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音楽のコードについて質問します。
音楽の和声学についてはまったくのしろうとと言える者ですが、独学でギターを学んでいます。 映画「夜霧のしのび逢い」のテーマ曲のコードを見ていたら、Dmから始まって最後はDm6で終わっていました。ちょっと特殊な終止のしかただと思います。ただ趣のある終わり方なので気に入っています。 疑問に思ったので、ネットで終止について調べてみたのですが、主和音の6の和音で終わる終止については説明がまったく見当たりません。 そこで、この終止に特別な名が付いているのかどうかいうことと、和声学的な意味についてわかりやすく教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。
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質問拝見いたしました。 当たり前の様に「ド」の音を主音としたスケール(順番)は ハ・二・ホ・へ・ ト・イ・ロ・ハ ↓ ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド ですね。 しかし。 Dmで始まる曲・・これは、普通に考えると「ニ短調」(レから始まる)ですので、 「Dm」は「D」=レが主音になりますので・・。 レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ♭・ド・レ→の順番にスケールの位置が変わります。 つまり・・。 I度=Dm IV度=Gm V7=A7 ・・これが主3和音です。 そして、当たり前の様にI度の「Dm」で終わるはずが「6」が付いている。 という事で・・Dm6のコードの構成音は レ・ファ・ラに加え「シのナチュラル」がプラスされます(4和音ということです) この「6番目の音「シ」が入る事によって・・お洒落なコードに変身します。 つまり「Dm」でも十分である(ある意味当たり前である)・・最後のコードを、 あえて「Dm6」(シの音を加えることで) 素敵な響きになるように作られている(コード付けされている)という事だと思います。 もっと違う考え方にしてみると・・。 レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド・レ=ここまでで8音 その上に音を積み重ねると・・。 レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ=13個の音。 これで考えると「シ」の音は・・13番目でもあるので、 曲によっては「Dm13」というテンションコードで終わっていると考える方もいると思いますが・・。 とにかく「Dm」に6番目のおと「シ」が付いている「Dm 6」で 終わり方を素敵に聴かせるコード・・という感じです。 ハ長調(C)の場合でも・・。 最後に「C6」=ド・ミ・ソ・ラ と言うように終わらせると 長調は明るいので・・お洒落でもありますが「もっと明るいイメージ」になりますね! コードは・・1つの音を加えただけでイメージの伝わり方が変わるので・・。 色々、研究すると楽しいと思います。 長文をお許し下さいませm(__)m。
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- ts0472
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4和音 tetrad(テトラッド)と呼ばれています 基本コードの3和音は Triad(トライアド) 曲の終わりにだけ使われるコードではないです 次のコードに移る前置きという感じで使われる場合が多いです 転調含む 中途半端が心地良く聞こえるって場合もありますけど 理論はごめんなさい この辺りの情報なのかな? http://www.daxter-music.jp/harmonics/index012.html 増六和音 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A2%97%E5%85%AD%E3%81%AE%E5%92%8C%E9%9F%B3
お礼
早速の回答ありがとうございました。ナポリの6度については別な解説を探し当てましたが、意味がいまいちわかりませんでした。紹介していただいたページでも、なぜIIの和音の根音と第5音を半音さげるのかが、わかりません。音楽理論は難しいですね。まあ、そんなものかと考えることにしました。ありがとうございました。