿って取るやり方です。横に取って行くような。 しかしそれよりも 和音記号を書き取りながらとった方が良いとアドバイスされましたがパッと聞いていま何度かさっぱりわからない状態です。 なので度数の聞き分け方の効果的な訓練方法を教えてください。

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回答No.1

こんちは。 >それぞれのパートの音を辿って取るやり方です。横に取って行くような。  各パートの音をしっかりと聞き取れているのでしょうから,よい耳を持っているようですね。 >和音記号を書き取りながらとった方が良いとアドバイスされましたが・・・  アドバイスの意図がはっきりしません。単に,四声体の課題を正確に聞きとることが目的なら,パートごとにとっても全然かまわない話です。  ただ,ハーモニーの機能も感じながら感じながら聞き取らなければ音楽的じゃないっていうアドバイスかな? 音大受験か何かであれば,課題を間違いなく聞き取ることのほうが重要でしょうから,今のままでよいのではないですか? もし,今の取り方で限界を感じていて,ハーモニーの知識や感覚を頼りにする必要がるのであれば,その時に取り組めばいいのではないですか?    >パッと聞いていま何度かさっぱりわからない状態です。 初めてギターを手にして和音をかき鳴らした人でも,おおよその人はC→Am→Dm→G7→C みたいな和音の流れや区別はできるでしょう。おそらく,質問者様もそのくらいの感覚はお持ちでしょう。(もし,その違いが理解できないようであれば致命的な欠陥ですから,早々に音楽をあきらめたほうがいいです) その感覚と同じで,Cdur:I→VI→II7→V7→Iみたいに聞き取ってメモしておけばいいだけです。 やがて,聴音課題も複雑になっていき,転調や偶成和音,内部変換,副属和音,ナポリ,ドリア,増六,借用和音,非和声音,保続音などなどが含まれるようになってくると,「あっ,ここは服属和音を経過して三度調に転調したな!」みたいにちょっとメモしておくと便利なこともあります。 ただ,そのようにハーモニーの技術で聴音課題に対応するためには,ハーモニー(和声学)の知識が必要になってきます。 質問者様が,仮に,将来演奏家を目指すにしても,作品をアナリーゼできなくては,とんでもない勘違い解釈の演奏をして笑いものにもなりかねないので,ある程度のハーモニーの知識は勉強しないとまずいでしょうが,まずは,聴音課題を間違えずに聞き取れて,なんとなくハーモニーの流れを感じ取れていれば十分ではないでしょうか。そのうち和声学を学ぶでしょうし,作品アナリーゼをするでしょうし,今,何が何でも機能和声を理解したうえで聴音する必要もないでしょう。 >度数の聞き分け方の効果的な訓練方法を教えてください。 おそらくは初歩的な4声聴音の課題でしょうから,カデンツを聞いてトニック(I,VI)サブドミナント(IV,II)ドミナント(V)を聞き分ける練習してみてください。すぐに聞き取れるようになるでしょう。(※もし,その違いが理解できないようであれば致命的な欠陥ですから,早々に音楽をあきらめたほうがいいです) もっと余裕があるようであれば,和声学の初歩を少しかじっておくといいでしょう。 ということで,頑張ってくださいね。

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